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『ジガルタンダ・ダブルX』公開決定 タミル語ニューウェーブ映画の鬼才カールティク・スッバラージ監督最新作

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『ピザ 死霊館へのデリバリー』(2012年)のカールティク・スッバラージ監督最新作『Jigarthanda Double X(原題)』が『ジガルタンダ・ダブルX』の邦題で、9月13日(金)より公開されることが決定した。

本作は1970年代のインド南部タミル地方を舞台にしており、70年代風レトロファンクが炸裂し、熱を帯びたグルーヴの中で激烈な社会批評を含んだドラマが展開し、最後に映画という芸術に対する特大の愛が語られる。

物語は、身に覚えのない殺人罪の容疑で捕らえられた新人警察官のキルバイが、復職の条件としてギャングの親分シーザーの暗殺を命じられるところから始まる。クリント・イーストウッドの大ファンであるシーザーに近づくため、キルバイは身分を偽りシーザーを主演にした映画の監督に名乗りを上げるが、二人の運命は思いもよらない方向に転がり始める。

主演は、超売れっ子のダンス振付師から始まり自ら監督する作品中で主演をこなすまでになったラーガヴァー・ローレンス。そして、ヒット作連発の監督から性格俳優に転身したS・J・スーリヤー。このクセの強いコンビに、『グレート・インディアン・キッチン』で鮮烈な印象を残したニミシャ・サジャヤンが絡んでいく。

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お前が芸術〈シネマ〉を選ぶのではない
芸術〈シネマ〉がお前を選ぶのだ、マイボーイ

ストーリー
警察官採用試験に受かったキルバイは、血を見ると気を失うこともある小心者。着任を間近に控えたある日、不可解な殺人事件に巻き込まれ、自身が牢に繋がれることになる。彼は、警察官への復帰の条件として、政界に強いコネクションを持つ悪徳警視ラトナクマールから、マドゥライ地方のギャングの親分シーザーの暗殺を命じられる。シーザーに近づくために、彼はサタジット・レイ門下の映像作家と身分を偽り、シーザーを主演にした映画の監督の公募に名乗りを上げる。クリント・イーストウッドの西部劇が大好きなシーザーは、キルバイを抜擢し、そこから2人の運命は思いもよらない方向に転がり始め、西ガーツ山脈を舞台にした森と巨象のウエスタンの幕が上がる。

『ジガルタンダ・ダブルX』
出演:ラーガヴァー・ローレンス(『希石』)
S・J・スーリヤー(『女神たちよ』、『マジック』、『後継者』、『マーク・アントニー』)
ニミシャ・サジャヤン(『水の影』、『グレート・インディアン・キッチン』)
監督・脚本:カールティク・スッバラージ(『ピザ 死霊館へのデリバリー』、『ジガルタンダ』)
2023年/タミル語/172分/PG12
原題:Jigarthanda Double X
日本語字幕翻訳:矢内美貴 加藤 豊
協力:ラージャー・サラヴァナン
配給:SPACEBOX
(C)Stone Bench Films (C)Five Star CreationscInvenio Origin

2024年9月13日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開

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