世界中で約 900 億円の興行収入をたたき出し、日本でも 73.5 億円の大ヒットとなって魔法のような“ファンタビ”現象を巻き起こした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。そして今年、ハリー・ポッター魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が 11 月 23 日(金・祝)から全国ロードショーとなる。
この度、「ハリー・ポッター」シリーズと「ファンタスティック・ビースト」シリーズ全ての作品で小道具を手掛ける造形美術監督のピエール・ボハナが来日し、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のオフィシャルアンバサダーを務める芦田愛菜とスペシャルイベントに登場した。
イベントでは、最新作のアンバサダーも務め、ハリー・ポッター魔法ワールドの大ファンでもある芦田に、ピエールが芦田をイメージして制作した世界に一つだけの”魔法の杖”をプレゼントし、芦田は感激!またピエールが手掛けた数ある小道具の中で、最新作に登場するニュートのトランクとハリー・ポッター魔法ワールドシリーズの象徴ともいえる賢者の石などを実際に会場にお持ちいただき、ファンである芦田は勿論、会場に集まったファンたちも終始興奮した様子で話に聞き入った。
最新作公開記念 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』応援上映&スペシャルイベントwithピエール・ボハナ 概要
◆日時:10月2日(火)
◆場所:新宿バルト9 スクリーン8(新宿区新宿3丁目1−26 新宿三丁目イーストビル 13階)
◆ゲスト(敬称略):芦田愛菜(ファンタスティック・ビースト最新作アンバサダー)、ピエール・ボハナ(造形美術監督)
ピエール・ボハナについて
ロンドンを拠点に活躍する造形美術監督。見る者すべてをワクワクさせ、のちにハリー・ポッター魔法ワールドには欠かせない道具となった「空飛ぶほうき」や「魔法の杖」、クィディッチの試合で使用された「スニッチ」など、シリーズ全作の小道具を手掛けており、『ファンタビ』でも魔法の杖や、主人公ニュートのトランクなど数々の小道具制作を担当。「ハリポタ」&「ファンタビ」シリーズのみならず、『ダークナイト』、『ゼロ・グラビティ』、『ジャスティス・リーグ』、『美女と野獣』、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』など、近年のハリウッド超大作の小道具をすべて手掛けている大ベテランで、J.K.ローリングが創造した魔法世界を立体的に具現化した、ハリー・ポッター魔法ワールドには欠かせないひとりです。
ポッタリアンやファンタビアンが集まった満席の会場に、本作のオフィシャルアンバサダーに就任した芦田愛菜、「ハリポタ」「ファンタビ」シリーズのみならず様々な大ヒット映画で小道具・模型・コスチューム製作を担当してきたピエール・ボハナが登壇!
ピエールは「お越しいただきありがとうございます。この仕事に携わることが出来てラッキーですし、素晴らしい人と仕事をご一緒することが出来て光栄です。皆さんにこのように迎え入れて頂き、光栄に思います」と挨拶。「ハリー・ポッター」シリーズで登場する寮・スリザリンを彷彿とさせる緑のセーターを着た芦田は「スリザリン風なんです」と嬉しそうにコメントし、ピエールは「ピエールも僕もお気に入りの寮だよ」と笑顔を見せた。
熱気に包まれた会場で予告映像が流れると、芦田は「ナギニが出てきて、若き日のダンブルドアが見れて、ダンブルドアが持っているはずのニワトコの杖をグリンデルバルドが持っていてどうなるんだろう!気になります!」と目を輝かせた。
劇場には、ピエールがロンドンから持ってきた本作の撮影で実際に使用された小道具が展示されており、芦田は「こんなに近くに寄っていいんでしょうか!」と喜びの声を上げ、小道具を見渡しニュートのトランクが気になる様子。
「ニュートがトランクの中に入っていくシーンがすごく好きです!」とコメント。また、本作に登場する賢者の石にも反応した芦田はピエールに触っていいか英語で質問し、ピエールからOKを貰い恐る恐る杖を手に持ち「重さは軽くもなく、重くもなく・・・私には重く感じます!」と興奮と緊張に満ちた表情を見せた。
また、このイベントで初めてお披露目となったジョニー・デップが演じるグリンデルバルドの小道具が登場。グリンデルバルドの骸骨の形をした所持品について、ピエールが「精霊を吸い込んだり吐き出したりするんだ」と小道具の説明をするとともに、「今作からジョニーの役が膨らんでいくよ」とコメントを寄せ、「脚本に書き込まれているもの、J.K.ローリングのアイディア、デイビッド・イェーツ監督、プロデューサー、衣装デザインのコリーン・アートウッドの提案するアイディアがあるので、それをまとめてどのように作っていくのか考えていったり、話し合いをして僕らは作業を進めていくんです」と小道具を作る過程も教えてくれた。
続いて、観客からピエールへの質問タイムになり、ファンタビの中で一番大変だったことについて問われると「楽しい仕事ですが、小道具を作る仕事は一つの旅路でもあります。始めから決まっているわけではないので皆でどのように作っていくのかを考えて創り出していきます。杖でも色々な作業過程があるので楽しいです。敢えて大変なことを挙げると時間が無くて大急ぎで作ったり、作る小道具の数が多い時ですね。ウィーズリーのお店(「ハリー・ポッターで登場する」「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」)はアイテムの数が多いので大変な思いをしました」と振り返った。
さらに、創作のインスピレーションについて問われたピエールは「J.K.ローリングがインスピレーションです。彼女が作った世界を映像にしていくので彼女の世界を損なわないようにやっています。『(ハリー・ポッターと)賢者の石』以来彼女のストーリーテリングに触発されました。『ファンタビ』が始まってもう一度この世界に入るので、こちらとしてもレベルアップしなくてはいけない。次のチャプターはどのようなことがくるのか楽しみにしています。彼女の世界をどういう風に作っていくかということがやりがいがいです」と明かし、芦田は「小道具はその結晶なんですね」としみじみと感心した様子で聞き入っていた。
イベントの最後に、ピエールが芦田のために作った杖をサプライズプレゼント!芦田は「嬉しすぎてなんて言葉にしていいのか分からないです!宝物にします!」と大興奮。
「小学生の時に周りに杖を持っている子がいて羨ましかったんですけど、自分専用の杖なんて、本当にありがとうございます!」と感極まった芦田は、ピエールから教えてもらった正しい杖の持ち方で会場に「ルーモス!」と魔法をかけ、会場が熱気に包まれたままイベントは幕を閉じた。
<観客に向けてのコメント>
芦田:今日ピエールさんから本当に沢山のお話を聞かせて頂いて、ますます最新作の公開が楽しみになりました。小さな部分を見逃さないように前作をちゃんと観て、万全の体制で観られるように準備したいと思います!
ピエール: 今日はお越し頂きありがとうございました。細部までこだわりぬかれた作品です!ストーリー展開など、私自身も楽しく拝見しました。是非お楽しみください!
ストーリー
シャイでおっちょこちょいな魔法動物学者ニュートに、最強の敵が登場!ある日、ニュートは魔法界と人間界を脅かす「黒い魔法使い」グリンデルバルドが逃げ出したことを知る。ホグワーツの恩師ダンブルドア先生から彼を追うことを託されたニュートは、仲間や魔法動物たちとともにパリへ向かう。
パリではグリンデルバルドが言葉巧みに賛同者を増やし、勢力を広げていた。そしてその手はついに仲間たちにまで‐‐‐
果たしてニュートと仲間たちはこの最大の危機から世界を救えるのか!?
作品タイトル:『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
出演:エディ・レッドメイン、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、エズラ・ミラー、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル 他
監督:デイビッド・イェーツ(『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ハリー・ポッター』シリーズ後半4作品)
脚本:J.K.ローリング(「ハリー・ポッター」シリーズ著者)
プロデューサー:デイビッド・ヘイマン(『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』、「ハリー・ポッター」全8作品)
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:fantasticbeasts.jp
コピーライト:(c)2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights cJ.K.R.
11月23日(金・祝) 3D/4D/IMAXR 同時公開