累計発行部数5,500万部以上、週刊少年ジャンプ(集英社刊)が誇る天下無敵の痛快エンターテイメント「銀魂」(原作:空知英秋)。福田雄一監督のもと小栗旬を主演に、史上最強の超豪華キャストが結集し、2017年実写映画化。最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画No.1の成績を記録する超絶大ヒットを飛ばした実写版『銀魂』の続編『銀魂2 掟は破るためにこそある』が8月17日(金)に公開、その名の通り、掟破りのスケールで帰ってくる。このたび、本作の公開に先駆け、昨日8月9日(木)に丸の内ピカデリーにて完成披露試写会が実施された。
異例のスピードでの続編決定、そして今年の2月から撮影と急ピッチで製作された本作。先月末にようやく完成し、日本中が公開日を待ち望む中、本イベントにて一般初上映。一足先に映画を観る機会を得た来場者たちの熱気はイベント開始前から場内を充満!
エリザベスが登場し、紅白幕を下ろすと“掟”の文字。暗転し、13人のシルエットがステージ上に浮かび上がり・・・タイトルの“掟は破るためにこそある”通り、まさに“掟”を破ってド派手に豪華キャストが登場した。
出来たてホヤホヤの映画を引っさげ、主人公・坂田銀時を演じた小栗旬を筆頭に、前作からの続投となる、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、吉沢亮、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、佐藤二朗、更に、本作から新キャストとして出演する三浦春馬、窪田正孝、勝地涼、夏菜ら全員主役級の超豪華キャストと、前作に引き続きメガホンをとった福田雄一監督の総勢14名が期待で胸膨らむ来場者たち約700人の前に、姿を現すと場内の熱気は更に加速!地割れのような大歓声が巻き起こり、イベント開始時から大大大興奮!大大大盛り上がり!ボルテージはマックスに。
今回本作で描かれるのは、原作・アニメ共に強い人気を誇る『銀魂』史上最もアツい“真選組動乱篇”と最も笑える“将軍接待篇”が融合したハイブリット作品。まずは、完成したばかりの映画を観た感想を聞くことに。
小栗は「長さを感じない素晴らしい映画になっていました」とコメント。志村新八役の菅田は「面白かったです。前半は“もうちょっと欲しい”と思うくらい笑えて、後半は本当に感動しました。僕らが居ないところが(笑)小栗さんと隣で観ていたんですが終わった瞬間に目を見合わせて“(真選組が)かっこよかったね~”って思わず言っちゃいました」と話し、小栗も「真選組がとにかくかっこよすぎる。すごく良いんですよ、こっち側。(真選組隊士役の面々)」と。その言葉に一同大きくうなずき共感を示す。神楽を演じた橋本は「前作よりもすべてがパワーアップしています。期待をして頂きたい」と期待を煽る。
物語中で重要な役割を果たす、真選組“鬼の副長”土方十四郎を演じた柳楽は「『銀魂』を通して人気を上げていきたいです(笑)“真選組”頑張っていますので宜しくお願いします!」と意気込み。続編からの新規キャストで、物語の鍵を握る真選組“参謀”の伊東鴨太郎役・三浦は「腹抱えて笑ってしまいました。前半言うことなしの面白さです」と。
同じく真選組の沖田総悟を演じた吉沢は“真選組がかっこいい”と絶賛される中、「結果、やっぱり小栗さん(銀時)なんですよ(笑)当たり前ですが」と。その言葉に、「今回の吉沢亮、本当にかっこよかったよ!」と菅田。その言葉に「吉沢亮かっこいいんですよ」と吉沢が照れながら自画自賛をし、会場に黄色い声援が飛び交う。
三浦と同じく本作からの新規キャスト“鬼兵隊”の河上万斉役の窪田は、今回ギャグパートがなかったとのことで、「(映画を観たら)真面目にやっていて、ちょっと馬鹿らしくなっちゃうくらいでした(笑)前作で鬼兵隊で(岡田似蔵役)出演されていた新井(浩文)さんに、“今度『銀魂』に出るんです”って言って役柄を言ったら(ギャグパートが無いので)ハズレ引いたぞって言われました」とコメント。
志村妙役の長澤は「最初、監督から“ギャグ映画です”と聞いていたので、映画を観た後に、こういう映画だったんだって驚きました。本当に真選組がかっこよくて感動しました。ポロッと涙がこぼれたりして」と『銀魂』ならではの“アツさ”に感動した様子。
桂小太郎役の岡田が「僕…桂は飛び道具みたいに出ていて…なんだか…」と口ごもると、ムロ・佐藤・福田が一斉に「そんなことないよ」と応援。“将軍”徳川茂茂役の勝地は「でも桂はアクションとかあって、かっこいいじゃん。将軍はアクション無いからね…」と。「将軍、すごく面白かったですよ(照)」と岡田が褒め言葉を褒め言葉で返すと一同から「楽屋で話せ!」と『銀魂』らしさ溢れるツッコミが。
福田作品常連組であり、平賀源外を演じたムロは「本当に観る価値のある映画だなって思ったんです。こんなにも、勇気があるのかと。冒頭からとんでもないことをやるなって思ったんです。とにかく見届けてほしい。そして、エンドロールも楽しい。これが“勇気”だなって思います(笑)」とその内容が気になるコメントを。色々と大人の事情が絡んだ(パロディ)シーンが多いようで「中盤の、それこそムロさんが出ているシーンの許可取りは本当に難しかった」と監督。「え、許可が必要なシーンがあるって事?」とまた一同大笑い。
とにかく笑顔が耐えない彼らだが、撮影現場もとにかく賑やかだったようで“キャバクラエピソード”に触れ、「シャクれなければならないシーンがありまして。僕は監督から“ガシャーン・ウィーン”って感じにシャクれてくれって指示があったんです。そしたら一回で完璧にシャクれられたんですよ。でも横に居た菅田が笑いだして…」と小栗が笑い出し、菅田も思い出し笑いをしながら「僕の頭の中で流れている“ガシャーン・ウィーン”と全く同じすぎて思わず笑ってしまいました」と撮影を振り返る。
“シャクれ”珍事件はまだあるようで、なかなかそのシーンで苦戦をしたのが岡田だと。「俺がこういう感じっていうシャクレをお手本で見せていたのですが、なぜかリハでは出来るのに本番だと出来なくて(笑)」と監督。
苦笑いをしながら「なんなら泣きながら、帰りの新幹線の中はマスクの下でシャクれの練習しました」と岡田が話すと、「そのシーンが出来なくて正直妥協のシャクれだったけど、編集を実際してみたら“シャクレが出来ない岡田将生”が一番面白かった」と監督からコメントが。
女装姿を今回、このシーンで小栗、菅田、岡田は披露することとなったが、なかでも岡田の女装姿は評判が高く、岡田自身も「実は今日の昼間に、この映画を観たんですけれど、女装姿を観たら自分でも綺麗だなって思っちゃいました。自信がなかったんですけれど」と自画自賛。「綺麗だった」と皆口々に話すも、「ただでかいんだよな」「ヒールがな」とまたツッコミが入る。一同が思い出だけで、笑いを止めることの出来ないほどの名場面となった“キャバクラ”のシーンに注目したい。
個性の強い登場人物たちが、それぞれの信念を懸けて、激しく闘志を燃やすアクションシーンに関しては、「はじめての福田組の参加で、すべてが楽しかったです。大変だったのはワイヤーアクションのシーンですかね。勘九郎さんが何ページにも渡る長いセリフを話さなければならなかったのですが、勘九郎さんは逆立ちの状態で。かなり辛い体勢だったと思うんですけれども、一発で決めていらっしゃってすごいなと思いました」と三浦が振り返り、窪田は万斉が表の顔として、生業を音楽プロデューサーとしていることもあり、サングラスに背中には三味線と少し変わった姿でのアクションにかなり苦戦をしたよう。
シルエットビジュアルとエピソードが解禁されたタイミングで、誰が演じるのか大きな注目を浴びていた勝地はオファー時を振り返り「年末に福田さんからメールが来て…これは『銀魂』なのかな?とかちょっと思ってたんですよ。そうしたら本当に『銀魂』で。“よっしゃー!”って思ってたんですけれど、役柄が分かって、後は“足軽問題”とか色々調べていたら…とんでもないものを受けちゃったなって。でも、とりあえず体を鍛えて臨みました。まあ、足軽問題はなんとも出来ないので(笑)」と笑顔を見せる。
猿飛あやめ役の夏菜は「今回ボンテージに着替えるシーンがあるということで一生懸命体を鍛えていたんですよ。そしたら当日ぎっくり腰になってしまって…皆さん面白いんですけれど。笑えなくても辛いし、笑っても痛かったし、(笑いを堪えて)ずっとヒクヒクしてました」と撮影秘話を披露。前作とは違う役柄で今回出演することとなった佐藤は「最初に、福田と小栗が悪ふざけて俺だけ情報解禁されて。そうしたら他の現場で“二朗さんなんの役なんですか?”ってすごい聞かれて。答えられないから、怒られて。なんで俺、怒られてるんだろうって思いました」と話し、本イベントにて正式に“キャバクラの店長”役と発表されることとなった。
「最初は小栗くんとかと将軍を接待する話が面白いから、それだけで撮りたいと言っていたんです。キャバクラと床屋とスキー場とプールのエピソードがあるんですが、それ4つやってギャグだけで作ろうかって。でも、前作の感想を見てみたら“笑った”と一緒に“感動した”って言葉が沢山あったので、やっぱりアツくなる部分として“真選組動乱篇”もやりたいなって思ったんです」と福田。監督自身、急ピッチで仕上げた本作の完成を迎えて「出来上がりを観た時に客観的にすごくいいなって思ってしまいました。後半は今までの自分の作品になかったところにトライしていますし」と心境を明し、その言葉に「かっこいい映画が撮りたくなってきたんだなって思った」とムロ。「俺、かっこいい映画撮れた!」と自信を覗かせる監督には大きな拍手が贈られた。
最後は小栗の発声で“今年の夏も『銀魂』!!”と来場者たちと掛け声を行い、盛大にキャノン砲が飛ぶ中、2つの“銀”の玉からに風船が飛び交い、「面白い映画です!みんな笑って泣いて熱くなってもらえる作品になっているので、沢山の皆さんに見て貰いたいです」との小栗がアツい想いを込めてメッセージを贈り、熱気冷めぬ中イベントは終了した。
『銀魂2 掟は破るためにこそある』完成披露試写会概要
◆日時:8月9日(木)
◆場所:丸の内ピカデリー1(千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン9F)
◆登壇者(敬称略): 小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、窪田正孝、吉沢亮、勝地涼、夏菜、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、佐藤二朗、福田雄一監督、エリザベス
作品タイトル:『銀魂2 掟は破るためにこそある』
出演:
小栗旬
菅田将暉 橋本環奈 / 柳楽優弥 三浦春馬
窪田正孝 吉沢亮 勝地涼 夏菜 戸塚純貴
長澤まさみ 岡田将生
ムロツヨシ キムラ緑子 佐藤二朗
堤真一 中村勘九郎 堂本剛
脚本/監督:福田雄一
原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
音楽:瀬川英史
主題歌:back number「大不正解」(ユニバーサル シグマ)
製作:映画「銀魂2」製作委員会
制作プロダクション:プラスディー
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:gintama-film.com
コピーライト:(c)空知英秋/集英社 (c)2018 映画「銀魂2」製作委員会
8月17日(金)全国ロードショー
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