映画『アイミタガイ』(11月1日(金)公開)への感動の声を集めた特別映像が解禁。あわせて、各界の著名人からもコメントが到着した。
中條ていの同名小説を草野翔吾監督が映画化、韓国・釜山にて開催された第29回釜山国際映画祭にてコンペティションのジソク(Jiseok)部門へ正式出品された本作。
ウェディングプランナーとして働く梓(黒木華)は、ある日突然親友の叶海(藤間爽子)を事故で失う。恋人の澄人(中村蒼)との結婚にも前向きになれずにいた梓は、いつも一番の味方でいてくれた親友との別れを受け入れられず、立ち止まってしまう。娘の死を中々受け止められずにいた叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)も、あるきっかけから叶海が生前どう過ごしていたのか辿ってみることに。誰かを想ってしたことは、巡り巡って見知らぬ誰かをも救い、自分の元に返ってくるという“相見互い”の助け合いの心が、出会うはずのない人々を繋げ、小さな奇跡を起こす。
ひと足早く鑑賞した方々から「この映画をみて泣かずにはいられない」「久しぶりに心温まる映画に出会い感動しました」という反応が続々と寄せられている本作。今回解禁された特別映像では、零れる涙を拭う梓とリンクするように、ハンカチで涙を拭う観客の姿と、本作に寄せられた感動の声の数々が、黒木が歌う主題歌にのせて切り取られている。
あわせて、映画監督の岩井俊二や瀬々敬久、脚本家の高田亮、さらに劇中の舞台になっている三重県出身のお笑い芸人・屋敷裕政(ニューヨーク)らから到着したコメントは以下の通り。
コメント(※敬称略/順不同)
■ 岩井俊二
僕らは果たして、どれだけの人に手を引かれ、背中を押されるのか、そんなことを思うと、胸が熱くなる、そんな映画でした。エンディングは往年のテレビドラマの主題歌を黒木華がカバー。この映画にここまでフィットするとはと嬉しくなってしまいました。
■ 田中要次/俳優
大きなお世話かもしれない小さな親切から、アイミタガイの本当の文字が徐々に明確になってくるかのような物語に心が洗われました。
『フォールガイ』の次に『アイミタガイ』を観た私は「愛 観たGUY」になりました。
■ 柴田理恵/女優・タレント
始めから終わりまで、涙が止まらなかった。人のやさしさ、温もり、思いやり、ちょっとした心づかい。それらが見事に織り成す物語に、しみじみと癒される。些細な台詞も場面も見逃せない綿密に作られてあるいい映画です。
■ 関根麻里/タレント
ありふれた日常の中に存在する、人と人とのさりげないつながり。友人、恋人、そして他人の、それぞれの思いやりが巡り巡ってつながった時に感動で涙が止まりませんでした。この映画を見て「アイミタガイ」を感じてください!
■ 屋敷裕政/芸人・ニューヨーク
この映画に出てくる家や道などの何気ない風景がいちいちエモくて堪りませんでした。
僕の地元にもあった学習塾の看板が映った時は懐かしく泣きそうになりました。
優しくて、悲しくて、でも最後は前向きになれる素敵な映画でした。
■ 福田麻貴/芸人・3時のヒロイン
シンプルに大号泣をさせていただきました。
今後の人生で、悲しみを乗り越えたい時に観たい映画だなと思いましたし、
1人で生きているように感じても、実は誰かと支え合って生きているんだなということをすごく実感しました。
■ かなで/芸人・3時のヒロイン
映画を観てタイトルの言葉の意味を深く感じました。
登場人物の方々と涙が出るタイミングが一緒で、自分も映画の中に入ったかのようでした。
■ ゆめっち/芸人・3時のヒロイン
主題歌の黒木さんの歌声は、透き通っているのに芯があって、優しくて温かくて…。
めざましにさせてください!
■ 高田亮/脚本家
それでもやっぱり友達はいいなぁと思う。いなくなってしまったら寂しいが、その悲しみが新しい縁を生むこともある。色んな人の色んな時間が、結びついて混じり合い、新しい空気を吸って生きていく気になる。こんなことが起きて欲しいと思う。知らないうちにもう起きているかもしれない。身近な人を大事にしたくなりました。
■ 岡田惠和/脚本家
人が生きることへの「祈り」のような映画だと思った。この映画が好きな人とは友達になれそうだ。泣けるのと微笑んでしまうが同時にやってくる。
素敵な時間だった。ずっとずっと観続けていたいと思った。
■ 瀬々敬久/映画監督
万華鏡のような映画だと思う。
くるくると回転すると、人と人の絡まり合いが変化し、
異なった人生模様を見せてくれる。
哀しみ、喜び、悔恨、希望、感情も様々だ。
多くの方々の思いが長い年月を経て、バトンタッチされながら作られた。
そこにこの映画の素晴らしさの秘密が隠れているように思えた。
■ 大九明子/映画監督
人から人へ、そっと手渡しされながら育ち、出来上がった映画だと聞きました。そんな奇跡は滅多に起こるものではないと私は知っています。この映画の中身とも重なる幸福な偶然。優しい映画ですね。
■ 鎌田實/医師・作家
誰かに優しくすると
あたたかな何かが返ってくる。
奇跡のようなつながりの物語がここにある。
ウルウルしながら、久々に満ち足りた気分になった。
ひゃぁー、負けた。仕掛けに負けた。
この映画すごい!
■ 松山奈未/バドミントン女子ダブルス
アイミタガイという言葉をこの作品を通して知り、
人との繋がりの素晴らしさは、人生においての財産だなと感じました。
■ 志田千陽/バドミントン女子ダブルス
私はこの作品を見て、繋がりについて、改めて考えさせられました。
私も、色んな繋がりに支えられて生きてるのかな…と思いました。
■ 永野雄大/フェンシング・フルーレ日本代表
私はこの映画を見て人と人との繋がりの大切さを実感しました。普段の何気ない人への気遣いの積み重ねで、
登場人物の繋がりが出来ていくところが見ていて癒されました。とても面白かったのと感動しました。
■ 川原繁人/言語学者
人は一人では生きていけない。言葉・音楽・行為を通じて、人に助けられながら、そして、人を助けることで生きていく。アイミタガイは相身互い。しかし、もう一つの意味が最後の最後に浮かびあがり、カタルシスを産む。
ストーリー
ウェディングプランナーとして働く梓(黒木華)のもとに、ある日突然届いたのは、親友の叶海(藤間爽子)が命を落としたという知らせだった。交際相手の澄人(中村蒼)との結婚に踏み出せず、生前の叶海と交わしていたトーク画面に、変わらずメッセージを送り続ける。同じ頃、叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)は、とある児童養護施設から娘宛てのカードを受け取っていた。そして遺品のスマホには、溜まっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知も。一方、金婚式を担当することになった梓は、叔母の紹介でピアノ演奏を頼みに行ったこみち(草笛光子)の家で中学時代の記憶をふいに思い出す。叶海と二人で聴いたピアノの音色。大事なときに背中を押してくれたのはいつも叶海だった。梓は思わず送る。「叶海がいないと前に進めないよ」。その瞬間、読まれるはずのない送信済みのメッセージに一斉に既読がついて……。
『アイミタガイ』
出演:黒木華
中村蒼 藤間爽子
安藤玉恵 近藤華 白鳥玉季 吉岡睦雄 / 松本利夫(EXILE) 升毅 / 西田尚美 田口トモロヲ
風吹ジュン/草笛光子
原作:中條てい「アイミタガイ」(幻冬舎文庫)
監督:草野翔吾
脚本:市井昌秀 佐々部清 草野翔吾
音楽:富貴晴美
主題歌:黒木華「夜明けのマイウェイ」
製作:「アイミタガイ」製作委員会
製作幹事:U-NEXT
製作プロダクション:ダブ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
配給:ショウゲート
(C) 2024「アイミタガイ」製作委員会
公式サイト:aimitagai.jp
公式X:@aimitagai_movie
2024年11月1日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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