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リチャード・リンクレイター監督最新作『ヒットマン』グレン・パウエル演じる“偽の殺し屋”の初仕事シーン解禁

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リチャード・リンクレイター監督の最新作で、グレン・パウエルが主演を務める『ヒットマン』(9月13日(金)公開)より、本編映像が解禁された。

本作は1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していた人物の実話にインスパイアされた、ちょっぴりセクシーでスリリングなクライム・コメディ。2023年ヴェネツィア国際映画祭でのプレミア上映をはじめ、サンダンス映画祭、トロント国際映画祭など数々の映画祭で上映され、米大手口コミサイトの「Rotten Tomatoes」でも、批評家のスコアが98%(5/28時点)と好評を博した。

今回解禁されたのは、グレン扮するゲイリー・ジョンソンがひょんなことから初の偽のヒットマンの仕事をする本編映像。ゲイリーは、普段は2匹の猫と静かに暮らす大学教授でありながら、地元警察の捜査官として依頼殺人の捜査に盗撮や盗聴の技術スタッフとして協力していた。しかし、ある日おとり捜査で殺し屋役となるはずの警官ジャスパーが職務停止となり、ゲイリーに白羽の矢が立つ。断ろうとするも有無を言わさず殺し屋“ビリー”になることに。ジャスパーにコツを尋ねると「大事なのは、信じ込ませること。相手が望む殺し屋になれ」と言われるが…。

映像に映し出されるのは、“ビリー”になったゲイリーが初めての依頼人と依頼内容を詰めるシーン。逮捕に繋げるためには、依頼人の口から殺人依頼の言質を取らなければいけない。そのために、ひとしきり話をした後“契約”という名目で殺人依頼をさせることに。

まずは“ビリー”から「契約したなら1週間後にズラかるな。俺の目を見て正確に指示を出せ」とルール説明。依頼人は多少違和感を感じつつも「マジかよ、とっくに伝わったかもんかと。アイツを殺してくれ、どんな手を使ってでも」と正式に依頼。それを盗聴していた警官たちは「よし、逮捕だ!やった」と動き始める。一方、依頼人は安心しきり「大したもんだ。マジですげえ仕事だよ」とダイナーを出て“ビリー”と固い握手を交わす。その瞬間パトカーのサイレンが鳴り、警察が依頼人を後ろ手に逮捕。ゲイリーの意外な才能が開花した見事な初仕事となった。

実在のゲイリー・ジョンソンはこの方法で、依頼人に応じて相手が望む殺し屋に扮して依頼をさせ、1990年頃から偽の殺し屋として警察に協力し始め70人以上を逮捕に導いた。本作では、実際の依頼者のエピソードを基にリンクレイター監督とグレンが共同脚本も手掛けている。

ストーリー
ニューオーリンズで2匹の猫と静かに暮らすゲイリー・ジョンソン(グレン・パウエル)。彼は大学で心理学と哲学を教える一方で、地元警察に技術スタッフとして協力していた。ある日、おとり捜査で殺し屋役となるはずの警官が職務停止となり、ゲイリーが急遽代わりを務めることに。これをきっかけに、殺しの依頼人を捕まえるためにさまざまな姿や人格に変身する才能を発揮し、有罪判決を勝ち取るための証拠を引き出し、次々と逮捕へ導いていく。ところが、支配的な夫との生活に傷つき、追い詰められた女性・マディソン(アドリア・アルホナ)が、夫の殺害を依頼してきたことで、ゲイリーはモラルに反する領域に足を踏み入れてしまうことに。逮捕するはずの相手に対し「この金で家を出て新しい人生を手に入れろ」と見逃してしまう……!そして二人の関係はリスクの連鎖を引き起こしていくことに。

『ヒットマン』
出演:グレン・パウエル、アドリア・アルホナ、オースティン・アメリオ、レタ、サンジャイ・ラオ
監督:リチャード・リンクレイター
脚本:リチャード・リンクレイター&グレン・パウエル
原題:HIT MAN/2023年/アメリカ映画/英語/115分/シネスコ/カラー/5.1ch/日本語字幕:星加久実
PG12
配給:KADOKAWA
(C) 2023 ALL THE HITS, LLC ALL RIGHTS RESERVED

公式サイト:https://hit-man-movie.jp/

9月13日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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