長澤まさみ主演、矢口史靖監督の映画『ドールハウス』の場面写真が一挙解禁された。

長澤が脚本の面白さに出演を熱望したという本作は、110分の間、怒涛の展開を見せるノンストップの“ドールミステリー”。『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』などを手掛けてきた矢口監督が、「いつかオリジナル脚本でミステリーを撮りたい」とアイデアを温めていた、愛らしい人形が一転、家族を翻弄してゆく物語だ。
そしてつい先日、2月28日からポルトガル第二の都市・ポルトで開催された【ポルト国際映画祭】において、本作はグランプリ「Best Film Award」を受賞した。
ポルト国際映画祭は、1981年にはじまりファンタジーやSFなどのジャンル映画に特化した国際映画祭であり、シッチェス国際映画祭やブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭と並び世界三大ファンタスティック映画祭の一つ。
「Best Film Award」は、かつてアカデミー賞監督のギレルモ・デル・トロやアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥやカルト映画の鬼才ジョージ・A・ロメロ、そしてデヴィッド・フィンチャー、ダニー・ボイル、ピーター・ジャクソン、リュック・ベッソンら錚々たる監督たちも受賞した、同映画祭の最優秀作品賞にあたる。
今回解禁されたのは、初公開となる場面写真13点。主人公・佳恵(長澤まさみ)とその夫・忠彦(瀬戸康史)の2人がアヤ人形の謎に迫ってゆく緊迫感溢れるカットや、佳恵、忠彦とあわせ、2人の前に現れる呪禁師・神田(田中哲司)、同じくアヤ人形の謎を追う私服警官・山本(安田顕)、忠彦の母親で息子夫婦を心配する鈴木敏子(風吹ジュン)ら、それぞれの視線の先に確実に何かを感じる、不穏な空気が漂う。
と、思いきや、アヤ人形を娘のように抱きしめる佳恵の姿や、娘・真衣(池村碧彩)までもがアヤ人形を大事に抱える様子も。さらには、まさかのアヤ人形がX線検査を受けている姿も公開。その謎に包まれた正体と隠された驚愕の秘密とは。












『ドールハウス』は6月13日公開。
ストーリー
5歳の娘・芽衣を亡くした鈴木佳恵(長澤まさみ)と夫の忠彦(瀬戸康史)。哀しみに暮れる佳恵は、骨董市で見つけた、芽衣によく似た愛らしい人形をかわいがり、元気を取り戻してゆく。だが佳恵と忠彦の間に新たな娘・真衣が生まれると、2人は人形に心を向けなくなる。やがて、5歳に成長した真衣が人形と遊ぶようになると、一家に変な出来事が次々と起きはじめる。佳恵たちは人形を手放そうとするが、捨てても捨てても、なぜかその人形は戻ってくる……!人形に隠された秘密とは?そして解き明かされる衝撃の真実とは――!?
『ドールハウス』
出演:長澤まさみ 瀬戸康史 田中哲司 池村碧彩 本田都々花 今野浩喜 西田尚美 品川徹 安田顕 風吹ジュン
原案・脚本・監督:矢口史靖
配給:東宝
(C)2025 TOHO CO., LTD.
公式サイト:https://dollhouse-movie.toho.co.jp/
公式X:@dollhouse_movie
公式Instagram:@dollhouse_movie
公式TikTok:@dollhouse_movie
6月13日(金)公開
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