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『ヒットマン』グレン・パウエルが“偽の殺し屋”になりきるために動画サイトで研究 本編映像解禁

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グレン・パウエルが主演を務めるリチャード・リンクレイター監督最新作『ヒットマン』(9月13日()公開)より、本編映像が解禁された。

今回解禁されたのは、実在した偽の殺し屋のオーダーの仕方と、グレン扮するゲイリー・ジョンソンが顧客のニーズに応じて様々な殺し屋のイメージを作るべく動画サイトを見て役作りの研究をするシーン。

映像では、キャバクラのようなところで男がお店の女性に「ちょっと手伝ってくれる男を探してる。最近揉めててな。誰か知らないか?」と話を持ちかける。女性は「探ってみる」と余裕たっぷりに返答し、「マジか知らないけどめっちゃ怪しい男よ。怖かった」と言いながら警察に電話をする。このような流れで依頼人はほぼ警察にたどり着くという。

すると、偽の殺し屋ゲイリーのところに警察から依頼が入る。オーダーが入ると、ゲイリーはその依頼人のキャラクターを分析し、どんな殺し屋を望んでいるかを炙り出し、それに沿った殺し屋になりきって登場するため、動画サイトでカツラの被り方、訛り、もみあげの作り方、歯のヤニの付け方、普段の自分とは違うキャラクターの服装など、大学教授らしい真面目なやり方でノートを取りながら研究している様子が収められている。

このキャラクター作りに関しては、台本には書かれていたものの、ヘアメイク・衣装などは、メイク担当、衣装担当、そしてグレンで行われたそうで、監督自身も初めてみるのが撮影当日だったという。

この役作りについて、グレンは「クレイジーなプロセスだった。人を殺したいと思う依頼人に対してゲイリーがどうペルソナを被るかは、彼らが何を見たいかによって変わる。そこから考えるんだ。ゲイリーと依頼人の間でつくっていく。私たちはギリギリまで脚本を練っていて、ヒットマンたちの人格は直前までリックには見せなかった。ヘアメイクのテストも見せなかった。だから毎回、私がヒットマン姿でバンから出ていくときはいつも楽しかった」と、心からこのプロセスを楽しんでいたようだ。

それを見たリンクレイターは「私はグレンとタラ(メイク担当)を称賛したい。ちょっとやり過ぎたけど、とても楽しかった。たまには派手にやるのも楽しかったな」と称賛。グレン・パウエルの七変化にも注目したい。

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ストーリー
ニューオーリンズで2匹の猫と静かに暮らすゲイリー・ジョンソン(グレン・パウエル)。彼は大学で心理学と哲学を教える一方で、地元警察に技術スタッフとして協力していた。ある日、おとり捜査で殺し屋役となるはずの警官が職務停止となり、ゲイリーが急遽代わりを務めることに。これをきっかけに、殺しの依頼人を捕まえるためにさまざまな姿や人格に変身する才能を発揮し、有罪判決を勝ち取るための証拠を引き出し、次々と逮捕へ導いていく。ところが、支配的な夫との生活に傷つき、追い詰められた女性・マディソン(アドリア・アルホナ)が、夫の殺害を依頼してきたことで、ゲイリーはモラルに反する領域に足を踏み入れてしまうことに。逮捕するはずの相手に対し「この金で家を出て新しい人生を手に入れろ」と見逃してしまう……!そして二人の関係はリスクの連鎖を引き起こしていくことに。

『ヒットマン』
出演:グレン・パウエル、アドリア・アルホナ、オースティン・アメリオ、レタ、サンジャイ・ラオ
監督:リチャード・リンクレイター
脚本:リチャード・リンクレイター&グレン・パウエル
原題:HIT MAN/2023年/アメリカ映画/英語/115分/シネスコ/カラー/5.1ch/日本語字幕:星加久実
PG12
配給:KADOKAWA
(C) 2023 ALL THE HITS, LLC ALL RIGHTS RESERVED

公式サイト:https://hit-man-movie.jp/

9月13日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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