本年度アカデミー賞(R)脚色賞を受賞した、レイフ・ファインズ主演、エドワード・ベルガー監督最新作『教皇選挙』のアザービジュアルと、キャスト3名のインタビュー映像が解禁された。

本作はカトリックの総本山バチカンで、トップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙〈コンクラーベ〉の内幕を描くミステリー。
全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者にしてバチカン市国の元首であるローマ教皇が死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)は新教皇を決める教皇選挙〈コンクラーベ〉を執り仕切ることに。世界中から100人を超える候補者が集まり、システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れる中、舞台裏で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々に苦悩するローレンス。そして新教皇誕生を目前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発する。
ジャーナリスト兼作家のロバート・ハリスの原作を、『裏切りのサーカス』(11)でアカデミー賞(R)にノミネートされたピーター・ストローハンが脚色し、Netflixオリジナル映画『西部戦線異状なし』(22)のエドワード・ベルガー監督が映画化。世界中の賞レースを席巻している。
このたび解禁されたのは、完全秘密主義のベールに包まれた教皇選挙〈コンクラーベ〉を執り仕切る首席枢機卿ローレンスの内に秘めた葛藤や決断の瞬間を捉えたアザービジュアル。レイフ・ファインズが閉ざされたバチカンを背景に次期教皇の座を巡る候補者の思惑に翻弄され苦悩をにじませる姿や、一枚の投票用紙に運命を託す瞬間の表情が印象的だ。
そして「これは選挙か、戦争か。」というコピーが、疑惑と野心が渦巻く選挙戦の緊迫感を際立たせている。


併せて解禁されたのはレイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、イザベラ・ロッセリーニのインタビュー映像。
選挙中に候補者たちが宿舎として利用する聖マルタの家の運営責任者、シスター・アグネスを演じているイザベラ。ミステリアスな修道女を演じるにあたり、イザベラは「教会の謎めいた側面がこの役を引き立てた」とコメント。さらに「(私の)ローマのカトリック学校の先生はシスターだった。彼女たちの道徳的な権威を表現した」と学生時代の先生を思い出して役作りをしたと明かす。
レイフも「(現場には)宗教学の専門家がついていた。イタリア語とラテン語を勉強したよ。枢機卿や司祭に会い、聖職者としての人生について話を聞いた」と語り、キャストの役作りへの真剣な姿勢が映像を通して明かされている。
また本作の見どころの一つは、国際色も受賞歴を豊かな実力派キャストが生み出す絶妙なアンサンブル。ローレンスの親友・ベリーニ枢機卿を演じたスタンリーは「リハーサルを通して、互いに信頼感が生まれ、役者としての演技が始まる。共演するのが楽しいキャストだった」と撮影現場で確かな手ごたえを感じたという。
最後にレイフは「信仰の危機に直面するローレンスが教皇選挙を執り仕切る。ドラマチックな挑戦だ」と本作の魅力を力強く語っている。
映画『教皇選挙』は3月20日公開。
『教皇選挙』
出演:レイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニ
監督:エドワード・ベルガー
脚本:ピーター・ストローハン
原作:ロバート・ハリス著「CONCLAVE」
2024年|アメリカ・イギリス|英語・ラテン語・イタリア語|カラー|スコープサイズ|120分|原題:CONCLAVE|字幕翻訳:渡邉貴子|G
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
(C) 2024 Conclave Distribution, LLC.
公式サイト:https://cclv-movie.jp
公式X:@CCLV_movie
3月20日(木・祝)TOHOシネマズ シャンテ 他 全国ロードショー
関連記事
■ 『教皇選挙』第82回ゴールデングローブ賞で脚本賞受賞
■ ゴールデングローブ賞6部門ノミネート『教皇選挙』予告編、ティザービジュアル、場面写真が一挙解禁
■ 誰も見たことがない教皇選挙の舞台裏とは エドワード・ベルガー監督×レイフ・ファインズ主演『教皇選挙』3月公開決定