『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』のワールドプレミアが2月12日にアメリカ・ロサンゼルスのTCLチャイニーズ・シアターで開催され、アンソニー・マッキー、ハリソン・フォードらキャスト陣と、監督のジュリアス・オナーが集結した。
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主人公は、初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)のラストでヒーロー引退を決めたスティーブから“正義の象徴”である盾を託されたサム・ウィルソン。“正義の象徴”キャプテン・アメリカという重圧に葛藤しながらも、スティーブの意思を継ぎ、その圧倒的な重みを背負い戦うことを決意。元々は軍所属の一般兵士で超人的なパワーを持たないサムがキャプテン・アメリカとして、盾をかかげ鋼の翼で空を駆け、暴走する強大な敵へと立ち向かっていく―。
キャプテン・アメリカのコスプレをして公開を心待ちにするファンたちの熱気に包まれながら、ブルーのスーツをスタイリッシュに着こなしレッドカーペットに登場したサム役のアンソニー・マッキー。作品を楽しみに待つファンに向けて「この瞬間をずっと待ち望んできました。サムが輝く瞬間が訪れることに興奮しています。皆さんはスリル満点でワクワクするような映画を期待していてください。サム・ウィルソンの活躍を観てもらえることが楽しみで仕方ないです」と公開を迎える喜びを告白。
またアンソニーは、ハリソンとの共演を改めて噛みしめるように「21年前、ハリソン・フォードが出演する映画で、私はある部屋に入り、一瞬だけ演技をし、次のシーンではトランクの中にいるような役を演じました。それだけが私の役目でした。そして21年後の今、ハリソン・フォードの隣に立って、彼の共演者だと言えるようになりました。これは本当にアメリカン・ドリームです。自分が尊敬する人物が自分を共演者として受け入れてくれるなんて!」と興奮を語った。
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本作では、これまでのキャップ同様に盾を駆使した重厚感たっぷりの肉弾戦に加え、翼を広げ自在に空を駆ける空中アクションも展開。盾×翼による、これまでに観たことがない圧倒的スケールの新たなアクションを劇場で体験することができるが、アンソニーはそんな本作について「この映画は、マーベル映画の愛すべき魅力を凝縮したような作品になりました。つまり、アクションがあり、ハラハラドキドキがあり、ワクワクがあり、すべてが詰まっています。物語のスケールの大きさも伝わってくるでしょう」と語った。
そして、これまで数多くの名作で映画界を牽引し、本作でMCU初参戦となるハリソンが会場に登場すると、ファンのボルテージも最高潮に。「私たちは長い時間をかけてこの映画を制作してきました。そんな本作は本当に満足の出来ですし、ここにお披露目できることを嬉しく思っています」と喜びを語っている。
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劇中では、ハリソン演じる米大統領サディアス・ロスが開く国際会議でテロ事件が発生し、それをきっかけに生まれた各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展。キャプテン・アメリカは、その混乱を止めようと立ち上がるが、レッドハルクに変貌したロスが行く手を阻む―。
キャプテン・アメリカはヒーローを代表するような存在。ハリソンは、ヒーロー映画の魅力について「私が若手の頃、ヒーローを演じるということについてよく質問されたものです。私の答えはいつも決まっていて、“私はヒーローを演じているわけではない。私は一人の男を演じているだけで、その男がたまたま人を助けるために見返りを求めずに行動する瞬間があるだけだ。それがヒーローのように見えるのだ”と答えていました。人はそんな勇姿を目にすると感動するし、心が温まるのだと思います」と言及した。
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ジュリアス・オナー監督からも、本作の座長であるアンソニーに「心、魂、才能、魅力、ユーモア、君は全てにおいて本当に特別な存在です。今日はこの映画と君を祝うためにここにいるが、君ほどの素晴らしい主演俳優がいなければ、今日という日を迎えることはできなかったでしょう。君は我々をここまで連れてきてくれた人です」と熱いメッセージが贈られた。
また会場にはほかにも、“2代目”ファルコンことホアキン・トレス役のダニー・ラミレス、ロスの側近の政府高官ルース・バット=セラフ役のシーラ・ハース、『インクレディブル・ハルク』にも登場した謎の男サミュエル・スターンズ役のティム・ブレイク・ネルソン、ロスの娘ベティ・ロス役のリヴ・タイラー、サイドワインダーことセス・ヴォルカー役のジャンカルロ・エスポジート、イザイア・ブラッドリー役のカール・ランブリー、レイラ役のショシャ・ロケモア、そしてマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギやプロデューサーのネイト・ムーアも登場。ファンとの撮影やサインに応じるなど、大盛況のプレミアイベントとなった。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、2月14日より公開。
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2月14日(金)全国劇場公開