『ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー』シャーリーズ・セロンらがガリアーノの魅力を語る本編映像公開

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本日9月20日より公開の映画『ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー』の公開を記念し、シャーリーズ・セロン、ペネロペ・クルス、ミラ・ジョヴォヴィッチ、レニー・クラヴィッツ、スティーブン・タイラーらがガリアーノの魅力を語る本編映像が公開された。

映像では、90年代、ファッション界が最も煌びやかでお祭り騒ぎのようだった当時のガリアーノのサクセスストーリーが、超有名セレブリティらへのインタビューによって紡がれていく。興奮気味にガリアーノの魅力を語るスターたちが次々に映し出され、ガリアーノがいかに愛されているのか、その熱量が画面越しにも伝わる内容となっている。

シャーリーズ・セロンは「他のデザイナーとは違った。どこか変わっていて個性的だしこだわり派」と唯一無二の存在であることを話し、ペネロペ・クルスは夫である俳優ハビエル・バルデムとの結婚をガリアーノに報告した時のことを「ジョンと(ガリアーノのパートナーである)アレクシスは即座に”ドレスは任せて”と。私からお願いする暇もなかった。愛が詰まったドレスだった。時間をかけ細部まで丁寧に見事に仕立ててくれた」と振り返った。
そして、レニー・クラヴィッツは「デザイナーというより芸術家」と大絶賛。スティーブン・タイラーに至っては「彼が大好きだ」とガリアーノ愛を炸裂させている。

強烈な個性と圧倒的な存在感を放ち、一世を風靡していたガリアーノだが、自身のヘイトクライム発言によって状況は一転し転落の道を辿ってファッション業界から姿を消すことに。それから2014年、メゾン・マルタン・マルジェラのクリエイティブ・ディレクターとして電撃復帰を果たし、世間を驚かせた。

このガリアーノを巡るストーリーは、一部の人々にとっては未だに物議を醸しており、その論争に巻き込まれたくないと考える人も少なからずいたようだ。その一方で彼を本当に愛し、当時起きたことは何か異常なことで彼の本当の姿ではないと考え、本作に参加した人たちが大勢いたのも事実。彼らはガリアーノへの熱い想いを持ちながら出演を快諾して非常にオープンに話をしてくれたことが映像からも見てとれるだろう。

『ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー』は、全国公開中。

『ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー』
出演:ジョン・ガリアーノ ケイト・モス シドニー・トレダノ ナオミ・キャンベル ペネロペ・クルス シャーリーズ・セロン アナ・ウィンター エドワード・エニンフル ベルナール・アルノー
監督・プロデューサー:ケヴィン・マクドナルド(『モーリタニアン 黒塗りの記録』)
2023年/イギリス/英語・仏語/116分/カラー/ビスタ/原題:High & Low -John Galliano
字幕翻訳:チオキ真理
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
(C) 2023 KGB Films JG Ltd

公式サイト:jg-movie.com

新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開中

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