映画『ありきたりな言葉じゃなくて』の本編映像が公開された。
映像業界で起きた、とある実話を基にした本作。描かれるのは脚本家と“彼女”が出会い、とある出来事をきっかけに物語が進む、青春から遠くも近くもない、つまずきやすい場所にいる“私たち”の物語だ。
脚本家デビューが決まった構成作家の主人公・藤田拓也役を前原滉が、拓也が出会った鈴木りえ役を小西桜子が演じる。
この度、解禁となったのは、ドラマの脚本家としてデビューが決まった主人公・拓也が、自らも学んだシナリオ学校で講師を務めることになり、その初授業の様子を描いたシーン。拓也が少し照れくさそうに「誰か発表できる人はいますか?」というと、玲香(加藤菜津)が手を上げ、脚本を読み始める。美緒(佐々木史帆)らが聞き入る中、玲香が読み終わると、江藤(谷山知宏)や詩織(高木ひとみ〇)が感想を述べていく。台詞の言い回しや癖が強めなキャラクターにどこかクスリとさせられる掛け合いが続き、リアルなシナリオ学校の授業の様子がわかる本編映像となっている。
また、本作の脚本・監督を務めた渡邉崇が自ら書き下ろした小説「ありきたりな言葉じゃなくて」が全国書店にて発売中。映画では描き切れなかったメインキャラクター藤田拓也(前原滉)、りえ(小西桜子)、伊東京子(内田慈)、猪山衛(奥野瑛太)それぞれの心情を深く掘り下げた200ページに及ぶ小説となっている。 さらに、メインキャラクター4人それぞれの視点から物語が描かれ、リレー形式でストーリーが進行するという映画とは違った工夫が施されている。
ストーリー
32歳の藤田拓也(前原滉)は中華料理店を営む両親と暮らしながら、テレビの構成作家として働いている。念願のドラマ脚本家への道を探るなか、売れっ子脚本家・伊東京子(内田慈)の後押しを受け、ついにデビューが決定する。
夢を掴み、浮かれた気持ちでキャバクラを訪れた拓也は、そこで出会った“りえ”(小西桜子)と意気投合。ある晩、りえと遊んで泥酔した拓也が、翌朝目を覚ますと、そこはホテルのベッドの上。記憶がない拓也は、りえの姿が見当たらないことに焦って何度も連絡を取ろうとするが、なぜか繋がらない。数日後、ようやくりえからメッセージが届き、待ち合わせ場所へと向かう。するとそこには、りえの”彼氏”だという男・猪山衛(奥野瑛太)が待っていた。強引にりえを襲ったという疑いをかけられ、高額の示談金を要求された拓也は困惑するが、脚本家デビューを控えてスキャンダルを恐れるあまり、要求を受け入れてしまう。やがて、事態はテレビ局にも発覚し、拓也は脚本の担当から外されてしまう。京子や家族からの信頼も失い、絶望する拓也の前に、りえが再び姿を現す。果たして、あの夜の真相は?そして、りえが心に隠し持っていた本当の気持ちとは……?
『ありきたりな言葉じゃなくて』
出演:前原滉 小西桜子 内田慈 奥野瑛太 那須佐代子 小川菜摘 山下容莉枝 酒向芳 池田良 八木光太郎 沖田裕樹 敦 士 鈴政ゲン 加藤菜津 佐々木史帆 高木ひとみ◯ 谷山知宏 今泉マヤ 根岸拓哉 チャンス大城 土屋佑壱 浅野雅博 外波山文明 玉袋筋太郎
脚本・監督:渡邉崇
原案・脚本:栗田智也
製作・エグゼクティブプロデューサー:若林邦彦
企画:陣代適
統括プロデューサー:阪本明 粟井誠司 安田真一郎
プロデューサー:丸山佳夫
音楽:小川明夏、加藤久貴
製作:テレビ朝日映像
制作プロダクション:テレビ朝日映像
2024年/日本/カラー/アメリカンビスタ/DCP/5.1ch/105分/G
配給:ラビットハウス
(C)2024テレビ朝日映像
公式サイト:https://arikitarinakotobajyanakute.com/
公式X:@vivia_movie
公式Instagram:@vivia_movie
12月20日(金)より全国公開
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