『バーフバリ』シリーズのプラバース主演、『K.G.F』シリーズのプラシャーント・ニールが監督を務める『SALAAR/サラール』(7月5日(金)公開)の本編映像が解禁された。
インド全土が恐れる謎の都市国家“カンサール”の王座をめぐる骨肉の権力バトルを描く本作は、テルグ語圏(※1)の映画としては『バーフバリ 王の凱旋』『RRR』に次ぐ史上3位の興行記録を打ち立て、すでに第二弾も製作中の壮大なヒーローアクション叙事詩。
プラバース扮する主人公デーヴァの前に立ちはだかるのは、1000年以上続く都市国家カンサールと、その息がかかったインド全域の犯罪集団。デーヴァは、“バーフバリ”に勝るとも劣らぬインパクトを与える圧倒的なヒーロー像を提示する。そして現代が舞台でありながらも、劇中の都市国家カンサールは世紀末SF的なカオスの世界であり、個性の強すぎる有象無象がだまし合い、奪い合い、殺し合う仁義無用のバトルフィールド。幾重にも陰謀が折り重なる、生き馬の目を抜くような壮絶な権力争いからも目が離せない
この度解禁となった本編映像は、カリームナガル近郊のゴーダーヴァリカニの炭鉱で撮影された、『K.G.F』さながらの漆黒の大地と巨大トラックのシーン。25年もの間、母親から驚異の力を制限されていたデーヴァだったが、許可が出たことにより、抑圧されていた力が大爆発してしまう。片手で敵を持ち上げ涼しい顔でサングラスをかけるデーヴァの姿にポカンとしてしまう敵たちだったが、その溢れた強さに誰も抗うことはできなかった。今まで見たことがなかったデーヴァの姿に、子供たちも敬礼をし、見守っていく。まるで道には何もないかのように次々と素手で敵を倒していくデーヴァは、拾ったスカーフをアディヤ渡すと、差し出された手を握り静かに見つめるのだった。
最近の傾向として、こうしたアクション作品でVFXの使用は避けられないが、『SALAAR/サラール』に関してはプラシャーント監督の意向により極力抑えられ制作された。なんと、全体の95%がVFX不使用という。今回解禁された本編映像も、95%がVFX不使用とは思えない迫力満点の本編映像となっている。
※1 テルグ語映画とは
インドの映画のうちテルグ語で製作された映画であり、テランガーナ州に拠点を置く映画産業を指す。インドの映画産業としては、ボリウッドに次いで2番目の規模を誇る。2020年から2021年の累積興行収入は、コロナによる映画館閉鎖の影響が地域ごとに異なっていたこともあってボリウッドを上回っている。(ウィキペディアより)
『SALAAR/サラール』
出演:プラバース『バーフバリ』シリーズ、プリトヴィラージ・スクマーラン『セルロイド』、シュルティ・ハーサン『ザ・フェイス』、ジャガパティ・バーブ『ランガスタラム』
監督・脚本:プラシャーント・ニール『K.G.F』シリーズ
2023年/インド/テルグ語/シネスコ/5.1ch/174分/字幕翻訳:藤井美佳/字幕監修:山田桂子/提供:ツイン、Hulu
PG12
配給:ツイン
公式サイト:salaar-movie.com
公式X:@salaar_jp
7月5日(金)より全国ロードショー
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