シン・ヘソンが学園内に潜む深い闇に迫る『勇敢な市民』本編冒頭映像が特別解禁

画像1

シン・ヘソン主演の映画『勇敢な市民』(2025年1月17日(金)公開)の本編冒頭映像が公開された。

本作は、韓国で評価9.8点を記録したキム・ジョンヒョンの人気WEBマンガが原作のアクション・コメディ映画。トラブルを避け正規雇用を勝ち取るために学園内にはびこる悪事を全て見逃してきた女性教師ソ・シミン。しかし教師ですら手を出せない巨悪ハン・スガンが現れた時、猫のマスクで正体を隠しながらついに彼女は立ち上がった。シミンは元ボクシング王者にして、数々の格闘技をマスターした猛者だったのだ。

主演のシン・ヘソンが演じるのは、事なかれ主義で猫をかぶった女性教師、そして実際に猫のマスクをかぶった最強のファイター、ソ・シミン役。また、イ・ジュニョンが学園を支配する生徒スガン役を演じる。脇を固めるのはパク・ジョンウ、パク・ヒョックォン、チャ・チョンファら実力俳優陣。メガホンを取ったのは、ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」を手がけるパク・ジンピョ監督。

今回特別に解禁されたのは、本作の冒頭約10分間の本編映像。舞台となるムヨン高校は“校内暴力根絶”の2年連続優秀校に選ばれており、表向きは平和な学校に見えるがそこには社会の闇が存在していた。平和な学園の様子から一変、高級車をかっ飛ばして、自らの手下を従えるハン・スガン(イ・ジュニョン)が現れると、学園内は不穏な空気に包まれる。このハン・スガンこそ、学園内に潜む悪魔。気に食わない者がいれば、人目も気にせずに無慈悲に暴力を振るう。

不運にもスガンのターゲットとなっているコ・ジュニョン(パク・ジョンウ)は、生活のためにキンパを売り歩く祖母を人質に脅迫されているせいで一度も反抗できず、どこにも逃げ場はなく、あらゆる暴力を耐えるしかなかった。時には生徒のみならず、教師にも自分の支配下にいる事を知らしめるために、放送室から平手打ちの音を校内に響かせる。自分がいつ標的になってもおかしくない毎日に怯える生徒達、スガンの両親の権力で自らのクビが飛ぶことを恐れ、スガンの悪行を見て見ぬふりをするしかない教師達の姿が映し出されている。学園の全てが自分の手の中にあるスガンの狂気的な笑みは鳥肌ものだ。

そんなムヨン高校に光をもたらす人物が現れる。採用3ヶ月目の非正規教師のソ・シミン(シン・ヘソン)だ。非正規教師ということもあり、いろんな先生から雑用を頼まれるもの、にこやかに引き受ける。可愛らしく愛嬌のあるシミンは男性職員からも人気者で、スタイルの良いシミンの身体に視線を送る教頭にも嫌な顔を見せることなく耐える。全ては正規雇用を勝ち取るためだ。

だが、そんな姿とは打って変わって、自らに降りかかる不条理なことに怒りを抑えきれずトイレに引きこもり、激しく貧乏ゆすりをしながら幼なじみに怒涛のメッセージを送る。既読スルーされにさらに怒りがMAXに。元ボクシング王者だったが現在は他に付く職がなく後がないシミンは、正規雇用を勝ち取るためには、どんなことでも我慢し猫を被って愛想良くするように自らを落ち着かせる。

そんな時、先輩教師らが話すムヨン高校の闇を耳にする。それはシミンの使用しているデスクは、過去スガンのパワハラに耐えかね自ら命を絶った非正規教師の使用していたデスクだったのだ。思わずムヨン高校での過去のことを調べるとそのニュースを目にしてしまう。

その後何も知らなふりをしながら、シミンのことを気にかけている学校の部長のジェギョン教員(チャ・チョンファ)から忠告を受け、そこで初めて学園の闇スガンの非道な悪事を知る事となる。驚愕するシミンにチェギョン教員は正規教師になるまでは「見ざる、聞かざる」で生徒同士の問題には介入しないように、特にスガンに関しては傍観するようにアドバイスをする姿までが映し出されている。

正規雇用のためスガンの悪行を見て見ぬふりをするシミンだったが、正義感の強さが隠しきれない本当の姿が垣間見れる冒頭シーンは、1月9日(木)までの期間限定で公開中。既に解禁されているシミンとスガンの華麗なる防御アクションシーンにも注目したい。

画像2
画像3
画像4
画像5

ストーリー
非正規雇用である高校にやってきた女性教員ソ・シミン。その高校はセレブの息子であるスガンという生徒の暴力に支配されていた。正規雇用を勝ち取るために無用のトラブルを避け見て見ぬふりをするシミン。しかし、いじめのターゲットとなった生徒とその家族にまで及ぶ暴力を知った時、猫のマスクで正体を隠したシミンがスガンとその一味の前に立ちはだかった。そう、彼女は元ボクシングチャンピオンで数々の格闘技をマスターした最強のファイターだったのだ。しかし、学園の支配者スガンが黙っているはずはなかった―

『勇敢な市民』
出演:シン・ヘソン、イ・ジュニョン、パク・ジョンウ、パク・ヒョックォン、チャ・チョンファ
原作:キム・ジョンヒョン「勇敢な市民」
監督:パク・ジンピョ
2023年/韓国/112分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:용감한 시민/英題:Brave Citizen/字幕翻訳:根本理恵
映倫区分:PG12
提供:KADOKAWA Kプラス、MOVIEWALKERPRESS KOREA
配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス
(C)2023 Content Wavve Corp. ALL RIGHTS RESERVED.

公式サイト:yukan-na-shimin.jp
公式X:@yukannashimin

2025年1月17日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開

関連記事
映画『勇敢な市民』パク・ジンピョ監督が俳優陣の演技を絶賛 新たなアクションカットも公開
シン・ヘソン×イ・ジュニョン『勇敢な市民』教師と生徒の初対面シーンを捉えた本編映像公開
シン・ヘソン×イ・ジュニョン『勇敢な市民』日本版&韓国版のキャラクタービジュアル公開 場面写真も
シン・ヘソン×イ・ジュニョン『勇敢な市民』予告映像公開 女性教師が猫のマスクをかぶった最強のファイターに

目次