橋本愛主演の映画『早乙女カナコの場合は』に、映画『私にふさわしいホテル』でのん演じる主人公・加代子が小説を執筆するための別名義・有森樹李として出演することが明らかとなり、併せて、超特報映像が公開された。
柚木麻子の小説「早稲女、女、男」を映画化。男勝りで過剰な自意識ゆえに素直に甘えることができず、本当は誰よりも純粋で不器用な主人公・早乙女カナコと演劇サークルの先輩・長津田の10年に渡る恋愛模様を中心に、彼女たちと周囲の人々が右往左往しながらも各々が自分を見つめ直していく姿を描いた恋愛奮闘記だ。
超特報映像には、のん演じる有森樹李が「有森樹李です。よろしくお願いしますね」と挨拶し、それにカナコが満面の笑みで「はい!よろしくお願いします!」と嬉しそうな表情を見せる。
『私にふさわしいホテル』では新人作家とピンクの髪の書店員を演じた二人だが、本作では売れっ子作家になった有森と、出版社への入社が決まった黒髪の編集者の卵・早乙女カナコ役で再共演する。
恋愛をテーマにしながらも、シスターフッド、社会との葛藤、複雑に絡み合う人間模様を丁寧に描き出し、「恋とは何か」「本当に大切なものは何か」を問いかける本作。『早乙女カナコの場合は』は2025年3月14日(金)公開。
ストーリー
大学進学と同時に友達と二人暮らしを始めた早乙女カナコ。入学式で演劇サークル「チャリングクロス」で脚本家を目指す長津田と出会い、そのまま付き合うことに。
就職活動を終え、念願の大手出版社に就職が決まる。長津田とも3年の付き合いになるが、このところ口げんかが絶えない。⻑津田は、口ばかりで脚本を最後まで書かず、卒業もする気はなさそう。サークルに入ってきた女子大の1年生・麻衣子と浮気疑惑さえある。そんなとき、カナコは内定先の先輩・吉沢から告白される。
編集者になる夢を追うカナコは、長津田の生き方とだんだんとすれ違っていく。大学入学から10年―それぞれが抱える葛藤、迷い、そして二人の恋の行方は―
『早乙女カナコの場合は』
出演:橋本愛 中川大志 山田杏奈 根矢涼香 久保田紗友 平井亜門 /吉岡睦雄 草野康太 /のん 臼田あさ美 中村蒼
監督:矢崎仁司
原作:柚木麻子『早稲女、女、男』(祥伝社文庫刊)
脚本:朝西真砂 知 愛
音楽:田中拓人
製作:石井紹良 髙橋紀行 宮西克典
製作幹事:murmur KDDI
制作:SS工房
企画協力:祥伝社
2024/日本/DCP/2:1/5.1ch/119min 映倫区分:G
配給: 日活/KDDI
(C)2015 柚木麻子/祥伝社 (C)2025「早乙女カナコの場合は」製作委員会
公式サイト:saotomekanako-movie.com
公式X:@wands_movie
2025年3月14日、新宿ピカデリー他全国公開
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