「妖怪学校の先生はじめました!」(10月8日(火)よりアニメ放送・配信開始)の舞台挨拶付き先行上映会が10月5日に新宿バルト9で行われ、声優を務めた逢坂良太、鈴木崚汰、福山潤、谷江玲音が登壇した。
MCを務める狸塚豆吉役の谷江からの「ご登校してください!」の呼び込みで、安倍晴明役の逢坂、佐野命役の鈴木、学園長役の福山が拍手に包まれながら笑顔で登場。「おはようございます!」と元気に挨拶する逢坂。「元気のいい時間を過ごしたいと思います!」と意気込みを語る鈴木。「起立!」と挨拶した福山は、「この流れならみんな立ち上がるかな…なんて思って(笑)」と、会場の笑いを誘った。
挨拶が終わると、流れるようにトークを展開していく逢坂、鈴木、福山の三人。MCの谷江が様子をうかがっていると、「入ってこいよ!」「緊張してるのか?」「無茶振りする人いないから大丈夫!」などと優しく話しかけ、「同じ出演者なんだから、こっちにこいよ!」と谷江の緊張を和らげる場面も。福山に至っては「なんならお前ら!みたいに来ていいよ」などとアドバイス。「それは無理(笑)」と鈴木がツッコミを入れたところで、会場内にはチャイムが鳴り響き、「今日のトークイベントは学校風に始めます!」との谷江の合図で、イベントが本格スタートした。
1時間目は「現代文」。お題は、素敵な声で作品紹介をするというもの。しかし、読みあげる文章はスクリーンに映し出されていたため、「この角度から文章を見るの?」「まだやったことない読み方があったぞ!」などと、とにかくおしゃべりが止まらない逢坂、鈴木、福山の三人だったが「よく、いい声と言われます」や「僕たち、声優ですから」とも話し、気合十分で音読を開始。
映し出された文章を様々な声色や表現で作品紹介をしていく三人。終盤に福山がミスする場面もあり、「一番年上がヘタこいてすみません」と苦笑いしたが、谷江から「勉強になりました!」と感想を伝えられると、「現場でやっちゃいけないやり方。襟首掴まれて(つまみ出されます)」などとアドバイスを伝授する姿に、観客から笑いが起こっていた。
2時間目の「美術」では、本編中に登場するマスコットキャラのひとり、マシュマロを瞬時に見分けることが出来るかというお題に挑戦。「俺たちほどの声優ならば、すごい審美眼があります」と切り出した福山だが、1時間目の失敗が脳裏をよぎったのか、「俺たち程度の声優にはあの程度が精一杯です」と瞬時に訂正し、笑いを誘う。
そして、表情の違う3体のマシュマロが登場し、しっかりと見定めていく三人は、逢坂の持つマシュマロが本物と答えたが、結果は不正解。渡された全てのマシュマロであることが判明した。
3時間目は「テスト」のコーナー。「妖はじ中間テスト」と題して谷江が読み上げる問題と解答の選択肢を参考に、当てはまる解答をフリップに書いていくというスタイルでテストに挑戦した三人。問題と解答はスクリーンにも表示され、会場の観客も一緒に答えを考えていくという参加型のスタイルで進行した。
中間テストという響きにいち早く反応した福山は「懐かしい響き。30年前です」とコメント。逢坂は「18年前」、鈴木は「10年前」とポツリ。三人は内容てんこ盛りのテストを次々と挑戦し、珍回答が続出。選択問題と言われているのにもかかわらず、新たな選択肢を作り出したり、回答時間を予定より多く取ってでも笑いを取る方向へと舵を切り、自由すぎる回答を繰り広げていく。
1、2問しか正解が出ない状態でコーナーが終わりそうになると、「収録しているわけじゃない」「媒体に出る時には(ミスがあった音読も)息ぴったりで読み上げるとか、テストは全問正解!って書いてあるはず」などと、言いたい放題に。鈴木、福山に至っては、テスト中に預けたはずのマイクを、トークをするために序盤から手にしている始末。ラストの問題に答えるタイミングで「いつの間にマイクを?!」と驚く逢坂に、鈴木、福山は「当たり前です!」といった表情を見せ、終始観客を笑わせ、イベントを盛り上げていた。
告知のコーナーを挟み、あっという間にエンディングへ。最後の挨拶で逢坂は「30分ちょっととは思えない濃密な時間(笑)。大人が本気でふざけるとこうなります」とコメント。本作については「懐かしい雰囲気のする作品です。大人には懐かしさが刺さり、若い子たちには新鮮なノリとして楽しんでいただきたいと思います。ギャグだけではなく、いい話もめちゃくちゃあるので、最終話まで追いかけ続けてください」とアピール。
「先行上映会でここまでコーナーを展開するのは僕自身初めての経験」と切り出した鈴木は「本編も(この日のイベントのように)ドタバタ、わちゃわちゃしているし、コメディも楽しく、いい話も多い作品です。放送を楽しみにしていてください!」とコメントした。
「みんなでわちゃわちゃしているこのノリが、(アフレコの)現場を再現しています」と話した福山は、「監督もスタッフも、キャストも面白いものを作ろうと、楽しみながら作った作品です。頭を空っぽにして、何も考えずに楽しんでください!」と作品の魅力をアピールし、イベントを締めくくった。
なお、2期のエンディングをREAL AKIBA BOYZ(リアルアキバボーイズ)が担当することがイベントの最後に発表。また、大ヒット祈願として収録した、放送直前特番「良太と崚汰の〇〇はじめました!」が現在YouTubeにて公開中だ。
REAL AKIBA BOYZ コメント
ファンの方へのコメント
え!?僕たちにアニソンを唄わせてくれるんですか!?え!ホントに良いんですか!?
アニソンで踊るだけじゃなくて、アニソンも唄えるんだぞと言わんばかりのアニソンへの愛、伝えさせて頂きます。
(すぅー…)好きだー!!!!!!
最近はじめたこと
ついに僕たちは今回担当させていただくED主題歌で、コールだけでなく歌を唄う事が出来ました!
僕たちの”歌声”も是非楽しんで欲しいなと思います!
作品情報
「妖怪学校の先生はじめました!」
(掲載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)
【あらすじ】
ビビりで泣き虫な新米教師・安倍晴明(あべはるあき)。
憧れの教師になり、喜んでいたのもつかの間! 赴任先の百鬼学園は、なんと妖怪たちの妖怪たちによる妖怪たちだけの学校だった!気弱でヘタレ、しかも人間である晴明を、学園長が雇った理由とは一体……!?
クセ強人間教師・晴明と、個性が大渋滞の妖怪生徒&先生たちの、奇妙でにぎやかな日常を描く、愉快☆痛快☆妖怪☆学園コメディ!授業開始!
【キャスト】
安倍晴明:逢坂良太
佐野 命:鈴木崚汰
狸塚豆吉:谷江玲音
泥田耕太郎:坂 泰斗
座敷紅子:鬼頭明里
入道連助:高野 洸
歌川国子:綾坂晴名
秋雨玉緒:榊原優希
柳田:杉田智和
狢 八雲:光富崇雄
富士冬也:日向朔公
蓮浄ゆり:森なな子
神酒凜太郎:堀江 瞬
秦中飯綱:岩崎諒太
学園長:福山 潤
たかはし明:蒼井翔太
山崎 誠:前野智昭
安倍雨明:梶原岳人
恵比寿夷三郎:木村良平
マシュマロ:森永千才
小さいおじさん:柳原哲也
【スタッフ】
原作:田中まい(掲載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)
監督:小野勝巳
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラクターデザイン:なつき
サブキャラクターデザイン:愛媛須田子、濱口 漠、いとうまりこ
妖怪デザイン:大河広行
音響監督:藤本たかひろ
音楽:稲福高廣
オープニング主題歌:「えびぞりターン!」フォーエイト48(Virgin Music / ユニバーサル ミュージック)
エンディング主題歌:「僕らしさ」『ユイカ』(Virgin Music / ユニバーサル ミュージック)
アニメーション制作:サテライト
放送開始日時:
・TOKYO MX=10月8日(火)より、毎週火曜23:00~
・ABCテレビ=10月9日(水)より、毎週水曜26:14~
・BS朝日=10月13日(日)より、毎週日曜23:00~
配信開始日時:
ABEMA・dアニメストア=10月8日(火)より、毎週火曜 23:30~
(c)田中まい/SQUARE ENIX・妖はじ製作委員会
公式サイト:https://youkaigakkou.com
公式X:@yohaji_anime
10月8日(火)より毎週火曜23:00~授業開始!
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