ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『モアナと伝説の海2』公開記念 吹奏楽演奏付き上映会が12月15日(日)、大阪・あべのアポロシネマにて開催され、明浄学院高等学校吹奏楽部(大阪市阿倍野区)が演奏とカラーガードによる華やかなダンスで映画の上映に花を添えた。
上映会のこの日は、同校吹奏楽部の総勢60名が参加。開場するや会場はほぼ満席になり、生徒たちが登場すると会場は大きな拍手に包まれた。
まずは、ディズニー映画最新作で、12月20日(金)公開となる『ライオン・キング:ムファサ』に向け、『ライオン・キング』の名曲「サークル・オブ・ライフ」の演奏で舞台が開幕。ライオンの勇ましさ、そして舞台の壮大さが表現された迫力ある演奏を披露した。続いて、前作『モアナと伝説の海』より「どこまでも~How Far I‘ll Go~」を演奏すると、穏やかな雰囲気に海の音色も聞こえてくるなど、会場は一気に南国の雰囲気に。
そして最後を飾ったのは、吹奏楽演奏で日本初披露となるディズニー最新作『モアナと伝説の海2』でモアナが歌う新たな名曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」。どんな迷いや葛藤も越えていこう、自分を信じて進み続けようと力強く決意する大人になったモアナの心情の変化が描かれる楽曲を、美しく繊細に、そしてエモーショナルに表現。すべての演奏が終わると、会場は温かく大きな拍手に包まれた。
終演後には、同校吹奏楽部の特別顧問・総監督である小野川昭博先生が「本日はご来場いただきありがとうございます。特に最後の曲は、『モアナと伝説の海2』のメインの曲で、なんと日本初披露として吹奏楽で演奏をさせていただけるということで、我々も使命感を持って練習を頑張ってきました。実は映画館で演奏させていただいたのは初めてでした。普段演奏しているホールとは違った初めての環境での演奏だったので、今回すごく勉強になりとても良い経験になりました」と挨拶し、イベントは終了した。
そして演奏終了後、小野川先生は「なかなかこういう映画館という普段とは違う環境で演奏させていただくのは初めてだったので、非常に勉強になりましたし、生徒も今後の演奏に活かせるんじゃないかなと思っています」とコメント。今月6日(金)に公開されたばかりの本作の楽曲の準備については「今回の我々の吹奏楽演奏が日本初披露ということで、生徒からも結構反響がありました。その分責任重大ということでなんとか務めさせていただきました」と語った。
また、特に工夫したポイントについて「『ライオン・キング』の“サークル・オブ・ライフ”や『モアナと伝説の海』の“どこまでも~How Far I‘ll Go~”は、ある程度皆さんもメロディーを知っていると思いますが、新曲“ビヨンド~越えてゆこう~”は、メロディーにまだ馴染みがないと思うので、これがメロディーだという“旋律アピール”をしっかりさせていただいたのがポイントだと思います」と明かした。
最後に、ディズニー音楽の魅力について問われた小野川先生は、「ディズニーの映像と音楽は切っても切り離せないものだと思っています。音楽が流れてきたら映像がなくてもすぐに頭に映像が浮かぶような、その場面場面にあった音楽作りがディズニー音楽の最大の魅力かなと思います」と語ってくれた。
『モアナと伝説の海2』は、あべのアポロシネマ他全国劇場で大ヒット公開中。
ストーリー
「アナと雪の女王」のディズニーが贈る、美しく神秘的な海を舞台にした感動のミュージカル・アドベンチャー
海と特別な絆で結ばれた主人公・モアナは、すべての海をつなぐ1000年にひとりの“導く者”となり、彼方の島にいる人々を探していた。ある日、人間を憎み世界を引き裂いた“嵐の神の伝説”を知ったモアナは、その呪いを解くために、変幻自在な半神半人の英雄・マウイや新たな仲間と共に、世界を再びひとつにする航海に繰り出す。「海の果ても、越えてゆこう」――たとえ、どんな運命が待ち受けていても。
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/moana2
全国劇場にて公開中