未知なる“空想世界”で対面する恐怖の瞬間…『イマジナリー』本編映像解禁

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映画『イマジナリー』(11月8日(金)公開)より、本編映像が解禁された。

『M3GAN/ミーガン』『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』などを手掛けたプロデューサー、ジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・プロダクションズと、『ソウ』『ハンガー・ゲーム』シリーズのライオンズゲートがタッグを組んだ本作は、可愛らしいテディベアによって引き起こされる恐怖と、そこに秘められた衝撃の真実を描く物語。

テディベアの“チョンシー”を空想の友達として仲良くしていた末っ子のアリス(パイパー・ブラウン)が、あることをきっかけに突如として失踪してしまう。アリスを探す中で、義理母のジェシカ(ディワンダ・ワイズ)と姉のテイラー(テーゲン・バーンズ)は、ジェシカが描いた幼少期の絵を手がかりに、地下室からつながる空想世界「ネバー・エバー」へと足を踏み入れることに。

解禁された映像では、「ネバー・エバー」の中でアリスを探しているテイラーの姿が映し出される。薄暗い部屋に閉じ込められてしまったテイラーは、ドアを開けようと必死にドアノブを回すがびくともしない。恐る恐る後ろを振り返ると、壁には異様に大きなチョンシーの姿が。

さらに部屋の中には、子どもの落書きのような絵が壁を埋め尽くすように描かれている。暗い部屋の中で、背を向けるアリスを見つけたテイラーは、「アリス、一緒に帰ろう」と呼びかけるが、振り返ったのはアリスのような姿をした得体の知れない “何か”だった…。

チョンシーは言葉巧みにアリスを空想世界「ネバー・エバー」に誘い込むが、そこは夢と悪夢の両方が混在した世界。この異世界に関して「そこには想像力を食い物にする生き物が住み着いている。我々が必要としているものや恐怖心を反映した場所で、常に変化し続けているんだ。我々の精神が物理的に表現された世界とも言える」と監督のジェフ・ワドロウは説明する。人々の“想像”が世界の“創造”に影響を与えるという「ネバー・エバー」の特性が、本作の恐怖を際立たせる重要な要素となっている。

さらに本作のプロデューサー、ジェイソン・ブラムは「地下空間は『何か』が潜んでいることを表現する上でホラー映画の定番と言える。薄暗くて窮屈で迷宮のようなデザインが、閉塞感という普遍的な恐怖を増幅させているんだ」と説明し、その壁の内側で繰り広げられる邪悪な出来事との対比が、さらなる不協和音を生み出していることを明かす。

このように、空想的で恐ろしい世界感はホラー作品にたびたび登場するが、「問題を抱えた家族が新居に引っ越す」「薄暗い空間や地下で見つけた、長い間放置されていた不気味な物体」といったホラーのパターンを刺激的で幻想的なものへと昇華させ、抑圧されたトラウマや記憶に残る負のエネルギーといったものを巧みに映像化している。

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『イマジナリー』
出演:ディワンダ・ワイズ、トム・ペイン、テーゲン・バーンズ、パイパー・ブラウン、ヴェロニカ・ファルコン、ベティ・バックリー、マシュー・サトー他
製作:ジェイソン・ブラム、ジェフ・ワドロウ、p.g.a
監督:ジェフ・ワドロウ
脚本:ジェフ・ワドロウ&グレッグ・アーブ&ジェイソン・オレムランド
原題:IMAGINARY
配給:東宝東和
(C) 2024 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

公式サイト:https://imaginary-movie.jp/
公式X:@IMAGINARY_JP

11月8日(金)より全国公開

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