映画『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』より、場面カットが公開された。
“1分間で最強を決める”という斬新なコンセプトが支持され、盛り上がりを見せてきた格闘技イベント・ブレイキングダウン。その顔ともいえる格闘家・朝倉未来と起業家・溝口勇児が、『クローズZERO』の三池崇史監督を迎え、本作で映画界に挑む。
本作を楽しむ大きなポイントの1つとして、やべきょうすけ、一ノ瀬ワタル、金子ノブアキ、高橋努、波岡一喜ら『クローズZERO』シリーズからの俳優たちが今作に大集結していること。この再会案は『クローズZERO』ファンであるエグゼクティブ・プロデューサーの溝口と朝倉たっての希望で実現した。
Netflixのドラマ「サンクチュアリ -聖域-」の主演で話題となった一ノ瀬ワタルは、当時は格闘家を目指していて俳優になるつもりは無かった、にも関わらず鳳仙学園の制服を着たくてエキストラで『クローズZEROⅡ』に参加したことが、役者としての始まりで、今の活躍に至る。今作では主人公イクトが入る少年院の看守として登場し、凄まじい存在感を放っている。
さらに『クローズZERO』シリーズで主人公の滝谷源治(小栗旬)にも引けを取らない強い男・牧瀬隆史に扮した高橋努も登場。本作での役どころについて三池監督はわざわざクローズの原作者にお伺いを立てたそう。気になるその理由はスクリーンで確かめていただきたい。
『クローズZEROⅡ』で鳴海大我を演じた金子ノブアキも本作では、BARの謎多き主人・大迫裕次郎を演じ、不良少年たちを優しく、時に厳しく見守っている。
波岡一喜は、本作ではイクトとリョーマが出所後に働く工場の先輩として登場。若い二人に分け隔てなく優しく接する姿と『クローズZERO』での鷲尾郷太役とのギャップもファンをニンマリさせてくれるだろう。
『クローズZERO』で片桐拳役を務めたやべきょうすけは、本作では少年院の原田教官としての出演に加え、キャスト達のアクション指導も三池監督から任せられたそう。監督から絶大な信頼を寄せられるやべは「もはや三池崇史という監督に魅了された俳優たちのカムバックと言ってもいいと思う。ある種の恩返しであり、三池イズムを今の若い子たちにも継承できればという気持ちが強かった」と格別の想いがあるようだ。
ちなみに『クローズZERO』を象徴する某実力派俳優もまさかの姿で登場するので、ぜひ映画館で見つけてほしいが、三池監督は「撮影当日まで本人もどんな役で出るのか理解していなかった」と笑う。
『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』は1月31日(金)より公開。
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