神尾楓珠、桜田ひよりW主演『大きな玉ねぎの下で』の追加キャストとして、山本美月、中川大輔、伊藤あさひ、休日課長、和田正人の出演が明らかになり、併せて手書きコメントが到着。さらに特別写真&場面写真が公開された。
爆風スランプの名曲「大きな玉ねぎの下で」にインスパイアされて作られた本作。手紙やノートでのやり取りを通して、顔も知らない相手に恋をするラブストーリーが描かれる。SNSで簡単に繋がれる時代に、あえて手書きで心の声を綴りながら関係を築いていくノスタルジックな世界観と、令和と平成、2つの恋が交錯するのも見どころとなっている。
新たに出演が発表されたのは、丈流と美優を取り巻く個性豊かなキャラクターを演じる5名。カフェ「Double」で働く美優の先輩、篠田沙希役を演じるのは、山本美月。一方、丈流の大学のクラスメイト、喜一役を演じたのは、中川大輔。同じく丈流や喜一の友人・小柴役には、伊藤あさひ。丈流のバイト先、バー「Double」の店長・重田役を演じるのは、「ゲスの極み乙女」「DADARAY」「ichikoro」「礼賛」4つのバンドのベースを担当し、映画やドラマで俳優としても活動している休日課長。そして、丈流がバーで出会う若い起業家・望月役を和田正人が演じる。
場面写真は、丈流と美優のバイト先「Double」でのカットをはじめとする14点。バイト先のノートを通じて言葉を交わし始めたことを機に、お互いの顔も声も知らぬまま惹かれ合うふたり。気になる“あの人”のことを思い浮かべながら「伝えたい想い」を込める彼らの優しい表情が印象的に写し出されている。さらに、「いつか会ってみたい」と思いながらもあと一歩が踏み出せない…不器用な彼らを取り巻くキャラクターたちの姿も収められ、そのもどかしい恋の行方が気になるカットとなっている。
一方、平成で描かれる“もう一つの恋”にも注目したい。公開された場面写真の中には、同じ高校の放送部に所属する虎太郎(藤原大祐)と大樹(窪塚愛流)が部室でおふざけしあう仲睦まじい様子や、病気がちで控えめな今日子(伊東蒼)と彼女に寄り添い支える親友の明日香(瀧七海)の姿も。大樹から手紙の代筆を頼まれ、手紙のやり取りを交わすうちにいつしか文通相手に恋をしてしまう虎太郎と、たわいもない手紙のやり取りが辛い入院生活の支えになっていく今日子。令和と平成、時代を超えて交差する切なくも淡い恋の物語が描かれる。
さらに12月13日(金)よりムビチケの発売も決定。武道館をバックに丈流(神尾)と美優(桜田)が話す自然体の姿を捉えたティザービジュアルがデザインされている。
コメント全文
山本美月
少し休んでいた期間があったので不安でしたが、草野監督とご一緒してみたかったのと、素敵なお話だったので受けさせていただきました。撮影中は、美優の心の拠り所のようなバイト先の先輩であれればと思いながら過ごしていて、この役を演じることで、私大人になったんだなと感じました。ひよりちゃんは初めましてでしたが、とても一生懸命で真面目で可愛い方です。この作品は、懐かしい気持ちになる方も居れば、また新鮮な気持ちになる方も居る、幅広い世代で楽しめると思います。この優しい空気感を感じに是非観に来てください。
中川大輔
以前、武道館にライブを観に行った際、偶然「大きな玉ねぎの下で」を口ずさんでいたんです。こんな恋愛素敵だなと思っていた記憶が、出演のお話を聞いた時に蘇りました。人、時代、いろいろな要素が最後一つになって名曲に繋がっていて、台本を読む度に泣いてしまいました。現場では、監督の意向もあって、神尾さんを笑わせることを目標に演じていました。あさひも含めて3人で本当の同級生の空気を作れたと思います。みなさんの心に残る映画となっていますので、ぜひ映画館で観てほしいです。
伊藤あさひ
オファーいただいた際、楓珠くんからも「本当の友達がいると嬉しい」と連絡があり、自分としては親友の力になりたい、本当の親友だからこその空気感を出せるのではとワクワクしながら参加しました。台本を読んで、SNSなどが発達した時代ですが、想いを伝えるのには悩みながら人の手で書かれた手紙も素敵だなと改めて気づかされました。この映画には大切な人からもらう手紙のような安心感があります。「大きな玉ねぎの下で」という曲と共に、どこか懐かしい気持ちになりながら楽しんでいただけたら幸いです。
休日課長
高校時代、初めて「大きな玉ねぎの下で」を聴いた時、その曲と日本語の魅力に溢れた歌詞に感動した記憶が鮮明に残っています。大好きな曲から生まれた映画からのお誘い、たまらなく嬉しかったです。手書きのメッセージだからこそ描かれる恋の魅力、美しさ、泣いてしまいました。私の演じた重田は、ちょっとイタい感じが自分とシンクロ。そんな私&重田に明るく接してくださった神尾さん、すっかりファンになりました。みなさん、映画を観にきてください。素晴らしいです。
和田正人
小学生の頃に聴いた名曲にインスパイアされた作品という事もあり、今作のお話を伺った時は、僕自身があの頃にタイムスリップしたかのような懐かしい感覚になりました。神尾君との撮影は、より良い空気感のもとでシーンを作り上げようという想いを、言葉なくとも互いに共有できたように思えて、面白かったです。世代によっては懐かしくもあり、新鮮にも感じられる。そんな不思議な感覚を与えてくれる希有な作品です。映画館でほっこりした心の温もりを感じて下さい。場でお待ちしています。
ストーリー
丈流と美優は、夜はバー、昼はカフェになる「Double」でそれぞれ働いている。2人を繋ぐのは、連絡用のバイトノートだけ。最初は業務連絡だけだったが、次第に趣味や悩みも綴るようになった。お互い素性を知らないまま、2人は大きな玉ねぎの下で(武道館)初めて会う約束をするがー。一方、あるラジオ番組では30年前の文通相手(ペンフレンド)との恋が語られていた。顔は知らないけど好きな人と武道館で初めて会う約束をして…2組は大きな玉ねぎの下で出会うことができるのか?令和と平成2つの恋が交錯し、やがて1つの奇跡が待ち受けるー。
映画『大きな玉ねぎの下で』
出演:神尾楓珠 桜田ひより 山本美月 中川大輔 伊東蒼 藤原大祐 窪塚愛流 瀧七海 伊藤あさひ 休日課長 和田正人 asmi 飯島直子 西田尚美 原田泰造 江口洋介
監督:草野翔吾
脚本:高橋泉
音楽:大友良英
ストーリー原案:中村航
主題歌:asmi「大きな玉ねぎの下で」(Sony Music Labels Inc.)
製作プロダクション:ダブ
製作委員会:東映 U-NEXT ダブ ニッポン放送
配給:東映
(C)2024 映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会
公式サイト:tamanegi-movie.jp
公式X:@tamanegi_movie
公式Instagram:tamanegi_movie
2025年2月7日(金)Roadshow
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■ 神尾楓珠×桜田ひよりW主演映画『大きな玉ねぎの下で』2025年2月公開 爆風スランプの楽曲から生まれたラブストーリー