映画『ポライト・ソサエティ』(8月23日(金)公開)のジャパンプレミアが7月24日(水)に都内にて開催され、主演のプリヤ・カンサラが登壇した。
本作はサンダンス映画祭で批評家、観客双方からの絶賛を浴び、見事英国インディペンデント映画賞最優秀新人脚本家賞を受賞。バラク・オバマ元米国大統領の2023年お気に入り映画にも選出された新感覚の青春バトルアクション映画。
主役のリア・カーンを演じたプリヤ・カンサラ。「本作の鮮烈な印象をイメージした」という、インドの伝統衣装の一つ、華やかなレヘンガを着用して登場。劇中でも同様の華やかな伝統衣装を着用してアクションやダンスシーンもパワフルにこなした彼女は「最初にオーディションを受けたのは違う役だった」が、監督の強い希望により主役を演じることが実現したと明かす。そして「この作品に参加するまで武術は全く未経験」「撮影にインするまでの二ヶ月間で回し蹴り、ワイアーアクションを学ばなければならなかった」と苦労を語りながらも「とても楽しかったので、いまだに学んでレッスンを受けている」と述べた。
続いて、この映画のテーマの一つである<シスターフッド>にちなんで、藤岡弘、の長女で女優の天翔愛、次女で女優の天翔天音の2人がプリヤ・カンサラと同様にインドの煌びやかな伝統衣装を纏って特別ゲストとして登場。「初めて着用した」と述べる2人はそれぞれ「身体のラインが綺麗に見える切り口だったり、ゴージャスな色合いを使った衣装が、とっても素敵」「こんなに鮮やかな衣装でゴージャスな衣装を着るのがずっと夢だった」と共に喜びを滲ませた。
本作の感想について天翔愛は「アクションが本当に素晴らしかった」「アクションとダンスが融合しているところもとても新感覚で、今までにない、すごく新しいエンターテイメント」と絶賛。自身も小さな時から「自分の身は自分で守れるように」と、父の藤岡弘、に鍛えられていたと明かし「弱い女性ではなくて、自分一人でも生きていける<強い女性像>を主人公リアがアクションを通して体現」「他人ごとのように見るんではなくて、すごく私たち姉妹にも似ているなと」と共通点を感じたことを述べ「姉妹だからこそ分かる絆だったり、私たちととても似ていて」「<まさにこれ私たちだなあ>って思いながら見てました」と振り返った。
天翔天音も「リアが本当に力強くて、エネルギッシュで、何も恐れずに一人で挑んでいく意思の強さと<逃げない、負けない、屈しない、あきらめない>そんな意志が見える、女性の憧れが詰まっていて、本当にびっくりしました」と語った。本作を共に鑑賞したという、父である藤岡弘、も「民族や国境っていうものを超えて、女性だけではなく、一歩踏み出そうっていうこの勇気をすごく与えてくれる。すごくパワフルでエネルギーに溢れた、そんな作品だね」と、一緒に見ながらすごく感動していたことを明かし「リアのような女性になりなさいって言われました」と述べた。
最後に、天翔愛、天翔天音が共にプリヤに直々にレクチャーを受けながらインド映画でお馴染みの艶やかなボリウッドダンスシーンを全員で披露。鮮やかな衣装で音楽に合わせて踊ったあと、「めちゃくちゃ楽しい」「ボリウッドダンス習いたくなった」と感激する一幕も。最後、全員一緒にカンフーアクションのポーズの構えでイベントを締めくくった。
『ポライト・ソサエティ』
出演:プリヤ・カンサラ「ブリジャートン家」、リトゥ・アリヤ「アンブレラ・アカデミー」『レッド・ノーティス』
監督・脚本:ニダ・マンズール「絶叫パンクス レディパーツ!」(TV)
製作:ティム・ビーヴァン『レ・ミゼラブル』『博士と彼女のセオリー』、エリック・フェルナー『エリザベス』『ブリジット・ジョーンズの日記』
音楽:トム・ハウ『ワンダー・ウーマン』
撮影:アシュリー・コナー『ナイブス・アウト』
2023年/イギリス/英語・ウルドゥー語/104分/シネスコ/カラー/5.1ch/G/日本語字幕:田渕貴美子/原題:Polite Society/後援:ブリティッシュ・カウンシル
配給:トランスフォーマー
(C) 2022 Focus Features LLC. All rights reserved.
公式サイト:https://transformer.co.jp/m/politesociety/
公式X:@politesocietyjp
8月23日(金)新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷 ほかロードショー
関連記事
■ 『ポライト・ソサエティ』予告映像解禁 主演プリヤ・カンサラの初来日&ジャパンプレミア開催も決定
■ カンフー×ボリウッド×シスターフッドの青春バトル・アクション映画『ポライト・ソサエティ』8月23日公開決定