7月29日(日)東京オペラシティコンサートホールのプレミア公演でスタートしたスター・ウォーズのシネマ・コンサート「スター・ウォーズ in コンサート JAPAN TOUR 2018」、大阪公演、名古屋公演、浜松公演が大好評のうちに開催され、8月12日(日)、再び東京に帰ってきた。東京国際フォーラム ホールAで「新たなる希望(1978)」が演奏された東京公演は、昼、夜の2回公演ともスター・ウォーズファンで埋め尽くされ熱気に包まれた。
大阪公演からスタートした会場内のロビーコンサートでは、目の前でミニアンサンブルの演奏が楽しめるとあって、多くの来場者が間近で観る生演奏を満喫。そして、スター・ウォーズの世界に入り込めるフォトスポットは、終演後にも行列ができるほどの人気となり、「スター・ウォーズ」のオリジナル暑中見舞いはがきを作成できるワークショップも大好評で、何度も並ぶ人が続出した。
ロビーコンサートやフォトスポット、ワークショップは、コンサートを鑑賞する楽しみに加えて、来場者もスター・ウォーズの世界に参加できるのが魅力。夏休みの思い出にぜひファミリーで体験したいイベントになっている。
この「スター・ウォーズ in コンサート」には、多くの有名人も訪れ、映画を生のオーケストラ演奏で観るという体験を大いに楽しんでいた。7月のプレミア公演には、八代亜紀さん、亀田誠治さん、片桐仁さんなどが訪れ、今回の東京公演にも、スター・ウォーズ・ファンという有名人が続々来場。
夫婦で来場されたアンミカさんは、今回が初めてのシネマ・コンサート体験とのことで、「私がスター・ウォーズにはまったのは彼(セオドールさん)の影響なんです。何年か前にシリーズのすべての作品を観ましたが、シネマ・コンサートで観るとまた新鮮な驚きがありました。音楽と効果音の絶妙なハーモニーにも感動しました。オーケストラの演奏のすばらしさと映画の作品としてのすばらしさの両方に引き込まれます」と、興奮気味に語った。昔からスター・ウォーズの大ファンというご主人のセオドール・ミラーさんは、「『新たなる希望』は何十回も観ていますけれど、生のオーケストラ演奏で観る魅力は映画とはひと味違いますね。宇宙を舞台にしたSF作品に壮大なクラシック音楽を合わせるスター・ウォーズの魅力を満喫しました」と笑顔を見せた。
ミュージシャンのReNさんは、1994年生まれの24歳で、『新たなる希望』の公開は生まれる前になる。「初めて観たスター・ウォーズ作品は『エピソード1』で、僕はアナキン・スカイウォーカー世代なんです。『エピソード1』があまりにおもしろくて、前の作品も全部見ました。ミュージシャンとしてシネマ・コンサートがどういうものか興味がありました。生のオーケストラ演奏で、どうやって映画のドルビーサラウンドを再現するんだろうと思っていたら、オープニングから見事に映画と演奏が一体化していて、感動しました。映画にとって音楽がどれほど重要なものかあらためて実感して、ミュージシャンとしてすごく勉強になりました」と、感動を語った。
漫画家のつの丸さんにとって、『新たなる希望』は忘れられない作品とのこと。「生まれて初めて劇場で観た映画が『新たなる希望』で、40年経った今でも年に3、4回は観ているほど大好きな作品です。シネマ・コンサートというかたちでこの作品を観て、ドロイドの出す電子音やC3POのモーター音、台詞と生のオーケストラ演奏がこんなにバランスよく一体化されていることに感動しました。『新たなる希望』には、あの有名なダースベーダーのテーマ曲『インペリアル・マーチ』がないから、ぜひ『帝国の逆襲』のシネマ・コンサートも観たいですね」とコメントした。
スター・ウォーズ in コンサート JAPAN TOUR 2018は、この後、8/16札幌、8/19仙台、8/21福岡、さらに9/1に再度、東京国際フォーラム ホールAにて「新たなる希望」を開催、まだスター・ウォーズのシネマ・コンサートを体験したことがない方はぜひこの機会をお見流しなく。そしてこの「新たなる希望」に続くサーガ「帝国の逆襲」「ジェダイの帰還」が、9/2 同じく東京国際フォーラムにて開催される。旧三部作を大スクリーンと生演奏のシネマ・コンサートで体感できる最後のチャンス、ぜひ会場へお越し頂きたい。
コピーライト:Presentation licensed by DISNEY CONCERTS in association with 20th Century Fox, Lucasfilm and Warner/Chappell Music.
(c) 2018 & TM LUCASFILM LTD. ALL RIGHTS RESERVED (c) DISNEY
シネマ・コンサート 今後のラインナップ
スター・ウォーズ inコンサート JAPAN TOUR 2018
新たなる希望(1978)
8月16日(木) 札幌・ニトリ文化ホール 18:00開場/19:00開演
8月19日(日) 仙台・東京エレクトロンホール宮城 大ホール 16:00開場/17:00開演
8月21日(火) 福岡サンパレス コンサートホール 18:00開場/19:00開演
9月1日(土) 東京国際フォーラム ホールA
2回公演 昼:12:00開場・13:00開演/夜:17:00開場・18:00開演
帝国の逆襲(1980)
9月2日(日) 東京国際フォーラム ホールA 12:00開場/13:00開演
ジェダイの帰還(1983)
9月2日(日) 東京国際フォーラム ホールA 17:00開場/18:00開演
各公演チケット価格(税込):
S席9,800円/A席7,800円※3歳未満入場不可
指揮:ニコラス・バック
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
チケット一般発売中
詳細はコンサート公式サイトへ:http://starwars-jp.com/concert/
『二ュー・シネマ・パラダイス』シネマ・コンサート Nuovo Cinema Paradiso -CINEMA CONCERTO
9月15日(土) 東京国際フォーラム ホールA 16:00開場/ 17:00 開演
9月16日(日) 東京国際フォーラム ホールA 12:00開場/ 13:00 開演
9月17日(月/祝) オリックス劇場 16:00開場/ 17:00 開演
各公演チケット価格(税込):
S席9,800円/A席7,800円※3歳未満入場不可
指揮:ティアゴ・ティべリオ
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
上映作品:『二ュー・シネマ・パラダイス』(劇場公開版)
出演:フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽(作曲):エンニオ・モリコーネ
1988年イタリア公開
※イタリア語上映・日本語字幕付き/2時間24分(休憩20分込)
チケット一般発売中
詳細はコンサート公式サイトへ: http://www.promax.co.jp/ncp/
特別追悼『砂の器』シネマ・コンサート
9月16日(日・祝前日)東京国際フォーラム ホールA 17:00開場/ 18:00開演(終演21:00予定)
シネマ・コンサート出演:
指揮:和田薫
ピアノ:近藤嘉宏
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
チケット価格(税込/全席指定):
S席9,800円/A席7,800円 ※未就学児入場不可
上映作品:映画『砂の器』
出演:丹波哲郎/加藤剛/森田健作/島田陽子/山口果林/加藤嘉/緒形拳/佐分利信/渥美清 他
監督:野村芳太郎
原作:松本清張
脚本:橋本忍、山田洋次
撮影:川又昻
音楽監督:芥川也寸志
作曲:菅野光亮
上演時間:2時間23分(途中休憩20分あり/上映作品は2005年リマスター版)
(松竹・橋本プロ=提携作品/1974年10月19日劇場公開)
チケット一般発売日:8月11日(土・祝)
詳細はコンサート公式サイトへ:http://promax.co.jp/sunanoutsuwa/