第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品された、奥山大史監督の長編2作目『ぼくのお日さま』の第二弾予告とポスタービジュアルが解禁された。
本作は、雪の降る街を舞台に、吃音のあるアイスホッケー少年のタクヤ(越山敬達)と、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら(中西希亜良)、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川(池松壮亮)の3人の視点で紡がれる物語。
今回解禁された第二弾予告は、アイスホッケーの練習のためにスケート場に来ていたタクヤがフィギュアスケートを練習する少女・さくらの姿に心奪われる瞬間を捉えたシーンから始まり、カンヌ国際映画祭ディレクター、クリスチャン・ジュンヌ氏の「日本映画に新しい波がきた」というコメントが続く。
そして主題歌「ぼくのお日さま」のハンバート ハンバート・佐藤良成が手がけた劇伴が流れはじめると、「アイスダンスに挑戦してみよう」という荒川からの提案からはじまった3人が練習に試行錯誤する日々がはじまる。
映像のラストは、『二十才の微熱』『ぐるりのこと。』『恋人たち』と、徹底して「人間」を描きつづけ、最新作『お母さんが一緒』の公開も控える橋口亮輔監督が寄せた「痛みを描いていて、ちゃんと痛かった」というコメントで締められる。
あわせて解禁された本ポスタービジュアルに使用されているのは、写真家・木村和平が撮影した、田舎町のスケートリンクで出会った3人が、湖の氷の上で満面の笑顔で寄り添う姿を捉えた写真。お日さまの光の中で、尊い時間を過ごした彼らの「3つの心がひとつになった」瞬間が切り取られたビジュアルとなっている。
さらに、本作の特製ポストカードセット付きムビチケカード(前売券)が7月12日(金)発売となることも決定。特典はアイスダンスのレッスンをするタクヤとさくら、五十嵐(若葉竜也)が働くガソリンスタンドを訪れた荒川(池松壮亮)を切り取った特別写真や、荒川役の池松、タクヤ役の越山、さくら役の中西ら3人のオフショットなどがセットになった特製ポストカードセットとなっている。
ストーリー
吃音のあるアイスホッケー少年・タクヤ(越山敬達)は、「月の光」に合わせフィギュアスケートを練習する少女・さくら(中西希亜良)の姿に、心を奪われてしまう。ある日、さくらのコーチ荒川(池松壮亮)は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似て何度も転ぶタクヤを見つける。タクヤの恋の応援をしたくなった荒川は、スケート靴を貸してあげ、タクヤの練習をつきあうことに。しばらくして荒川の提案から、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習をはじめることになり……。
『ぼくのお日さま』
出演:越山敬達、中西希亜良、池松壮亮、若葉竜也、山田真歩、潤浩ほか
監督・撮影・脚本・編集:奥山大史
主題歌:ハンバート ハンバート
本編:90分
配給:東京テアトル
(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
公式サイト:bokunoohisama.com
公式X:@bokuno_ohisama
公式Instagram:@bokuno_ohisama
9/6(金)~9/8(日)テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて3日間限定先行公開
9/13(金)より全国公開
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