U-NEXTにて独占先行配信中、DVDリリース中の時代劇ロマンス「長相思」より、スペシャルPV2「小夭（しょうよう）×瑲玹（そうげん）幼いころからの固い絆で結ばれた2人」が公開された。
大ヒットドラマ「宮廷女官 若曦（ジャクギ）」の原作者として知られるベストセラー作家トン・ホワの同名小説を、作者自身が脚本を手掛けてドラマ化。ヤン・ズーが本作で演じたのは、苛酷な体験によって男として生きることになった異色のヒロイン。低めに抑えた声や男っぽい所作を違和感なく生き生きと演じ、後半では本来の姿を取り戻した姫君の凛とした美しさも披露している。
ヤン・ズーの相手役を務めたのは、タイプの異なる殿方役で話題を集めた4人の俳優たち。「風起花抄（ふうきかしょう）～宮廷に咲く琉璃色の恋～」の悪役で強い印象を残したジャン・ワンイー、「千紫万華（せんしばんか）～重紫（ちょうし）に捧ぐ不滅の愛～」でのドン・ウェイ、主演作「猟罪図鑑～見えない肖像画～」のタン・ジェンツー、「黒豊（こくほう）と白夕（はくせき）～天下を守る恋人たち～」のワン・ホンイー。それぞれの立場でヒロインを愛し、絶妙な配役によって4者4様の魅力を繰り出している。
王姫にも関わらず、過酷な運命により玟小六（びんしょうりく）という男性医師として清水（せいすい）鎮で暮らしていた小夭（ヤン・ズー）。そこへ軒（けん）と名乗る人物が現れ酒屋を開き、小夭と意気投合する。彼の正体は、幼少の頃一緒に暮らしていたが戦によって生き別れ、300年間小夭を捜し続けていた従兄の西炎瑲玹（せいえんそうげん／ジャン・ワンイー）だった。やがて、小六が小夭であることに気づくも、「お前の手で血を汚すことは望まぬ。ただ、そばにいてくれ」と小夭への淡い想いを封印し、頼れる従兄に徹する瑲玹。
時には居眠りをする小夭におでこキスを贈ろうとするが踏みとどまったり、「王位に就いたのは小夭を守るため、二度と離れぬため」と抑え込んでいる本音を吐露する一幕も。西炎国を率いる立場である重責と、小夭への愛との狭間で揺れ動き、繊細かつ切ない目線で魅了する様子が映し出されている。家族のように支え合い、揺るがない2人の絆にも注目だ。