【レポート】『二階堂家物語』なら国際映画祭2018でワールドプレミア上映イベント実施!スタンディングオベーションで絶賛

二階堂家物語

なら国際映画祭の映画製作プロジェクトNARAtive(ナラティブ)として誕生した『二階堂家物語』が2019年1月25日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国順次公開となる。本作は奈良県天理市を舞台に、跡継ぎ問題に悩む3世代の家族の愛と葛藤を描いた物語。
この度、なら国際映画祭2018レッドカーペットに加藤雅也、石橋静河、町田啓太、田中要次、白川和子、脚本のアイダ・アーサラン、アイダ・パナハンデ監督が登場。なら国際映画祭2018のオープニング上映となる、『二階堂家物語』のワールドプレミアイベントが開催され、キャスト・スタッフによる舞台挨拶も行われた。

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映画『二階堂家物語』ワールドプレミア上映 概要

日時:9月20日(木)18:00~
場所:奈良県文化会館(奈良県奈良市登大路町6-2)
登壇者(敬称略):加藤雅也、石橋静河、町田啓太、田中要次、白川和子、アイダ・アーサラン(脚本)、アイダ・パナハンデ監督
MC:ネルソン・バビンコイ、谷口キヨコ(FM OH!DJ)

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アイダ監督は「まずは、河瀨直美さんへ感謝を述べたいです。彼女のサポート無しでは作れなかった映画です。そして撮影クルーや素晴らしいキャストにも感謝したい。そしてこの映画は天理市だけではなく奈良の映画です。皆様のサポート有難うございます。」とコメント。次に白川和子が「丁度1年前の私の誕生日、9月30日に撮影に入りましたが、1年たち改めて、素敵な出会いを有難うございました。」と出会いへの感謝を述べた。続いて田中は「2年前はなら国際映画祭へ監督として参加したのですが、クロージングをこの会場の隅で見ていました。レッドカーペットを歩きたい、この舞台に上がりたいと思っていた。今回その時のグランプリの監督の作品に参加できて、2年前これからは監督業に力を入れようと思わずに、地道に役者をやってきてよかった」と夢が叶ったことを告白。町田は「僕は群馬の田舎育ちだったので、天理で田舎の匂いを感じながら撮影できたことが本当にうれしかった」と撮影時の喜びをコメント。石橋は「アイダ監督のかっこいい姿に私も何とか応えたいと思い参加していました。本当にありがとうございました。」と答えた。最後に加藤は「この映画祭にもっと協力したいです。よく僕が出身は奈良県ですというと、奈良の感じがしないと東京の人によく言われます。奈良県出身らしさがどんなものかというと、この映画見て頂いたらわかります。私は奈良の街に溶け込んでいます(笑)溶け込んだ姿を見てください。」と笑いを誘いつつコメント。上映後は観客がスタンディングオベーションを送り、アイダ監督と河瀨直美が熱い握手。そして壇上では加藤とアイダ監督が抱擁を交わしワールドプレミア上映は大成功に終わった。

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ストーリー
一人息子を亡くし、代々続く家系が途絶える危機に頭を痛めている辰也とその母ハル。息子を失い妻が出て行ってしまった辰也に対し望まぬ相手との結婚を迫るハル。そして娘の由子に婿養子をとり、跡を継いでほしいという思いを秘める辰也。名家の跡継ぎを巡り家族の中が緊迫し、繋がりが崩れだしていくが…。

作品タイトル:『二階堂家物語』
出演:加藤雅也 石橋静河 町田啓太 田中要次 白川和子 陽月華 伊勢佳世 ネルソン・バビンコイ
監督:アイダ・パナハンデ(イラン)
脚本:アイダ・パナハンデアーサラン・アミリ
エグゼクティブ・プロデューサー:河瀨直美
配給:HIGH BROW CINEMA

公式サイト:https://ldhpictures.co.jp/movie/nikaido-ke-monogatari/
コピーライト:(c)2018“二階堂家物語” LDH JAPAN, Emperor Film Production Company Limited, Nara International Film Festival

2019年1月25日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国順次公開

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