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坂本美雨が日本語版ナレーションを担当『忘れない、パレスチナの子どもたちを』日本語版予告&本編抜き映像公開

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フライヤービジュアル

ドキュメンタリー映画『忘れない、パレスチナの子どもたちを』の日本語版ナレーションに坂本美雨が決定し、コメントが到着。あわせて日本語版予告映像、本編抜き映像、フライヤービジュアルが公開された。

2021年5月の11日間。イスラエル軍の空爆により少なくとも67人のガザの子供たちが亡くなった。昨年2023年10月7日にはイスラム組織ハマスとイスラエル軍の対立が激化し、未だ停戦の兆しが見えないまま今も戦闘が続き、犠牲者が増え続けるパレスチナ・ガザ地区。ガザ保健省によると、死亡者数は4万人を超え、そのうちの4割近い約1万5000人以上が子供と発表された。(2024.8.16時点)

攻撃が起こった当時、ニュースを見たイギリス人映画監督マイケル・ウィンターボトムは、パレスチナ人映画監督ムハンマド・サウワーフと協力し、これらの幼い犠牲者を追悼する映画を作ろうと決意。そしてその攻撃からわずか1か月後、サウワーフとウィンターボトムのドキュメンタリー映画『忘れない、パレスチナの子どもたちを』の撮影が開始された。突然大切な人を失った家族や個人の証言やアーカイブを通じて、世界中の子供たちと同様に、希望、夢、野心を持つ、男の子や女の子としてそれぞれの子供たちの物語を語る。音楽は『メッセージ』のマックス・リヒターが手掛けた。

日本語版ナレーションに、ミュージシャン・坂本美雨が参加。激化するパレスチナについて日々発信を続け、アーティストによるガザの人道支援チャリティーオークション<Watermelon Seeds Fundraiser>の立ち上げや実施など、積極的に呼びかけをする坂本が、本国版で女優ゾーイ・ウェイツがつとめたナレーションを、すべてを包み込むような声と語り口で語りかける。

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坂本美雨
撮影:ハービー・山口

そのナレーション収録風景を撮影したのは、写真家、ハービー・山口。2013 年にはガザ西岸地区に赴き、紛争の中、市井の人たちの生き生きをとした姿を収めた山口が撮影した坂本は、真摯で慈愛に満ちながらも強さと憤りを感じる表情を切り取っている。

ドキュメンタリー映画『忘れない、パレスチナの子どもたちを』は10月4日(金)より、アップリンク吉祥寺、アップリンク京都ほかにて全国順次公開。アップリンクでは、本作の公開に伴い、映画料金のうち100円をガザの子どもたちを支援する団体に寄付する。

コメント

忘れない、パレスチナの子どもたちを
いまパレスチナで起きていることは“戦争”でも“宗教の争い”でも“ハマスが10月7日にしたことへの報復”でもなく、76年間続いてきたイスラエルによるパレスチナ人の虐殺と民族浄化です。いまこの瞬間も世界は、無実の子どもが殺されることを許している。好きなことがあった、やりたいことがあった子どもたち。この映画は消されてしまった命の一つ一つの物語を、私たちの胸にひとりひとり、刻みつける。
坂本美雨(ミュージシャン)

第2弾予告映像(坂本美雨ナレーション日本語版)

本編抜き映像

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『忘れない、パレスチナの子どもたちを』
監督:ムハンマド・サウワーフ、マイケル・ウィンターボトム
ナレーション:ゾーイ・ウェイツ(英語版)、坂本美雨(日本語版)
撮影監督:サラ・アルハウ
音楽:マックス・リヒター
録音技師:メルワン・アル・サワ
サウンドエディター、リレコーディングミキサー:ロバート・ファー
カメラオペレーター:ハソナ・アルジェルジャウ
カメラアシスタント:ムハンマド・カデル
録音技師:メルワン・アル・サワフ
プロデューサー:ベン・ピアース、ハシム・アルサラフ、ムハンマド・サウワーフ、マイケル・ウィンターボトム
エグゼクティブプロデューサー:メリッサ・パーメンター
日本語字幕翻訳:M.Nakamura
字幕監修:師岡カリーマ・エルサムニー
(2022年/イギリス/英語・アラビア語/84分/DCP/カラー/原題:ELEVEN DAYS IN MAY/G)
配給:アップリンク
(C)Revolution Films 2022

公式X:https://x.com/uplink_senden

10月4日(金)より、アップリンク吉祥寺、アップリンク京都 ほか 全国順次公開

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