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『ニューノーマル』チョン・ボムシク監督インタビュー&著名人コメント解禁 チェ・ジウの来日も決定

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『ニューノーマル』(8月16日(金)全国公開)より、チョン・ボムシク監督のオフィシャルインタビューと総勢12名の著名人によるオピニオンコメントが解禁された。さらに、本作で7年ぶりにスクリーンに復帰するチェ・ジウが緊急来日し、初日記念プレミアムイベントが開催となることも決定した。

ソウルでは女性ばかりを狙う連続殺人事件が多発し、世間を賑わせていた。ある日、マンションで一人暮らしをしているヒョンジョン(チェ・ジウ)の元に火災報知器の点検をしに来たという中年の男性が訪ねてくる。図々しく家の中に入ってくる怪しげな男性に不安を覚えるヒョンジョン。一方、デートアプリでマッチングした相手と待ち合わせをしているヒョンス(イ・ユミ)。しかし、そこに現れたのは思いも寄らない人物だった。交差する2つの出来事が予想だにしない結末を巻き起こす…。

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チョン・ボムシク監督

これまで一貫して“恐怖”についての映画を作ってきたチョン・ボムシク監督。「誰かを、あるいは何かを憎む心が複製され、強化されて作られた結果が「最高の恐怖」「最悪の恐怖」になるのではないでしょうか。多くの方が恐怖だけを見せているのであれば、私は希望を描こうと考えるでしょうが、多くの方が幻みたいな希望ばかりを描くので、私は恐怖を見せるのだと思います。実際、希望よりも恐怖が蔓延している時代だと思います」と恐怖を描き続ける理由を語った。

登場人物たちが平凡な日常から突如狂気に引きずり込まれてゆく本作。観る者に“これは他人事ではない”と感じさせるが、「実は、そういった点を感じてほしいと思い、この作品を構想したところがあります。私たちは知らないと思っている人たち同士でも、実は繋がっているんだということも伝えたかったんです」とコメント。

また、『ニューノーマル』というタイトルについては、「以前は異常だったことをいつの間にか受け入れ、無感覚になっている人々を見ていると、この映画が描くものが現実の世界でも<新たな日常>になりつつあると感じます。この作品では、<ニューノーマル>に対する解決策を提示するというよりも、とにかくまずは問題提起をしてみようという思いでした。このような状況になった時に、『どうしたらいいのかな』って考えますよね。そうやって悩むことが改善につながっていくというふうに思いました。今の時代の希望というよりも、絶望を提示することによって問題提起をしたいという思いです」と本作に込めた想いを明かした。

そして、日本公開に向け「海外の多くの映画祭から招かれて、ありがたいことに多くの賞賛と反響をいただきましたが、まだアジア地域の反応は知りません。特に日本は韓国と似たような社会状況だと思うのですが、日本の観客の皆さんがどのように観てくださるのかが一番気になります。『ニューノーマル』への応援宜しくお願い致します」とメッセージを寄せた。

また今回、芸人のこがけんや映画監督の宮岡太郎、声優の野水伊織ら総勢12名から到着したオピニオンコメントは以下の通り。

オピニオンコメント(順不同・敬称略)

おいおいおい!まごうことなきホラーでありながら、なんてエモいんだ…!
不穏な映像と不釣り合いなエモい音楽が、この世界に生きる人々の悲哀を皮肉たっぷりに演出する。
断片を垣間見たにすぎない彼らの人生に、ついつい想いを馳せてしまうエンディングも、実にエモい!ホラーを観てこんな気持ちになるなんて…!
ここに、〝エモホラー〟爆誕です!
こがけん(芸人)

この世界は様々な孤独や葛藤、そして残酷さで溢れている。一見別々に見えるそれらは、実はどこかで繋がっている。そんな可視化の難しい事実を、独創的なキャラクター達とセンス抜群の恐怖表現で描き出した一本。ネオ・スリラーと言うべき全く新しい恐怖映画がここに。
宮岡太郎(映画監督/映画レビュアー)

コミカルな音楽と演出に乗せて、この世の地獄を叩きつけてくる113分。
今日の他人の不幸は明日の自分の成れの果てだと言わんばかりの因果に、胸が締め付けられ泣きたくなった。
きっとこれが「ニューノーマル」。
善人も悪人も死ぬときはみんな平等。
いい人でいればいいことがある時代は、終わってしまったのかもしれない。
野水伊織(映画感想屋声優)

平山夢明先生の作品や『トリハダ』を思い起こさせる韓国産人怖系映画!
色んな人の様々な被害ケースを映画で知ることになるが…こんなの防ぎようがない!どうしろっていうんだ!
見たら最後。誰もが今後の生き方を考え直すことになるでしょう。
ジャガモンド 斉藤正伸(お笑いコンビ/映画紹介人)

ただ恐ろしいだけではなく、ユーモアや悲哀などの要素も取り入れた奥深さが本作の魅力。ウェブトゥーン的なライトさと、多層的な見応えのあるドラマの両方が楽しめる。血生臭くも切ない余韻がしばらく心から消えない。
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)

邪悪なユーモアと日常に潜むカオス、そして破滅的なカタルシスのモンタージュ。
殺伐とした大都市で芽吹いた孤独と悪意の連鎖反応は気色悪いのに小気味良い。
まったく、我々はなんて世界を生きているんだ!
ISO(ライター)

一人暮らしの美女、車椅子の老婆を助ける少年。隣室の女性を盗撮するストーカー大学生。韓国の今を象徴する人物たちが、突然牙をむく「もう一つの現実」に飲み込まれていく。脚本と撮影の巧みさに酔いしれました。
CDB(映画ライター)

6人の主人公たちが繰り広げる恐怖のスリラー作品。一つひとつの物語は関連のないように見えるけど、実は繋がっている。色んな伏線に気付いた瞬間、鳥肌が止まりませんでした!
MIUの韓ドラ部屋(韓ドラライター)

誰にでも起こるかもしれない何気ない日常の中の狂気や危険、そしてそれらが絡み合うユニークな構成
どこか馬鹿らしく笑え、そして世の中の不条理にやるせない気持ちになり最後は不思議と明日も頑張ろうと思える満足感
漠然と日常に満足してない方是非お勧めです
ミミカ・モーフ(ホラー映画紹介Vtuber)

幽霊なんて必要ない、
やっぱり人間がいちばんコワイ。
衝撃の展開でまんまと騙される反転「ヒトコワ」系スリラー、「コンジアム」チョン・ボムシク監督はスリラーでもやっぱり凄い!!!
…何も考えずに観ると後ろから鉄球でぶん殴られるよ…?
mikoザウルス(韓国映画沼の住人)

コンビニに並ぶ商品のように“きれい”に包装された、人々の欲望、絶望、狂気。
目を覆うどころか目が離せないのは何故なのか。
その暗い誘惑を誰しもが抱えながら、したたかに生きていることを知っているからかもしれない。
日常に転がるダークネスをここまで小気味良く鮮やかに描いた作品は稀有だ
Yumi(フリーアナウンサー)

〈Kホラーの巨匠〉チョン・ボムシク監督が描くのは私たちの日常に潜む恐怖。
フィクションだとわかっていてもありえない話ではないと気付かされるその瞬間がホラー。
良心ですら踏みにじられる世の中で一番恐ろしいのは紛れもなく「人間」です。
みんしる(韓流ナビゲーター/MC)

チェ・ジウ緊急来日
初日記念プレミアムイベント開催決定

本作の公開にあわせて、チェ・ジウの来日と初日記念プレミアムイベントの開催が決定。先日8年ぶりの来日で話題となったが、映画のプロモーションとしては久しぶりの来日となる。

■ 8月16日(金)
会場:新宿ピカデリー
時間:18:30の回(上映前舞台挨拶)
登壇者:チェ・ジウ
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。

● 抽選申込販売「プレリザーブ」
申込受付期間:8月7日(水)11:00~8月9日(金)11:00
※抽選結果発表は8月9日(金)18:00頃
ぴあ販売ページ:
https://w.pia.jp/t/newnormal-movie/
※注意事項などの詳細も上記URLよりご確認ください

<チケット販売方法・料金>
販売方法:チケットぴあHPでの販売となります。
料金:2,800円均一
※ムビチケおよび各種割引はご使用頂けません
※当日残数がある場合のみ、劇場で販売いたします

『ニューノーマル』
出演:チェ・ジウ「冬のソナタ」、イ・ユミ「イカゲーム」、チェ・ミンホ(SHINee)「ザ・ファビュラス」、ピョ・ジフン(Block B)「ホテル・デルーナ」、ハ・ダイン、チョン・ドンウォン
監督・脚本:チョン・ボムシク『コンジアム』
2023年/韓国/韓国語5.1ch/113分
原題:뉴 노멀(英題:NEW NORMAL)/字幕翻訳:根本理恵
提供:AMGエンタテインメント/ストリームメディアコーポレーション
配給:AMGエンタテインメント
(C)2023 UNPA STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.

公式サイト:https://newnormal-movie.jp/
公式X:@newnormal_movie

2024年8月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開

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