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『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』2025年3月14日に公開決定 『劇場版モノノ怪 唐傘』は今敏賞を受賞

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7月26日(金)より大ヒット公開中の『劇場版モノノ怪 唐傘』より、この度、『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』が2025年3月14日(金)に公開が決定したことが明らかとなった。
さらに、『劇場版モノノ怪』が、全三章で構成されているという事実も明かされ、中村健治監督のコメントも到着。また、8月2日(金)から第二章のムビチケ第一弾が発売される事が発表され、併せてデザインも公開された。

公開中の『劇場版モノノ怪 唐傘』のラストシーンにて、そのままエンドロールに入るかと思いきや、「二章・火鼠へつづく」の文字が現れ、続編の存在がサプライズで明かされたのは、公開初日に劇場に足を運んでくれたお客様に、真っ先に第二章の存在を知って欲しいという制作陣の想いが込められた演出だという。

公開初日の26日は、劇場での上映スタート前から「モノノ怪」というワードがXでトレンド入りし、その日の上映すべてが終了した後の夜中までトレンドに残り続けた。満席回が続く劇場もあり、ファンの期待と想像を超える作品の仕上がりに、終日にわたり称賛の声が多く見られた。

このたび公開された、第二章のムビチケ第一弾のデザインは、天井から壁、そして床まで艶やかな色彩が絶え間なく続く部屋に一人立つ薬売りの姿が。その手には天秤が乗っているが、まだモノノ怪の存在を知らせる気配はなさそう。
手前には将棋盤と駒のようなものが見えるが、『モノノ怪』らしく一風変わったデザインであることが確認できる。駒が床に落ちて乱れている様子から、何か異変が起きた直後ではないかと想像させられる絵柄だ。ムビチケカード購入特典として、同絵柄の和紙風A4ビジュアルカードがついてくる。

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中村健治監督 コメント
『劇場版モノノ怪』は、TV版を観ていない初見の方がいきなり鑑賞しても大丈夫なようにデザインしました。
続く二つの劇場版もちゃんと独立した一つの劇場作品として完結します。
そして「大奥」という舞台、薬売りが「モノノ怪」を斬るという作品の型は維持されますが、味付けやバランスはそれぞれ章ごとに違うものとなります。どの劇場作品から観ても大丈夫な佇まいとなっていますが、実は第一章をもう観られた皆さんは第二章、第三章の主人公達と劇場で出会っています。またそれ以外の登場人物達も引き続き「怪異」と向き合っていきます。さらに三部作全体で大きなひとつの「情念」を薬売りが斬る物語にもなっています。
全力で制作してまいりますので、引き続き、何卒皆々様、今しばらくお付きたい願いたく候!です!

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さらにこの度、ファンタジア国際映画祭の最優秀長編アニメーション賞にあたる今敏賞を受賞したことも発表された。
1966年に始まり、今年で28回目を迎える「ファンタジア国際映画祭」は、北米最大のジャンル映画祭。北米やヨーロッパ、アジアの作品を中心に数多くの映画が上映され、世界中から注目を集めています。なお、過去の同賞は「THE FIRST SLAM DUNK」や「犬王」など、世界各地で話題を集めた人気作が受賞している。

<ファンタジア国際映画祭 コメント全文>
『劇場版モノノ怪 唐傘』は、2Dアニメーションというメディアを新たな可能性へと押し進め、アートフォームのさらなる進化への扉を大きく開いた。幻想的で魅惑的な作品だ。色彩の饗宴、一コマ一コマ細部にまで細心の注意を払って作られていて、すべての視覚的要素が複雑で魅惑的な物語を生み出している。本作の素晴らしさを十分に堪能するためには大きなスクリーンで鑑賞しなければ、もったいない作品である。

<中村健治監督 コメント>
めちゃくちゃビックリして、自宅の床に倒れてしまい、しばらく動けませんでした!!!これでモントリオールが自分にとって特別な場所になりました。非常に光栄な賞をいただき感謝します。海を越えて心がつながった気がします。ありがとうございました!


本作は2006年に異例の高視聴率を記録した『怪~ayakashi~』の一編「化猫」から派生し、2007年に放送されたテレビアニメシリーズ「モノノ怪」が17年の時を経て新生した劇場版で、謎の男・薬売りが大奥を舞台に、女性たちの情念から生まれたモノノ怪に立ち向かう物語だ。
CGと和紙テクスチャを組み合わせた斬新な手法で生み出された絵巻物のような唯一無二の世界観と、主人公・薬売りのミステリアスな魅力により、根強く愛されている。

主人公・薬売り役を演じた神谷浩史は先日都内劇場で行われた舞台挨拶で、「観れば観るほど解像度が上がるフィルムです。自分の人生や心が豊かになる作品を、映画館という『劇場版モノノ怪 唐傘』を観るに相応しい贅沢な空間で何度でも楽しんでもらえたら幸いです」と観客にメッセージを贈った。海外でも絶賛された本作を、ぜひ劇場の大スクリーンでご覧いただきたい。

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ストーリー
大奥とは、世を統べる“天子様”の世継ぎを産むために各地から美女・才女たちが集められた“女の園”であると同時に、重要な官僚機構でもある特別な場所。独自の掟が敷かれた“社会”でもあるこの異質な空間に、新人女中のアサ(黒沢ともよ)とカメ(悠木碧)が足を踏み入れる。
キャリアアップを図る才色兼備のアサ、憧れの大奥に居場所を求めるカメ。正反対の二人は初日から、大奥で信仰される“御水様”に「自分の大切なもの」を捧げるという、集団に染まるための“儀式”に参加させられる。そこで起きた出来事をきっかけに、二人の間には絆が生まれてゆく。
御年寄の歌山(小山茉美)は、大奥の繁栄と永続を第一に考え女中たちをまとめあげるが、無表情な顔の裏に何かを隠している。
そんな中、少しずつ、彼女たちを覆っていく“何か”。夜ごと蓄積されていく女たちの情念、どこからともなく響いてくる唐傘がカラカラと回るような異音、取り憑かれたように理性を失っていく女中…。
ついに決定的な悲劇が起こり、薬売り(神谷浩史)はモノノ怪を追って大奥の中心まで進むが、モノノ怪を斬り祓うことができる退魔の剣は「形」「真」「理」の三様が揃わなければ、封印を解き抜くことが叶わない。薬売りが大奥に隠された恐ろしくも切ない真実に触れるとき、退魔と救済の儀が始まる――。

『劇場版モノノ怪 唐傘』
出演:神谷浩史、黒沢ともよ、悠木碧、花澤香菜、小山茉美、戸松遥、日笠陽子、甲斐田裕子、ゆかな、梶 裕貴、福山 潤、細見大輔、入野自由、津田健次郎
監督:中村健治
キャラクターデザイン:永田狐子 アニメーションキャラデザイン・総作画監督:高橋裕一 美術設定:上遠野洋一 美術監督:倉本章 斎藤陽子 美術監修:倉橋隆 色彩設計:辻田邦夫 ビジュアルディレクター:泉津井陽一 3D監督:白井賢一 編集:西山茂 音響監督:長崎行男 音楽:岩崎琢
主題歌:「Love Sick」アイナ・ジ・エンド(avex trax)
プロデューサー:佐藤公章 須藤雄樹
企画プロデュース:山本幸治
制作:ツインエンジンEOTA
配給:ツインエンジン ギグリーボックス
(C)ツインエンジン

公式サイト:https://www.mononoke-movie.com/
公式X:@anime_mononoke

『劇場版モノノ怪 唐傘』大ヒット公開中

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