映画『366日』の最速試写会イベントが11月6日に都内映画館で実施され、本編上映後に赤楚衛二と上白石萌歌が観客にサプライズ登壇したほか、さらに赤楚衛二、上白石萌歌、観客にサプライズでHYの新里英之、名嘉俊、許田信介、仲宗根泉が沖縄から駆け付けた。
本作の主人公・真喜屋湊役の赤楚衛二と、湊と運命の恋をする玉城美海役の上白石萌歌のまさかのサプライズ登場に、超満員の会場は悲鳴にも似た黄色い声援大爆発。二人は観客と一緒に本編を鑑賞しており、赤楚は「観終わったばかりの皆さんの空気感を直に受け取ることが出来て幸せです」と感想を述べて、上白石も「空気の振動で皆さんがどう感じてくださっているのか肌で感じることが出来て嬉しかったです」と満面の笑みを見せた。
改めて本作を観た感想を求められた赤楚は「人を想うことは素敵だと思ったし、楽曲も素敵で映画の世界観が伝わったと思った」と手応えを口にし、上白石も「東京と沖縄、それぞれのシーンを私達も完成まで知らなかったので、こんな時間が湊に流れていたのかと、等身大の気持ちでみることが出来て泣いてしまいました」と思わず感涙したことを報告。
また夏の沖縄ロケについて「とにかく良かった!」と赤楚が声を弾ませると、上白石も「沖縄の澄んだ海と空を見て佇むだけで湧き上がってくる気持ちがあった。沖縄という場所に助けられました。撮影に協力してくださった地元の方がちんすこうやサーターアンダーギーを作ってくれたりして、美味しかった!」と懐かしむと、赤楚は「沖縄そばが美味しかった!ああ、腹減った」と笑わせた。
二人は別作品でも共演経験があるが、本作では恋人役。これに赤楚は「僕たち仲間です!みたいな所から急に恋人になって。その距離感にソワソワした」と照れると、上白石も「ムズムズした」とはにかみながら「赤楚さんは現場によって見せる顔が違う。今回は役を背負っているのを肌で感じて、凄くやりやすかったです。最初だけちょっと恥ずかしかったけれど」とコメント。
そんな二人と観客にもサプライズで、HYのメンバーが沖縄から舞台挨拶に駆け付けた。新里から「驚いてくれるかどうか心配だった」と言われた赤楚は「めちゃめちゃビックリした!いつかサプライズ返しをしたい!」とサプライズ大成功。
仲宗根はこの日情報解禁された主題歌「恋をして」は「366日」のアンサーソングだと明かし「恋をしてバイバイではなく、ありがとうという感謝の気持ちを込めて作った歌。メンバーと真剣にやり取りして魂を込めて作った歌なので、そこまでやって良かったというくらいの映画になっていて嬉しかった」と本作の完成度に太鼓判。
新里は「恋をして」のレコーディングを回想し「「366」を作った時と同じように、素敵な歌が生まれてみんなに届けることが出来るという大きなうねりがあった」と再び、素晴らしい曲の誕生を予感させた。
赤楚と上白石は撮影中に「366日」「恋をして」をヘビーローテーションしていたという。上白石は「沖縄という場所で聞くと、改めて聴き方も変わりました。撮影中に悩んだ時はアンサーソング「恋をして」を聞いて頑張ろうと思えていた。すべての登場人物の中にある愛情を代弁してくれる曲だと感じた」と心の支えになったそうで、赤楚も「僕も同じで、この曲に支えられたからこそ無事に撮影を乗り切ることが出来たと思う。これからも僕の人生の支えになってほしいという曲にもなりました」と感謝した。
劇中ではMDが重要アイテムとなるが、赤楚が「僕が小学校の時は家にMDプレイヤーはあったし、車もMDだった」と懐かしがると、MD未知世代という上白石は「今はサブスクの時代ですぐに音楽が聴けてしまうけれど、CDやMDのようにショップに行かないと買えない、友達に借りないと聴けない、という時代にロマンを感じます」と憧れがあることを明かした。
また、既に本編を鑑賞した許田は「お二人とも沖縄弁が上手い!そしてサーターアンダーギーを無性に食べたくなった」とニッコリ。名嘉は「僕らの想い入れのある地元に皆がいてくれたことがご褒美のように思えて感無量」、新里は「恋愛だけではなく、家族愛も感じた」と大感動。
仲宗根は「脚本を読んだ段階でキュンとなり過ぎた」と大興奮で、赤楚と上白石がサーターアンダーギーを食べるシーンに触れて「お茶を飲まずにサーターアンダーギーをパクパク食べて。沖縄人からしたらお茶は必需品!しかもサウナくらい暑い日に。それなのに映像では爽やかな感じになっていて凄い」とマニアックすぎる目線で見どころを挙げて、「映画を観た方々には聖地巡礼であのビーチに来てほしい!そしてお茶なしでサーターアンダーギーを食べて」と猛プッシュした。
最後に上白石は「音楽は香りに似ていて、私は音楽を聴くことで懐かしい日を思い出したりします。人生のシーンにとって音楽は大切だと思うけれど、HYさんの「366日」は沢山の人が心を重ねてきた曲で、その先の世界を演じることが出来てとても嬉しかったです。色々な形の愛のある映画のような気がするので、色々な世代の方に観ていただいてどんな愛を思い浮かべるのかを体感していただきたいです」とメッセージを送った。
赤楚も「HYさんの「366日」の曲があり、時を経て映画になって、そこからまたアンサーソングが生まれ、みなさんの所に届くのは想いが繋がっていくような気がします。映画が公開された際には大切な人と観ていただき、そこからまた思いが繋がっていけば嬉しいです」と期待を込めてコメントし、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
HY新曲「恋をして」が映画『366日』の主題歌に決定
HYの新曲「恋をして」が、映画『366日』の主題歌に決定し、さらにその主題歌を収録したオリジナルアルバム『TIME』が2025年1月29日に発売されることが決定した。
本作の主題歌となる新曲「恋をして」は、映画で描かれる恋人との時間、家族との時間を生きる中で様々に交差する想いに寄り添い、仲宗根泉(Key&Vo)が書き下ろしたバラード。2008年に失恋ソングとしてリリースされ、今なお多くの人々に歌い継がれている楽曲「366日」で歌われた、”叶わずも<365日じゃ足りないほどの愛する気持ち>”から、1歩前に踏み出した楽曲とも受け取れるこの楽曲は、16年という時間を経てうまれた「366日」のアンサーソングであり、一つの恋の完結編とも言える。
『TIME』には、ボーナストラック1曲を加えた全10曲が収録。収録楽曲は、リード曲「恋をして」のほか、毎年3月に開催されているHY主催の野外音楽フェス『HY SKY Fes』のテーマソング「SKY」、『ネスカフェ 沖縄コーヒープロジェクト』オリジナルソング「明日種~アシタネ~」、現在放送中の10月クールTVアニメ『きのこいぬ』オープニング主題歌「きのこいぬ」、来年1月クールTVアニメ『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』オープニング主題歌「大大大好き」など、様々なタイアップ楽曲と、アルバムのために書き下ろされた新曲が収録された充実の内容となっています。ボーナストラックには、「恋をして」のPiano ver.とOrchestra ver.がそれぞれ収録されている。
さらに初回限定盤DVDには、4年に1度、366日目がおとずれる閏年となる今年2月29日に、Billboard Live TOKYOで行われた一夜限りの貴重なライブ『HY 366DAYS Premium Live』映像に加え、「恋をして」Music Video&メイキング映像が収録。
『366日』
出演:赤楚衛二、上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナ、稲垣来泉、齋藤潤、溝端淳平(友情出演)、石田ひかり(友情出演)、国仲涼子、杉本哲太
inspired by HY「366日」
監督:新城毅彦
脚本:福田果歩
音楽:日向萌
原作:「366日」物語委員会
製作:映画「366日」製作委員会
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 松竹
(C)2025映画「366日」製作委員会
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/366movie/
公式X:@366movie
公式Instagram:@366movie
公式TikTok:@366movie
2025年1月10日(金)全国ロードショー
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