北村匠海主演『悪い夏』(3月20日(木・祝)公開)の場面写真が解禁された。
第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人の小説を、城定秀夫監督、向井康介脚本で映画化した本作は、真面目に生きる気弱な公務員の破滅への転落と、“今そこにある”恐怖を描く狂乱のサスペンス・エンターテインメント。主人公・佐々木守役の北村は、真面目に生きるも、気弱な性格ゆえに犯罪に巻き込まれていく男を演じる。
さらに、色仕掛けで佐々木を犯罪へと巻き込んでゆく育児放棄寸前のシングルマザー・愛美を演じる河合優実をはじめ、裏社会の住人で犯罪計画の首謀者・金本役を窪田正孝、正義感に燃える佐々木の同僚・宮田役を伊藤万理華、愛美に肉体関係を強要する佐々木の先輩・高野役を毎熊克哉、金本の愛人・莉華役を箭内夢菜、金本の手下でドラッグの売人・山田役を竹原ピストル、息子と2人、困窮した生活から万引きに手を染める古川佳澄役を木南晴夏が演じる。
解禁された場面写真には、気弱な性格が故にどん詰まり、“目が死んだ”うつろな表情の佐々木(北村)、そっと手を重ねながら意味ありげな視線を佐々木に向ける愛美(河合)、獲物を追い詰めるのを楽しんでいるかのようにギラついた眼で佐々木に絡む金本(窪田)、佐々木に制されているのに目もくれずに、自分勝手な正義感に燃える宮田(伊藤)、薄っぺらさが透けて見える疑惑が付きまとう高野(毎熊)、金本の顔色一つで動く山田(竹原)と莉華(箭内)、生きる気力をどこかに置いてきてしまったかのような暗い顔の佳澄(木南)など、クセものぞろいの登場人物たちが見せる“狂乱”の表情が切り取られている。
さらに、本作の舞台挨拶付き完成披露上映会が、2月17日(月)に開催されることも決定。イベントには北村匠海、河合優実、窪田正孝、木南晴夏、伊藤万理華、毎熊克哉、箭内夢菜、城定秀夫監督が参加予定となっている。
舞台挨拶付き完成披露上映会 概要
【日時】
2月17日(月)
開場 17:30/舞台挨拶開始 18:00/開映 18:40
【場所】
イイノホール(東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング4階)
【登壇者(予定)】
北村匠海、河合優実、窪田正孝、木南晴夏、伊藤万理華、毎熊克哉、箭内夢菜、城定秀夫監督
※ゲストは都合により、予告なく変更となる場合がございます。
【料金】
2,200円均一(税込)
※チケットなど、詳細はこちらをご確認ください。
ストーリー
市役所の生活福祉課に務める佐々木守(北村匠海)は「職場の先輩・高野(毎熊克哉)が生活保護受給者の女性に肉体関係を強要しているらしい」と同僚の宮田(伊藤万理華)から相談を受け、真相究明の手伝いを頼まれる。真面目で気弱な佐々木は、正義感に燃える宮田の頼みを面倒くさいと思いながらも断ることができず、その女性、育児放棄寸前のシングルマザー・愛美(河合優実)のもとを訪ねる。愛美は高野との関係を否定するが、実は裏社会の住人・金本(窪田正孝)、その愛人の莉華(箭内夢菜)、手下の山田(竹原ピストル)と共に、ある犯罪計画の片棒を担ごうとしていた。そうとは知らず、徐々に愛美へと惹かれてゆく佐々木。ふとしたきっかけで万引きを繰り返すようになってしまった生活困窮者・佳澄(木南晴夏)らを巻き込み、佐々木にとって悪夢のようなひと夏が始まろうとしていた……。
『悪い夏』
出演:北村匠海、河合優実、伊藤万理華、毎熊克哉、箭内夢菜、竹原ピストル、木南晴夏、窪田正孝
監督:城定秀夫
脚本:向井康介
原作:染井為人『悪い夏』(角川文庫/KADOKAWA刊)
音楽:遠藤浩二
製作:映画「悪い夏」製作委員会(クロックワークス/KADOKAWA/C&Iエンタテインメント)
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:クロックワークス
(C)2025映画「悪い夏」製作委員会
公式サイト:waruinatsumovie.com
公式X:@waruinatsumovie
2025年3月20日(木・祝)全国公開
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