シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のスペシャルカウントダウンイベントが4月21日、東京タワーの特設ステージにて実施され、パリ2024オリンピックの閉会式で旗手を務めたブレイキン日本代表のShigekixこと半井重幸選手と、芸人のなかやまきんに君、モデル・タレントのトラウデン直美が登壇した。

MCの呼び込みにより、トラウデン直美が登場。本作について「トム・クルーズのスタントなしのアクションにご本人の覚悟と気概がグッと詰まっているところが最大の魅力だと思います。あと、女性たちが活躍する映画でもあるので、私もカッコいい女性になりたいなと思わせてくれます」と作品への愛と憧れを語った。

そしてこの日、トラウデンが誕生日を迎えたことから、いつものタンクトップ姿でなかやまきんに君が本作のテーマソングを口ずさみながら登場し、“M:I”カラーの花束を贈呈。思わぬサプライズにトラウデンは「最高の音楽と共にありがとうございます」と大喜びだった。

様々なアクションシーンが垣間見える本作のファイナル予告について、きんに君は「この(ネイティブ発音に言い直し)Mission: Impossibleシリーズは、やはり毎回ハードルが上がっていく命を懸けたスタントシーンが楽しみでしょうがないです。見てワクワク・ドキドキ、そしてアクションシーンを見て力が入り筋肉ムキムキ。まさにワクワク・ドキドキ・ムキムキ」と独自の目線で魅力を伝えた。

一方、トラウデンはタイトルに“ファイナル”と入っていることについて「(今回がファイナルということを)信じるのがインポッシブルなんですよね」と述べ、シリーズファンとして本作の行方に注目していることをうかがわせた。
ここで特別ゲストとして、パリオリンピックで4位入賞、現在は世界ランキング1位であるShigekixが登場。本作のテーマソングとともに、世界を魅了するブレイキンを披露しながらの登場に、きんに君とトラウデンも大興奮。

ステージ上の限られたスペースでのパフォーマンスに、Shigekixは「映画にちなんで自分も新たな挑戦をさせていただきました」とコメント。パリオリンピックの閉会式でクルーズが披露したスタントについて「会場の規模感を肌で感じているので、まさかあの一番上から飛び降りてくるなんてインポッシブルな挑戦をされているなと思いました。あのアリーナの下にいたオリンピアンたちも興奮を抑えきれなずトムに駆け寄るほど、親しみを持てるけれどヒーローと言われるような愛され具合も感じることが出来ました」と語った。

そんなエピソードを聞いたトラウデンは「異次元のステージで活躍しているなと。(Shigekixの)隣に立てていることに今さら緊張してきました」と改めて彼の凄さを実感した様子。
また、一瞬かもしれないワンシーンに何か月もかけて準備を行うクルーズのスタントについて、ボディビルにも通じるところがあると話すきんに君は「試合に出てポーズをとるのは一瞬なんですけど、その一瞬の中に何年間も積み重ねたドラマや想いがある。スタントにも同じようなところを感じるので、作品も観させていただいてます」と語り、数々の大会で優勝してきたShigekixも「アクシデントが起きても、それすらも作品の見どころにしてしまう即興性がダンスと重なる部分があり、予定していたよりも1.5倍、2倍の魅力に引き上げてくれるのは、彼だからこそ成し得ることだなと感じました」とそれぞれ努力・研鑽を重ねているアスリートとして、クルーズの並々ならぬ努力に感嘆。
さらに、シリーズを重ねるごとに見どころが増していくアクションについて「僕なんか25年間『ヤー』と『パワー』だけでやっていますからね」と自虐を交えながら称賛し、クルーズに勝てそうな筋肉の部分を聞かれると「おい俺の筋肉。トム・クルーズさんに勝てる筋肉あるのかい!ないのかい!どっちなんだい!?なーーーい!パワーーー!!」とお決まりの芸を披露し、会場の笑いを誘った。

そんなきんに君に対し、トラウデンは「25年もやり続けているパワー。これは絶対にトム・クルーズさんに勝っています」とフォロー。Shigekixも「今日結構寒いんですけど、それも吹き飛ばすパワーと明るさでこの会場も温かくなりました」と、この日も薄着のきんに君を称えた。
最後に、本作の公開まで約1か月ということで、全国五大都市である東京タワー、さっぽろテレビ塔、中部電力 MIRAI TOWER(名古屋)、神戸ポートタワー、福岡タワーの5つタワーの一斉ライトアップを実施。

作品タイトルに“ファイナル”というワードが入っており、様々な憶測が飛び交っている本作にちなんで、きんに君の「ミスター トム・クルーズ!ミッションファイナルなのかい?ファイナルじゃないのかい?どっちなんだい!答えは劇場で!パワーーー!」という掛け声を合図に、大爆破とともに導火線のごとく東京タワーがどんどん赤く灯り、全体が赤く染まると地上から150メートル地点の展望台に「M:I」という文字が出現した。


展望台の窓に映画ロゴが表示されるのは史上初とのことで、それを聞いたShigekixは「スケールの違いとかっこよさを点灯に感じましたね」と本作だからこそ実現した豪華な点灯式に感激した様子。
そして、トラウデンはモニターに映るドローンで空撮された映像を見て「東京タワーで(クルーズに)アクションしてほしいですね!」と願いを口にし、Shigekixも「よーく見たらトムがいるんじゃないかと思ってしまいます」と言うと、きんに君が「え!?え!?」とすぐさまモニターに近づきクルーズを探してしまう一幕も。
そして、改めて映画を楽しみにしている全国のファンに向け、トラウデンは「もうミッション:インポッシブルを観るということが1つの大きなミッションなので、日本中の皆さんとこのミッションを完遂したいので一緒にドキドキワクワクしましょう」、きんに君は「これが本当にファイナルになるとすれば、見逃すわけにはいきませんので、それがどうなるかも含めてぜひ皆さん劇場に行きましょう!」、Shigekixは「来日も控えているので、皆さんでこの一つのミッションを見届けていただきたいなと思います」とそれぞれメッセージを送り、イベントは幕を閉じた。


『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は5月23日公開。
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
出演:トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、マリエラ・ガリガ、ヘンリー・ツェニー、ホルト・マッキャラニー、ジャネット・マクティア、ニック・オファーマン、ハンナ・ワディンガム、アンジェラ・バセット、シェー・ウィガム、グレッグ・ターザン・デイヴィス、チャールズ・パーネル、フレデリック・シュミット
監督:クリストファー・マッカリー(『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』)
全米公開:5月23日
原題:Mission: Impossible – The Final Reckoning
配給:東和ピクチャーズ
(C)2025 PARAMOUNT PICTURES.
公式サイト:missionimpossible.jp
公式X:@MImovie_jp
公式Instagram:@missionimpossiblejpn
5月23日(金) 全国ロードショー
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