恐竜や氷河期も登場 ロバート・ゼメキス監督最新作『HERE 時を越えて』冒頭映像解禁

『フォレスト・ガンプ/一期一会』のスタッフ&キャストが再集結した映画『HERE 時を越えて』の冒頭映像が解禁された。

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本作は、地球上のある地点に固定カメラを設置し、その場所に暮らす幾世代もの家族が交差して描かれる、愛と喪失、記憶と希望の物語。ロバート・ゼメキス監督の最新作であり、動かないカメラで時空を越える、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の精神を引き継いだとも言える本作は、「すべては、ここ(HERE)で起こる」というテーマのもと、紀元前から現代までを往き来する壮大な時間旅行をひとつの舞台で描き出す。

このたび解禁されたのは、壮大なスケールで描かれた本作の幕開けを飾る映像。本作のために特別に開発されたというレンズで撮影した、同じカメラアングルの映像がふんだんに登場。まったく異なる時代を映し出しているのにも関わらず、それぞれが時代を越えて響き合うような不思議な感覚が押し寄せ、未体験の映像体験が広がるワンシーンとなっている。

映画の舞台は、地球上のある土地に建つ一軒家のリビング。ゼメキス監督と深い関わりのある、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『フォレスト・ガンプ/一期一会』でも音楽を手掛けた作曲家アラン・シルヴェストリの荘厳な音楽が鳴り響くなか、時代や季節が異なるさまざまな場面が次々に登場する。ある時代では雪の中を走っていた車が、また別のある時代では舗装された道を走る。ひとつの画面の中で複数の時代が交錯し、生命のサイクルを表現するように繋がってゆく。

映像には、本作の舞台となる“家”が建てられる以前の時代が描かれている。時は紀元前。恐竜が駆け抜け、巨大な隕石が土地を焼き尽くし、氷河期が訪れる様子が、この途方もない年代記の始まりに相応しい大迫力の映像で描かれる。さらに、それらすべてが定点観測で映し出されることによって、その後の動植物の繁栄や人間の営みも含め、すべてが“ここ(HERE)”で起きたのだと強く実感させられる力強い映像となっている。

映画ではその後、オークの木々が育ち、その森で先住民族の男女が出会い、悠久の時を越えてその場所に家が建ち、いくつもの家族が入居しては出てゆくさまが心揺さぶるドラマと共に映し出される。

『HERE 時を越えて』は4月4日公開。

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ストーリー
恐竜が駆け抜け、氷河期を迎え、オークの木が育ち、先住民族の男女が出会う。悠久の時を越えてその場所に家が建ち、いくつもの家族が入居しては出てゆく。心を揺さぶるドラマと共に。1945年、戦地から帰還したアル(ポール・ベタニー)と妻のローズ(ケリー・ライリー)が家を購入し、やがてリチャード(トム・ハンクス)が生まれる。世界が急速に変化していく中、絵の得意なリチャードはアーティストになることを夢見ていた。そんな中、別の高校に通うマーガレット(ロビン・ライト)と出会い、2人は恋におちる。マーガレットは、高校卒業後は大学に進学し、弁護士になることを目指していた。だが、ここから思いがけない人生が始まる――。

『HERE 時を越えて』
出演:トム・ハンクス ロビン・ライト ポール・ベタニー ケリー・ライリー ミシェル・ドッカリー
監督:ロバート・ゼメキス
原作:リチャード・マグワイア
脚本:エリック・ロス&ロバート・ゼメキス
2024年/アメリカ/英語/104分/カラー/5.1ch/ビスタ/原題:HERE/字幕翻訳:チオキ真理/G
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
(c)2024 Miramax Distribution Services, LLC. All Rights Reserved.

公式サイト:here-movie.jp
公式X:@HERE_movie0404

4月4日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

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