世界で活躍したピアニストのフジコ・ヘミングが、昨年逝去してから4月21日で一周忌を迎える。生前からフジコと撮影していたプロジェクトであるドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』が2025年に公開されることが決定した。

情感あふれるダイナミックな演奏はクラシックファン以外でも国内外多くの人の心をとらえ、“魂のピアニスト”と呼ばれていたフジコ・ヘミング。スウェーデン人の父と幼少時の別れ、母の厳しいレッスン、無国籍の生き辛さ、貧しい留学生活、忘れられない恋、聴力の喪失などの苦難を乗り越え、60代で認められ人気ピアニストになった波乱万丈の人生。未公開のインタビュー映像・絵日記などから解き明かされる新たな真実とは?
監督を務めるのは小松莊一良。フジコ・ヘミングの映像やコンサートの演出も長年手掛け、企画・監督したドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』(2018年)が感動を呼び異例のロングランヒットとなるなど、約12年間追い続けたからこそ迫れたフジコの素顔。圧巻の“ラ・カンパネラ”、名曲クラシックの数々、貴重なオリジナル曲…その人生から生まれた、心揺さぶる演奏を映画館のスクリーンで最大限に体感してほしい。




『フジコ・ヘミング 永遠の音色』
出演:フジコ・ヘミング
監督・構成:小松莊一良
配給:日活
(C)2025「フジコ・ヘミング 永遠の音色」フィルムパートナーズ
公式サイト:fuzjko-movie.jp
公式X:@Fuzjko_movie
2025年全国順次ロードショー