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第76回カンヌ国際映画祭ACID部門オープニング作品 ジャンヌ・バリバール主演『山逢いのホテルで』予告編&場面写真解禁

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ジャンヌ・バリバール主演『山逢いのホテルで』の日本版予告編と場面写真13点が解禁された。

スイスの壮大な山々と湖畔に囲まれた、世界最大級のグランド・ディクサンス・ダムの麓に実在するホテルを舞台に、息子への献身的な愛と現実逃避の夢の間で揺れる女性を描き、第76回カンヌ国際映画祭ACID部門のオープニングを飾るなど各国の映画祭で高い評価を得た本作。

主演は、マチュー・アマルリック監督『バルバラ セーヌの黒いバラ』(17)でセザール賞主演女優賞に輝き、現在上映中の『ボレロ 永遠の旋律』(24)では圧巻のダンスを披露したフランスの名優、ジャンヌ・バリバール。

解禁された予告編は、舞台となるスイスアルプスをのぞむ小さな町で、白いドレスを纏ったクローディーヌが山間を走る電車に乗り、大きなダムのほとりを歩いて、山の上のホテルに向かうシーンから始まる。毎週火曜日、一人旅の男性客を選んではその場限りのアヴァンチュールを楽しむ一方で、彼女は、障がいのある息子を一人で育てながら、仕立て屋を営む母親というもうひとつの顔を持っている。

そんな彼女の二重生活は、一人の男性、ミヒャエルとの出会いによって大きく揺さぶられることになる。「私の夢は あなたと一日中一緒に過ごし 私を忘れること」そう願うクローディーヌに、ミヒャエルはアルゼンチンに「一緒に来ないか」と問いかける。果たして、クローディーヌが最後に選んだ道とは。

監督・脚本を手掛けたスイスの新鋭、マキシム・ラッパズは演出にあたり「登場人物の内なる感情を揺さぶり、観客に自分自身の感情や希望、そして起こりうる苦悩について考えるきっかけとなるような空間と時間を提供しようと努めました」とコメント。長編デビュー作となる本作で俳優たち感情の変化を丁寧に紡ぎ出し、切ない大人のラブストーリーを描いている。

あわせて解禁された場面写真は、ホテルへ向かう道中のダムのほとりを歩く姿、毅然と一人の男性客を誘う姿、息子の隣で仕立て屋の仕事に励む姿、ミヒャエルと恋に落ちる表情など、様々なクローディーヌの姿が切り取られている。

『山逢いのホテルで』は、11月29日(金)より全国順次公開。

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ストーリー
スイスアルプスをのぞむ小さな町で、障がいのある息子をひとり育てる仕立て屋のクローディーヌ。毎週火曜日、彼女は山間のリゾートホテルで一人旅の男性客を選んでは、その場限りのアヴァンチュールを楽しむ、もう一つの顔を持っている。そんな中現れたある男性との出逢いが、彼女の日常を大きく揺さぶることになる。もう恋を追いかけることなど想像もしなかったクローディーヌは、再び女として目覚めようとしていた……。

『山逢いのホテルで』
出演:ジャンヌ・バリバール、トマス・サーバッハー、ピエール=アントワーヌ・デュベ、ヴェロニク・メルムー
監督・脚本:マキシム・ラッパズ
2023年/スイス、フランス、ベルギー/フランス語/92分/カラー/1.66:1/5.1ch
原題:Laissez-Moi
字幕:齋藤敦子
配給:ミモザフィルムズ
(C) GoldenEggProduction | Paraíso Production | Fox the Fox 2023

公式サイト:https://mimosafilms.com/letmego/

11/29(金)よりシネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

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