第29回釜山国際映画祭のコンペティション部門<NEW CURRENTS(ニューカレンツ)>への正式出品を果たした、丸山隆平主演『金子差入店』の場面写真と特別映像(「差入屋」説明動画)が解禁された。

現在フランスで開催中の第31回 ヴズール国際アジア映画祭 <コンペティション部門>へも正式出品中(開催期間:2月11日~18日)の本作は、差入店を営む家族の絆と一家が巻き込まれる事件を軸に、人間の可笑しさと切なさ、ダークサイドから希望に満ちた光までを追いかけるヒューマンサスペンス。
差入店の店主を務める主人公の金子には、『泥棒役者』以来8年ぶりの主役を演じる丸山隆平。共演は、真木よう子、三浦綺羅、川口真奈、北村匠海、村川絵梨、甲本雅裕、根岸季衣、岸谷五朗、名取裕子、寺尾聰。
監督はオリジナル脚本も手掛けた古川豪。主題歌は古川監督が助監督を務めた『東京リベンジャーズ』シリーズで結んだ友情からオファーされたSUPER BEAVER「まなざし」。
この度解禁となった場面写真は、家族で差入店を営む主人公の金子(丸山)が依頼者からの手紙を拘置所に収容された人へ差し入れ、読み上げるシーンをはじめとした全11点。

金子が、仕事を全うしている時とは正反対の柔らかな表情で、愛する妻と息子を見つめる金子一家の姿や、パトカーの赤いランプを背に、困惑した表情をみせる金子と妻・美和子(真木)の不穏なツーショット。

何かに鋭い視線を向け、金子の息子・和真(三浦)を必死にきつく抱きしめる金子の叔父・星田(寺尾)や、赤いランドセルを抱えながら憔悴しきった表情で1点を見つめる、和真の同級生の母親・徳山詩織(村川)の姿、毎日のように拘置所を訪れる女子高生・佐知(川口)の姿など、物語の展開が気になるカットも。



そして、罪を犯し拘置所に収容される小島高史(北村)の姿も初公開。手入れがされていない伸びきった髪が印象的だ。

さらに、小島の母・こず江(根岸)が軒先で大量のマスコミに囲まれているカット。甲本雅裕演じる弁護士・久保木のワンショットや、名取裕子演じる金子の母・容子がタバコ片手に金を無心するシーン。岸谷五朗演じる被疑者・横川の姿なども揃い踏みで、細かく枝分かれしていくような物語の展開が予感される場面写真となっている。




併せて解禁となった特別映像は、金子一家の生業である「差入屋」は、誰のためのどのような仕事なのかがわかる、説明動画となっている。
ストーリー
刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」。 金子真司は一家で「差入店」を営んでいた。ある日、息子の幼馴染の女の子が殺害される凄惨な事件が発生。彼女の死にショックを受ける一家だったが、犯人の母親が差入をしたいと尋ねてくる。 差入屋として犯人と向き合いながらも、日に日に疑問と怒りが募る金子。そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う。 彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。2つの事件の謎と向き合ううちに、金子の過去が周囲に露となり、 家族の絆を揺るがしていく―
『金子差入店』
出演:丸山隆平 真木よう子 / 三浦綺羅 川口真奈 北村匠海 村川絵梨 甲本雅裕 根岸季衣 岸谷五朗 名取裕子 寺尾聰
監督・脚本:古川豪
主題歌:SUPER BEAVER「まなざし」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作:「金子差入店」製作委員会
製作幹事:REMOW
製作プロダクション:KADOKAWA
配給:ショウゲート
(C) 2025「金子差入店」製作委員会
公式サイト:kanekosashiireten.jp
公式X:@kaneko_movie
5月16日(金) TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
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