映画『正体』(11月29日(金)公開)より、主演の横浜流星が演じる逃亡犯・鏑木をとらえた場面写真が解禁された。
本作は、染井為人の同名小説を、藤井道人監督が映画化したサスペンスエンタテイメント。
今回解禁された場面写真には、殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けるも、「本当の目的」を果たすため脱走した鏑木が持つ“5つの顔”が映し出されている。
鏑木を演じた横浜は、死刑囚「鏑木慶一」、和也(森本慎太郎)とともに工場で働き、ぼさぼさの髪と髭で顔を隠す日雇い労働者「ベンゾー」、フリーライターとして活動し、沙耶香(吉岡里帆)と出会う「那須」、まぶたを一重に変えて水産加工工場で勤務する「久間」、目元の印象を隠すためメガネをかけ、舞(山田杏奈)が働く介護施設に勤め、清潔感のある見た目の介護職員「桜井」を演じ分けている。姿を変えて日本中を逃亡する鏑木の目的とは。
数多くの作品で横浜とタッグを組み、ともに作品を作り上げてきた藤井監督は「流星は、人間になりきる力が圧倒的に高い。『正体』では彼の、まさに“七変化”が観られます」と語っている。
3年越しの企画となった本作に序盤の脚本作りから参加した横浜は、潜伏する先々で別人になりすます「5つの顔を持つ逃亡犯」を体現。横浜が「演じる」ではなく「(役を)生きる」と表現している、その言葉通りに姿勢・仕草・声色・目線といった細やかな部分はもちろんのこと、纏う雰囲気までをも一変させている。
ストーリー
日本中を震撼させた凶悪な殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜流星)が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)そして彼を追う刑事・又貫(山田孝之)。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。間一髪の逃走を繰り返す343日間。彼の正体とは?そして顔を変えながら日本を縦断する鏑木の【真の目的】とは。その真相が明らかになったとき、信じる想いに涙があふれる――。
『正体』
出演:横浜流星 吉岡里帆 森本慎太郎 山田杏奈 前田公輝 田島亮 遠藤雄弥 宮﨑優 森田甘路 西田尚美 山中崇 宇野祥平 駿河太郎 / 木野花 田中哲司 原日出子 松重豊 山田孝之
原作:染井為人『正体』(光文社文庫)
監督:藤井道人
脚本:小寺和久、藤井道人
配給:松竹
(C)2024 映画「正体」製作委員会
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/shotai-movie
公式X:shotai_movie
公式Instagram:shotai_movie
11月29日(金)全国公開
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