タイ映画『おばあちゃんと僕の約束』。この度、本予告と本国ビジュアル3種を解禁された。



2024年4月にタイで公開され、年間最大のオープニング成績を記録した話題作『おばあちゃんと僕の約束』。涙なしには観られないことから、鑑賞後に号泣する観客の様子が、TikTokをはじめとするソーシャルメディアで若者を中心に大拡散。社会現象となり、世界中で驚異の約120億円超の記録的な大ヒットに繋がった。
製作は、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(17)、『女神の継承』(21)でヒット連発、“アジアのA24”と称される新進気鋭の映画スタジオGDH。本作で、第97回アカデミー賞(R)国際長編映画部門にタイ映画史上初めてのショートリスト入りを果たした。
主人公エムを演じるのは、ドラマ「I Told Sunset About You ~僕の愛を君の心で訳してから」(20)の出演を機に、タイをはじめアジア全域で大人気スターとして人気を博す俳優・ミュージシャンのビルキンこと、プッティポン・アッサラッタナクン。おばあちゃん役のウサー・セームカムは、78歳にして俳優デビュー。笑いを交えた新鮮な切り口で描き、バンコクの古く美しい風景の中で繰り広げられるヒューマンドラマ。
今回解禁となった予告では、劇中でも使用されているショパンの幻想即興曲にのって、大学を中退して無職の青年エムが、祖母メンジュの遺産を得ようと画策する姿が軽妙に映し出されていく。メンジュが「私はガンなんだろ?」と家族に訊き、驚く家族をよそ目に「おばあちゃんには知る権利があると思って」と答えるエム。
すれ違いながらも次第に絆を深めていく2人。エムの人生を変えた、祖母と交わした約束とは。2人のかけがえのない時間が流れる予告となっている。
あわせて解禁となった3種の本国ビジュアルは、メンジュが暮らす家に祖母、子、孫の3世代が集結した「家族写真ver.」、エムとメンジュが同じ向きに傾いて仲睦まじく眠るようすを切り取った「居眠りver.」、家の前で家族の帰りを待つ2人を写した「家の前ver.」。



本国タイでは、映画の大ヒットもあり、のべ60種以上のアザービジュアルが作られた。本作で映画初主演を務めたビルキンは、この記録的な大ヒットを受け「タイ語で、タイ文化に基づいて作られた映画ですが、僕たちが届けたものは言語の壁だけでなく、文化の壁も越えることができると感じています。色々な国で観客の心をつかんでいるのを見て、すごく嬉しく思っています。ぜひみなさんに観ていただきたいです」とコメントを残している。
映画『おばあちゃんと僕の約束』は、6月13日より全国順次公開。
ストーリー
大学を中退してゲーム実況者を目指す青年エム。従妹のムイが祖父から豪邸を相続したと聞き、自分も楽をして暮らしたいと画策。エムにはお粥を売って生計を立てている一人暮らしの祖母・メンジュがおり、ステージ4のガンに侵されていることが判明。不謹慎にもエムはメンジュに近づき、彼女から信頼され相続を得ようとするのだが、その慎ましく懸命に生きる姿や考えに触れていき……。
『おばあちゃんと僕の約束』
出演:プッティポン・アッサラッタナクン(ビルキン) ウサー・セームカム サンヤー・クナコーン サリンラット・トーマス(『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』) ポンサトーン・ジョンウィラート トンタワン・タンティウェーチャクン
監督・脚本:パット・ブーンニティパット(TVドラマ版「バッド・ジーニアス」)
英題:How to Make Millions Before Grandma Dies
脚本:トサポン・ティップティンナコーン
製作:ワンリディー・ポンシティサック ジラ・マリクン
音楽:ジャイテープ・ラールンジャイ
撮影:ブニャヌッチ・クライントン
編集:タラマット・スメートスパチョーク
2024年/125分/タイ/原題:Lahn Mah 英題:How to make millions before Grandma dies/カラー/5.1ch/1.85:1
日本語字幕:小河恵理
後援:タイ政府観光庁
配給:アンプラグド
(c)2024 GDH 559 CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:unpfilm.com/lahnmah
公式X:@lahnmahjp
公式Facebook:@lahnmahjp
6月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開
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