映画『白雪姫』の劇中歌&プレミアム吹替版キャストお披露目イベントが2月10日に実施され、白雪姫役のプレミアム吹替版声優を務める吉柳咲良が劇中歌を初披露。さらに、プレミアム吹替版声優3名が新たに発表された。
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『美女と野獣』『アラジン』のディズニーが、ついにその“原点”に魔法をかける。ディズニー初の長編映画であり、世界初のカラー長編アニメーションでもある『白雪姫』が新たなミュージカル版として実写映画化。雪のように純粋な心を持つ主人公・白雪姫は、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王によって命狙われるも、不思議な森で出会った7人のこびとたちや、城の外の世界へいざなってくれたジョナサンに救われる。誰もが希望を失いかけた時、仲間たちと力を合わせ、白雪姫の優しさが起こした素晴らしい奇跡とは…?
白雪姫をイメージした美しいドレスに身を包んだ吉柳が、物語の中で白雪姫が迷い込んだ不思議な森がまさにそこに現れたかのような、色とりどりの緑と花が生い茂るステージに登場。アニメーション版でもお馴染みの楽曲「口笛ふいて働こう」と、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』の作曲家パセク&ポールが手掛けたクラシカルなミュージカル・ナンバー「夢に見る~Waiting on a Wish~」の2曲をオーケストラの生演奏を率いて初披露した。「夢に見る~Waiting on a Wish~」では、楽曲で描かれる王国の今を憂いている白雪姫の“変わりたいのに、変われずにいる葛藤”をのせて、力強く、透き通る歌声を見事に披露。会場を一瞬にして『白雪姫』の“優しさと光であふれた国”へ誘い、息を呑むような歌唱を見せつけた。
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本作での初パフォーマンスを終えた吉柳は、「すごく緊張したんですけど、「夢に見る~Waiting on a Wish~」は特に好きな楽曲なので披露できてよかったです。2曲ともリハーサルより上手に歌えました。楽しかったです!」と緊張が残りながらも、歌い上げた楽曲への想いを語った。
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幼いころから、ディズニープリンセスを夢見ていたという吉柳。白雪姫役としてついにその夢を果たすこととなったが、周りからの反響について聞かれると「“やっと夢がかなったんだね!” “絶対見に行くね!”と友達や共演者の方々から温かい言葉をいただき、ファンの方たちからもたくさんのメッセージをいただきました。私にとってプリンセスは自分より遠くにいる憧れの存在だったので、白雪姫の声を務めさせていただくことで、自分に少し自信を持てるようになりました」と笑顔。
自身と演じる白雪姫については「私はネガティブになりがちな性格なので、思慮深く、優しく、人想いな白雪姫への憧れがあって、最近はこの役を演じることに恥じないよう、白雪姫の心得を胸に刻みながら生きています。可愛らしくチャーミングでありながら、優しくとても素敵な白雪姫になっていると信じています」と明かし、「『白雪姫』の“優しさと光であふれた世界”へ憧れがありますし、こんな風に生きていきたいなと尊敬するのが白雪姫。小さい頃から憧れてきた人物を具現化した存在が、自分にとっての白雪姫です」と語った。
そして今回、新たに、女王・おこりんぼ(7人のこびと)・魔法の鏡のプレミアム吹替版声優を務める3名が発表された。
外見の美しさと権力に執着し、国を恐怖と魔法の力で支配する邪悪な女王役を務めるのは、月城かなと。宝塚歌劇団の月組トップスターとして活躍してきた彼女は、一流の演技力と高い歌唱力をディズニー本社に認められての起用となった。
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ディズニーヴィランズの中でも人気を誇る女王は、白雪姫の“本当の美しさ”に嫉妬し、彼女の命を狙うという役どころ。今回の決定について、月城は「いつオーディションのお返事が来るのかまったくわからなかったので、声にならない叫びでした。ダメだったんだろうなという思いで過ごしていたので、夢のようでとてもびっくりしました」と喜びを語った。女王の魅力について問われると「女王は氷のような隙のない美貌を持ちながら、一瞬見せる動揺をガル・ガドットさんがとても素敵に演じられていたので、少しでもそれをお伝えできるように、とにかくガル・ガドットさんの表情を見ながら、歌もセリフも録らせていただきました」と語った。
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そして、女王から逃げる白雪姫が不思議な森で出会う7人のこびとの一人おこりんぼ役に、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏が決定。「愛されキャラで、周囲にいじられるとすぐにおこりだす姿が、役とまさにぴったり」という理由から決定した津田。
そんな7人のこびとの中で特にお気に入りのキャラクターを聞かれた吉柳が「本当に心を奪われたキャラクターがいて、おとぼけって言うんですけど…」と答えると、「そこはおこりんぼでしょ!!」とさっそく“おこりっぷり“を披露。おこりんぼ役の役作りについて聞かれると「普段よりどんなことでも怒っていました。ふとしたことにも怒って、家族には迷惑をかけました(笑)」と会場中の笑いを誘い、「(自分以外の)7人のこびとのキャスト陣はすごく豪華なんです。その凄さはまさしくゴイゴイスーです!」と、お馴染みのセリフを披露。今後発表される7人のこびと役への期待を高めた。
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さらに、どんな時、どんな相手でも“真実”しか口にしない不思議な魔法の鏡役として声優・諏訪部順一が登場。『スター・ウォーズ:アコライト』でも日本版声優を務め、ディズニー作品との縁も深い諏訪部が参加する。
魔法の鏡の魅力や役作りついて聞かれると、諏訪部は「常に真実を語るのが魔法の鏡。字幕版では低音が響く声なので、その声に寄せながら、プレミアム吹替版では日本の子どもたちを脅かしすぎないようにとディレクションがあり、バランスを意識しました」と、収録の様子も明かした。
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最後に、白雪姫役の吉柳が「アニメーション版で見ていた景色が飛び出てくるような感覚がたくさんあって、(ミュージカル版では)こんな風になるんだとワクワクもありました。そのぐらい本当に映像が美しくて、楽曲も素晴らしくて、ミュージカル版ということで壮大さも増して、映画館で見たときの感動がすごいだろうなと思いました。大切に大切に声を当てさせていただきましたので、ぜひ映画館で見ていただけると嬉しいです!」とメッセージを贈り、会場からの温かい拍手とともに、イベントは幕を閉じた。
ストーリー
『美女と野獣』『アラジン』のディズニーが、『白雪姫』を新たなミュージカル版として実写化。雪のように純粋な心を持つ白雪姫の願いは、かつてのような人々が幸せに暮らす希望に満ちた王国。だが、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王によって、王国は闇に支配されていた。女王は、白雪姫の “本当の美しさ”に嫉妬し、彼女の命を狙うが、不思議な森で出会った7人のこびとたちや、城の外の世界へいざなってくれたジョナサンに救われる。誰もが希望を失いかけた時、仲間たちと力を合わせ、白雪姫の優しさが起こした素晴らしい奇跡とは…?
『白雪姫』
出演:レイチェル・ゼグラー/ガル・ガドット
監督:マーク・ウェブ
脚本:グレタ・ガーウィグ
音楽:パセク&ポール
プレミアム吹替版声優:吉柳咲良
オリジナル・サウンドトラック:ウォルト・ディズニー・レコード
原題:SNOW WHITE
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
公式サイト:disney.jp/snowwhite-movie
2025年3月20日(木・祝)全国劇場にて公開
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