屋比久知奈&尾上松也が劇中歌を披露 なかやまきんに君も駆け付け『モアナと伝説の海2』大ヒットをお祝い

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『モアナと伝説の海2』の大ヒット御礼舞台挨拶が12月23日に東京都内で実施され、前作に続き日本版声優を務めるモアナ役の屋比久知奈、マウイ役の尾上松也のほか、今作から物語に加わった、モニ役の小関裕太、ロト役の鈴木梨央、そしてシメア役の増留優梨愛が揃って登壇した。

クリスマス直前のイベント実施ということで、南国らしいヤシの木もクリスマスカラーの飾り付けで彩られたステージに登場した一行。それぞれが映画大ヒットへの喜びと感謝の気持ちを込めて挨拶する中、この日は、大ヒット記念の特別ゲストとして、作中のマウイの筋肉に憧れているという、芸人のなかやまきんに君が登場。

憧れが強すぎるあまりと切り出し、「左胸にご注目ください。マウイに憧れていたら、私の左胸にも“ミニ・きんに君”が出てまいりました!」と、マウイの体のタトゥーの中に描かれるキャラクターであるミニ・マウイさながら、胸元に“ミニ・きんに君”のシールを貼って登場し、挨拶。さらに、増留はなかやまきんに君が大好きということで、「じゃあさ、一緒に僕のギャグやってくれる?」と誘うきんに君とともに、「せーの、パワー!!」と筋肉ポーズを決め、嬉しそうな笑顔を見せていた。

12月6日に日本で公開されるや2024年洋画No.1の興行成績を飾る本作。公開から約3週間が経ち、声優キャスト陣の周りからも様々な反響の声があったようで、屋比久は「続編を心待ちにしているという声を周りから沢山聞いていたので、実際の多くの方々に観ていただけていることが嬉しいです」と喜び、「私自身がいち『モアナ』ファンで、そこに込められているメッセージは、なんて温かくて、なんて優しいんだろうと感じています。それがこうやって皆さんに届いて、喜んでくれていることが本当に嬉しいです」と、笑顔でコメント。

続いて、松也は「沢山の友人から『家族で観に行って本当に楽しかった!」という連絡を貰ってすごく嬉しくて、前作からのファンの方々の期待を裏切ってないんだな、と誇らしい気持ちです」と語った。

小関は「今日ちょうど祖父の家に会いに行って『モアナの映画公開しているんだよ』と話していたんですけど、先日自分が実際に劇場に行った時には超満員で、自分が小さいころに当時公開していた『モンスターズ・インク』を祖父と一緒に観に行った時のことを思い出しました」と、ディズニー作品との思い出を振り返った。

鈴木は「前作公開当時は中学1年生でしたが、今年二十歳を迎えて。大きな節目のタイミングでこの作品に携われたことが本当に嬉しいし、まわりの人たちからは、私の声と気がつかなったよ!と言われたり、友達に誘われて私自身ももう4回劇場へ観に行ってます!」と、自身の『モアナ』ファンぶりも明かした。

増留は「お友達や先生がが『映画見たよ!』とか、『舞台挨拶行ったよ!』と言ってくれて嬉しいです!」と、身近な人たちからの反響を明かした。

前作から更に絆が深まったマウイとモアナの活躍に多くの観客が魅了されている中、改めてモアナとマウイの関係性について、松也は「前作より絆が強固なものになっています。今回はお互いの信頼度がさらに強くなって、特にマウイがモアナの背中を押す形で、二人のコンビネーションが増している感じがします」とコメント。さらに、自身にとってモアナのような存在はいるかと聞かれると「高校時代の友人とは毎日のように連絡をとっていて、彼らは僕にとってモアナでありマウイのような存在です。彼らとなら一緒に航海へ出ても、おそらく仲良く帰って来れる……いや、どうかな……?(笑)」と、学生時代から続く友人たちとの大切な絆を、冗談を交えて明かした。

続いて、本作でロト役として、劇中歌「最高の世界」では超高速ラップの歌唱も披露するなど新たな挑戦となった鈴木。「生まれて初めてラップに挑戦して、最初は楽譜を見て戸惑ったんですけど、挑戦していくうちに知らない自分が知れたと思います。自分なりに新たな扉が開けたし、新たなことに挑戦する二十歳になればと、励みにもなりました」と、今回の挑戦を節目の年齢を迎える自身とも重ねて語った。

すると松也が、「僕の歌った『できるさ!チーフー!』もすごく難しくて苦労したんですけど……」と切り出すと、「聞くところによると、鈴木さんはあの難しいラップを、収録が1発OKだったと聞いたんですけど、本当ですか?」と、質問。これに「はい!1発OKでした」と、衝撃の事実を告白。劇中屈指の難易度を誇るラップパートだけに、これには屋比久や松也ら他登壇者も「信じられない!」と驚愕の様子で称賛。「でも、1発だと不安なので、もう一回やらせていただきました……」と謙虚にはにかむ鈴木に会場からも温かい拍手が送られた。

そして小関は、多くの人々を惹きつける本作の魅力について、「間違いなく、マウイのカッコ良さだと思います!自分が劇場に行った時も中学生、高校生の子たちが『マウイがカッコよかった、マウイに恋しちゃった!』とはしゃいでいる方がいて」と、実際に目撃したマウイの人気ぶりを明かした。

公開後に解禁された、マウイ役・松也の歌う「できるさ!チーフー!」の曲に合わせて、チーフーダンスでパワーチャージする動画が話題となったきんに君は、マウイのキャラクターの魅力や「チーフー!」という言葉のパワーについて、「まず、マウイの魅力は力強さや筋肉はもちろんなんですが、ジョークを言ったりして周りを盛り上げるエンターテイナーところも魅力だと思っています」と真面目なコメント。そして、「『チーフー!』と叫ぶだけで元気になります。なので、お笑いのお仕事で滑った時に、心の中で『チーフー!』と叫んでます」と、日頃この掛け声に励まされていると告白。「ちなみに今日午前中からお仕事していて、今のところ25回『チーフー!』と叫んでます」と、明かして会場を笑わせた。

そして、翌日にはクリスマスイブを迎えるということで、クリスマスに楽しみにしていることを聞かれた増留は「お兄ちゃんとクリスマスケーキを作る予定です。スポンジもクリームも私が大好きなチョコレートで作るのでとっても楽しみです」と、可愛らしい回答。そんなクリスマスの話題の中、増留の「モアナクリスマス!」の掛け声に合わせて、ステージ上の装飾すべてにクリスマスらしい明かりが灯り、モアナやシメアの住むモトゥヌイの島のような、南国のクリスマスをイメージさせる華やかな舞台が完成。

続けて、クリスマスに楽しみにしていることについて、きんに君もお馴染みの持ちネタを披露し、「おい、おれのミニ・きんに君、クリスマスにモアナを観に行くのかい?行かないのかい?どっちなんだい!?・・・・・・いーーーく!チーフー!」と、本作特別バージョンでネタを披露するも、何とも言えない会場の雰囲気に「この後、裏で『チーフー!』と叫ぼうと思います」と話し、ここでも会場の笑いを誘った。

そして、会場に詰め掛けたお客さんへ向けて、声優キャスト陣から生歌唱のクリスマスプレゼントを贈ることに。まずは屋比久が、モアナが二度と戻れないかもしれない危険が待つ航海へ向かう際に、どんな迷いや葛藤も越えてゆこう、自分を信じ進み続けようと決意するシーンで歌う「ビヨンド ~越えてゆこう~」を、パワフルに歌い上げ会場中が感動に包まれた。

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さらに、マウイ役の松也からは、劇中で落ち込んでしまったモアナを励ます楽曲「できるさ!チーフー!」を、お客さんの前で初披露。パワフルな歌声と「チーフー!」の掛け声に会場中が一体となり、マウイ推しのきんに君は「いや素晴らしかったですね!『チーフー!』の掛け声で、やっぱり元気が出ますね!」、そして、小関は自身が演じたマウイ推しのモニが、劇中でマウイに出会った時に感激のあまり気を失ってしまった時を再現し、「『マウイ~!!』と叫んで気絶しそうでした」と、感激しきりの様子でコメントした。

トークに歌に大盛り上がりとなったイベントの最後には、きんに君に運ばれて、映画の大ヒット記念とクリスマスを祝う、モアナ風クリスマスケーキも登場。「超特大ヒット」と書かれた記念のメッセージプレートを、屋比久が添えてケーキを完成させた。

最後に松也は「まだまだ“モアナチャージ”を浴びてない方もいらっしゃると思いますし、さらに世界中の沢山の方に愛していただいて、モアナ、そしてそれぞれのキャラクター達を応援してほしいです。ありがとうございます!」、そして、屋比久は「今日は松也さんの『できるさ!チーフー!』を初めて生で聴けてとても嬉しいです。この楽曲は作品の中でも、マウイがモアナのことを本当に理解しているからこその歌なので、聴くと私自身も励まされる曲です。この作品がそんな風に、沢山の人に元気や勇気をチャージできる、そんな作品になってくれたらいいなと思います。寒い冬が続きますけど、観た後に、温かい気持ちになって帰っていただけたらたいいなと思っています!ありがとうございました!」と、松也の生歌唱への喜びと共に作品がさらに多くの方へ届くことを願い、大盛況となったイベントを締めくくった。

この日のイベントで披露された、マウイが歌う「できるさ!チーフー!」は、新たな冒険へと出発するも、何もかも上手くいかないと落ち込んでしまうモアナを元気づける楽曲。イベント同日には、そんな先の見えない困難に直面したモアナに対して、マウイが「出口はちゃんとあるんだ。抜け出したいのか?それだったら、チーフーしろ」と、マウイがモアナを立ち上がらせるため優しく語り掛ける本編シーンも公開された。

ストーリー
「アナと雪の女王」のディズニーが贈る、美しく神秘的な海を舞台にした感動のミュージカル・アドベンチャー
海と特別な絆で結ばれた主人公・モアナは、すべての海をつなぐ1000年にひとりの“導く者”となり、彼方の島にいる人々を探していた。ある日、人間を憎み世界を引き裂いた“嵐の神の伝説”を知ったモアナは、その呪いを解くために、変幻自在な半神半人の英雄・マウイや新たな仲間と共に、世界を再びひとつにする航海に繰り出す。「海の果ても、越えてゆこう」――たとえ、どんな運命が待ち受けていても。

『モアナと伝説の海2』
日本版声優:屋比久知奈(モアナ)、尾上松也(マウイ)、小関裕太(モニ)、鈴木梨央(ロト)、山路和弘(ケレ)、ソニン(マタンギ)
監督:デイブ・デリック・ジュニア、ジェイソン・ハンド、デイナ・ルドゥー・ミラー
音楽:アビゲイル・バーロウ&エミリー・ベアー、オペタイア・フォアイ、マーク・マンシーナ
日本版エンドソング:ME:I
原題:Moana2
全米公開日:11月27日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c) 2024 Disney. All Rights Reserved.

公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/moana2

大ヒット公開中

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