綾瀬はるか主演、森井勇佑監督最新作『ルート29』のメイキング写真が公開された。
デビュー作『こちらあみ子』で第27回新藤兼人賞金賞はじめ数多くの賞を受賞した森井監督が、詩人・中尾太一の「ルート29、解放」からインスピレーションを受け、映画の舞台ともなった姫路から鳥取を結ぶ一本道の国道29号線を約一ヶ月間旅をし、脚本を完成させた本作。
その独創的なストーリーは、綾瀬演じる他者とコミュニケーションを取ることをあまりしない主人公トンボが、風変わりな女の子ハルを連れて旅に出る物語。旅先でのさまざまな出会い、そこで次第に深まるハルとの絆によって、からっぽだった心に喜びや悲しみの感情が満ちていく時間を綴ったロードムービー。
ハル役には『こちらあみ子』で第36回高崎映画祭最優秀新人俳優賞を受賞した大沢一菜。森井監督作品には2作品続けての登場となる。そのほか、市川実日子、高良健吾、原田琥之佑、河井青葉、渡辺美佐子らが集結した。また、第37回東京国際映画祭の【ガラ・セレクション】部門への正式招待も決定している。
公開されたメイキング写真では、トンボとハルの関係性そのままに、綾瀬と⼤沢が撮影を楽しむ様⼦が切り取られている。ふたりで⾞やロープウェイに乗り笑顔を⾒せる姿、カヌーを⼀⽣懸命に漕ぐ姿、⽯を積み上げて遊ぶ姿、ヤギを⾒つめる姿など、⼤沢と綾瀬の距離が縮まっていく様子が映し出されている。
2023年7⽉下旬から約1ヵ⽉間かけて、オールロケによって敢⾏された本作の撮影ならではの、⽇本の原⾵景ともいえる場所の数々のノスタルジックな雰囲気も感じられ、綾瀬⾃⾝も、「⼀菜ちゃんとスタッフさんの掛け合いを⾒ていても、“親戚のおじさんたちが夏休みに集まっている時間”に⾒えるほど(笑)、穏やかな時間を過ごしていました」と表現するように、⾮⽇常感のある⼤⼈の夏休みが感じられる写真となっている。
『ルート29』は11月8日(金)より公開。
ストーリー
鳥取の町で清掃員として働いている女性・のり子(綾瀬はるか)は、いつもひとりぼっち。ある日、仕事で訪れた病院で、入院患者の理映子(市川実日子)から「姫路にいる私の娘をここに連れてきてほしい」と頼まれた彼女は、何かに突き動かされるように姫路へと向かう。のり子が見つけることができた少女・ハル(大沢一菜)は、森の中で秘密基地を作って遊ぶ風変わりな女の子だった。初対面ののり子の顔を見て、「トンボ」というあだ名をつけるハル。さまざまな人たちと出会いながら、姫路から鳥取まで一本道の国道29号線を進んでいく2人の旅がはじまった。
『ルート29』
出演:綾瀬はるか 大沢一菜 伊佐山ひろ子 高良健吾 原田琥之佑 大西力 松浦伸也/河井青葉 渡辺美佐子/市川実日子
監督・脚本:森井勇佑
原作:中尾太一「ルート29、解放」(書肆子午線)
主題歌:「Mirror」Bialystocks(IRORI Records / PONY CANYON)
製作:東京テアトル U-NEXT ホリプロ ハーベストフィルム リトルモア
配給:東京テアトル リトルモア
(C)2024「ルート29」製作委員会
公式サイト:route29-movie.com/
公式X:@route29movie
11月8日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
関連記事
■ 【プレゼント】キャスト&監督登壇予定!綾瀬はるか主演『ルート29』舞台挨拶付き完成披露試写会に12組24名様ご招待☆
■ 『ルート29』第37回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門に正式招待 綾瀬はるか、初登壇へ
■ 綾瀬はるか主演『ルート29』楽しさと切なさが凝縮した予告編公開 主題歌はBialystocksの書き下ろし曲「Mirror」
■ 綾瀬はるか×森井勇佑監督『ルート29』に市川実日子、高良健吾、河井青葉、伊佐山ひろ子、原田琥之佑、渡辺美佐子らが出演
■ 綾瀬はるか主演×森井勇佑監督のロードムービー『ルート29』30秒特報映像、ティザービジュアル解禁
■ 綾瀬はるか主演『ルート29』今秋公開決定、場面写真&コメント解禁 監督は『こちらあみ子』の森井勇佑