映画『蔵のある街』特報公開 山時聡真が倉敷の街を奔走、高橋大輔の姿も

山田洋次作品の多くで脚本、助監督を務め、『ひまわりと子犬の7日間』『あの日のオルガン』で知られる平松恵美子監督が、故郷の岡山県倉敷市を舞台に描く映画『蔵のある街』より、ポスタービジュアルと特報が公開された。

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昔ながらの街並みを残す岡山県倉敷市に住む高校生の蒼と祈一、紅子は小学校からの幼なじみ。ある日紅子の兄で、自閉スペクトラム症のきょんくんが神社で騒ぎを起こす。きょんくんをなだめようと、蒼がとっさに口走った「約束」が、思いがけない波紋を呼び起こし…。

公開されたポスターには、江戸時代の白壁の蔵や町家が並ぶ美しい倉敷の街を背景に、主人公の蒼(山時聡真)と紅子(中島瑠菜)、紅子の兄きょんくん(堀家一希)、蒼の親友の祈一(櫻井健人)、蒼たちの計画をサポートする美術館学芸員の古城(高橋大輔)と喫茶店のマスター仙太(前野朋哉)、そして紅子の母(MEGUMI)や祈一の父(林家正蔵)ら、この街で暮らすさまざまな人々が賑やかに顔を揃える。風船を持って微笑む謎の男(橋爪功)の存在も気になるところだ。

あわせて公開された特報は、紅子の兄で自閉スペクトラム症のきょんくんが、街の神社の大木に登って騒いでいるシーンから始まる。きょんくんを木から降ろそうと、とっさに「今度ここで打上花火を見せる」と約束する蒼。しかし街の大人たちからは「高校生のお遊びに付き合っていられない」と相手にされず、紅子からは出来もしない約束できょんくんを傷つけたと非難される。途方に暮れる蒼たちの前に、打上花火の計画に興味を示す学芸員の古城が現れて…。「綺麗なことは大切だよ」と語りかける古城(高橋大輔)の言葉にはっとさせられる映像となっている。

映画『蔵のある街』は、7月25日MOVIX倉敷にて先行公開、8月22日新宿ピカデリーほか全国公開。

『蔵のある街』
出演:山時聡真 中島瑠菜 堀家一希 櫻井健人 田中壮太郎 陽月 華 長尾卓磨 前野朋哉 ミズモトカナコ 北山雅康 高橋大輔 MEGUMI 林家正蔵 橋爪功
脚本・監督:平松恵美子
音楽:村松崇継
主題歌:手嶌葵「風につつまれて」(ビクターエンタテインメント)
企画・製作:つなぐ映画「蔵のある街」実行委員会
制作プロダクション:松竹撮影所
企画協力:倉敷市
特別協賛:高砂熱学
配給:マジックアワー
(C) 2025 つなぐ映画「蔵のある街」実行委員会

公式サイト:https://kuranoarumachi.com/
公式X:@kuranoarumachi

7/25(金)倉敷先行公開、8/22(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー!

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