英国バレエ界の奇才が贈る、愛の奇跡を描いた感動作『マシュー・ボーンのシンデレラ』10月14日(日)まで公演開催中!

マシュー・ボーンのシンデレラマシュー・ボーンがその名を世界に轟かせたのは、何といっても『白鳥の湖』だろう。はかなさが強調されてきた白鳥に、男性ダンサーを起用し、白鳥本来の力強さと繊細さを表現。男性同士の悲恋の物語に観客は魅了され、演劇史に残る数々の記録を打ち立てた。その衝撃は今なお冷めることなく、世界中で新たな観客の心を震わせている。
だが、マシュー・ボーンの伝説は『白鳥の湖』から始まった訳ではない。その3年前、同じくチャイコフスキーの名作『くるみ割り人形』を、誰も見たことがない独創的な作品に生まれ変わらせていた。

2016年には『くるみ割り人形』、『白鳥の湖』と並び「チャイコフスキーの三大古典」と言われる『眠れる森の美女』が来日し、目覚めたら21世紀という斬新な設定で観客を驚かせた。
昨年2017年末には、1997年に初演され根強い人気を誇る『シンデレラ』をリバイバル上演。2018年遂にマシュー・ボーン版『シンデレラ』の日本での上演が決定した。プロコフィエフの音楽の魅力をそのままに、あの有名な「シンデレラ」のストーリーの舞台を第二次世界大戦下のロンドン大空襲に置き換え、愛の奇跡を描いた感動作。
進化し続けるマシュー・ボーンの最新作は、英国の有力紙が軒並み絶賛。賛辞の言葉が躍った。

Photograph: Hugo Glendinning

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目次

『シンデレラ』2017年公演に賞賛の嵐!

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★★★★
極上の喜び
デイリー・テレグラフ紙

★★★★
実に巧みなボーン。おとぎ話らしいロマンスの星屑で舞台をきらめかせながらも、ストーリーには涙をさそう重厚さを持たせた。星たちは常に暗闇に囲まれているということを思い出させてくれる。
ガーディアン紙

★★★★
強く心を捉えるスペクタクル。ボーンは素晴らしいことを成し遂げた。
妖精の粉のように愛を振りまいている。
シンデレラを全く新しいタイプおとぎ話に変えた―戦時下の愛の奇跡。
ガーディアン紙

まばゆいばかりのスペクタクル。新鮮かつ力強く、愉快で奥深く、見事なまでに独創的。
ボーンの比類のなき才能は注目せずにいられないエンターテイメントを生み出している。
タイムズ紙

ボーンの最高傑作。
まるでプロコフィエフが彼のために曲を書いたのかと思わせるほど動きが音楽とぴったり合っている。この『シンデレラ』には観客を夢中にさせるロマンス、ファンタジー、楽しさが詰まっている。
タイムアウト誌

★★★★
艶やかさと戦時中の禁欲的なムードを融合させたレズ・ブラザーストンの見事なデザイン。
白黒映画が鮮やかな色彩に出会ったかのよう。
インデペンデント紙

恐らく世界で最も成功した振付家だ。
ニューヨーカー誌

★★★★
『シンデレラ』のおかげで、ダンスの未来は明るいという思いでいっぱいになった。
英国ダンス界の偉大なショーマン、マシュー・ボーンに賞賛を。
デイリー・テレグラフ紙

ボーンの真骨頂へようこそ。
気の利いたひねりで古典を分かりやすくしながらも、強く心に残るものに仕上げた彼の作品は、各国の観客を引きつける。
サンデー・タイムズ紙

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愛を見つけても突如として奪われる
魔法のような夜に出会い恋に落ちた2人は
ロンドン大空襲の中、引き裂かれる
マシュー・ボーンが贈る、スリリングで刺激的なラブストーリー!
マシュー・ボーンが語る、「シンデレラ」

私が1940年のロンドン大空襲を舞台にした『シンデレラ』を創ろうと思ったきっかけは、ある種のパワーと予感、そしてプロコフィエフ音楽の魔法に促されたからです。
私はロイヤル・バレエのフレデリック・アシュトン版『シンデレラ』を観て、初めてプロコフィエフの音楽に恋をしたのです。『眠れる森の美女』などの偉大なるチャイコフスキー・バレエと同じ形式で、おとぎ話のために作曲されているにも関わらず、プロコフィエフ特融の20世紀的な音楽性がそこかしこに散りばめられていました。確かに、名だたるチャイコフスキー・バレエ作品と同じく、グランドワルツ、妖精のヴァリエーション、マズルカ、「伝統的」ダンスが含まれているのに、そのおとぎ話の魔法の奥底にリアルな感情やドラマチックな欲望といった暗い心が脈打っているのです。これらは繰り返し聴きたいと思わせるプロコフィエフ音楽の特徴で、聴く度に頭から離れなくなります。
プロコフィエフの『シンデレラ』は1945年にボルジョイにて初演。人気を博したアシュトン版は1948年に上演。実はプロコフィエフが本作の楽曲を第二次世界大戦中に書き上げたということを聞いて私は大いに興味を抱き、考えました。歴史に残る暗黒時代の雰囲気が何かしらかの形で音楽に反映されているのではないだろうか?されていると私は感じました。そしてシンデレラの物語を読み込めば読み込むほど、戦時中に設定するのがピッタリだと思いました。暗くロマンティックなトーン。一瞬一瞬がすべてであり、愛を見つけても突如として奪われてしまう時代。そして世の中は、まるで明日がないかのように慌ただしかった。
この時代に犠牲を払った人々、愛を見つけた人々、もしくは愛を失った人々の精神や勇気がこの作品に描かれていることを願います。

マシュー・ボーン
Sir Matthew Bourne OBE
1960年1月13日生まれ
イギリスで最も人気があり、成功している振付家、演出家。
世界最長ロングラン記録を持つバレエ作品の創り手であり、ローレンス・オリヴィエ賞を5回受賞、トニー賞の優秀振付賞と最優秀ミュージカル演出賞の両方を受賞した唯一のイギリス人である。
22歳でダンスを始める。ラバン・センターで学び、1985年に卒業後、トランジッションズに在籍。プロのダンサーとして14年間活動。87年〜02年、最初のカンパニーであるアドベンチャーズ・モーション・イン・ピクチャーズ(AMP)の芸術監督となり15年間でAMPを国内外で最も革新的で人気の高いダンス・カンパニーへと育て上げた。
AMP作品:『オーバーラップ・ラヴァーズ』『スピットファイア』『バック・アンド・ウィング』『ザ・インファーナル・ギャロップ』『タウン・アンド・カントリー』(オリヴィエ賞ノミネート)、『デッドリー・シリアス』『ザ・パーシーズ・フィッツロヴィア』『くるみ割り人形』(オリヴィエ賞ノミネート)、『愛と幻想のシルフィールド』『白鳥の湖』(トニー賞2部門、ドラマ・デスク賞、海外批評家協会賞他、国内外で多数受賞)、『シンデレラ』(オリヴィエ賞、LA批評家協会賞)、『ザ・カー・マン』(イブニング・スタンダード・シアター賞、マンチェスター・イブニング・ニュース賞、オリヴィエ賞ノミネート)。
02年、ニュー・アドベンチャーズを設立。同年、『プレイ・ウィズアウト・ワーズ』を上演。オリヴィエ賞最優秀エンターテイメント賞を受賞。02年『くるみ割り人形』を上演、大ヒット。次に『愛と幻想のシルフィールド』をリバイバル。05年、ティム・バートンの映画を基にした『シザーハンズ』を発表。07年『ザ・カー・マン』を再演。
名作ミュージカルのリバイバル上演においても振付を担当。『オリバー!』(94・09)、『マイ・フェア・レディ』(02〜オリヴィエ賞)、『南太平洋』(02)など。04年『メリー・ポピンズ』をリチャード・エアと共同演出、振付。オリヴィエ賞最優秀振付賞受賞。同作品は06年にブロードウェイで上演、トニー賞2部門にノミネートされた。99年『マシュー・ボーンとアドベンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ』が出版。97年母校ラバン・センターの名誉評議員に。07年オープン大学とデモントフォート大学、10年プリマス大学とキングストン大学、11年ローハンプトン大学から名誉博士号を授与。11年トリニティ・ラバン・コンサヴァトワールの名誉評議員に。オリヴィエ賞の最優秀演出賞に2回ノミネートされた他、30以上の国際的な賞を受賞。01年にはイギリス王室よりOBE(大英帝国四等勲士)を叙勲。03年ハンブルグ・シェイクスピア芸術賞受賞。10年ブリティッシュ・インスピレーション賞受賞。2016年にはナイトの称号を叙勲。

マシュー・ボーン作品in JAPAN
『The Car Man ザ・カー・マン』(2002年)
『Swan Lake 白鳥の湖』(2003年、2005年、2010年)
『Nutscraker! くるみ割り人形』(2004年)
『Play Without Words プレイ・ウィズアウト・ワーズ』(2004年)
『Hiland Fling 愛と幻想のシルフィード』(2005年)
『Edward Scissorhands シザーハンズ』(2006年)
『Dorian Gray ドリアン・グレイ』(2013年)※日英キャストによるコラボレーション
『Sleeping Beauty 眠れる森の美女』(2016年)

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公演概要

2018年10月3日(水)~14日(日)
会場:東急シアターオーブ渋谷ヒカリエ11階

チケット料金(全席指定・税込)
SS席14,000円 S席12,800円 A席9,800円 B席5,500円
※未就学児入場不可
※開場は開演の30分前
※音楽は録音音源を使用
※車椅子でご来場のお客様は、お早めに座席番号をホリプロチケットセンターまでお知らせください。
※公演ごとの配役は、ニュー・アドベンチャーズの意向により、各公演当日の発表となります。公演中止の場合を除き、チケットの申し込み、ご購入後の変更、キャンセル、払い戻しはできませんので、予めご了承ください。
上演時間:2時間30分(全3幕、途中休憩あり)

 

Introduction

第二次世界大戦下のロンドン。シンデレラはいじわるな継母や義姉妹・兄弟たち、車椅子の父親と暮らしている。地味で冴えないシンデレラは、ある日ケガを負ったパイロットと出会う。二人は一瞬で別れるが、妄想の世界の中で彼女の理想的な恋人となる。
そこへ男性の天使がやってきて彼女に寄り添う。

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継母たちが着飾って出かけて行くのはお城ではなく、当時ウェストエンドに実在した「カフェ・ド・パリ」のダンスパーティ。かぼちゃの馬車ならぬモーターバイクで、天使がシンデレラをパーティへと連れていく。

再会を果たしたシンデレラとパイロット。しかし官能的で幸せな時間はつかの間、12時の鐘が響く中、空襲が2人を襲いシンデレラは元の姿に戻って倒れてしまう。シンデレラは病院に運ばれ、2人は再び離れ離れに。残して行った片方の靴を手に、パイロットがシンデレラを探す旅がはじまる。

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<クリエイティブ>
演出・振付:マシュー・ボーン(Sir Matthew Bourne OBE)/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ(Sergei Prokofiev)
美術・衣裳:レズ・ブラザーストン(Lez Brotherston))/音響:ポール・グルーシィス(Paul Groothuis)
照明:ニール・オースティン(Neil Austin))/映像:ダンカン・マクリーン(Duncan McLean)
アソシエイト・ディレクター:エタ・マーフィット(Etta Murfitt))/レジデント・ディレクター:ニール・ウェストモーランド(Neil Westmoreland)

 

チケット取扱

ホリプロチケットセンター
03-3490-4949 (平日10:00~18:00/土10:00~13:00/日祝・休)

ホリプロオンラインチケット
http://hpot.jp (PC・携帯)

■ぴあ
http://w.pia.jp/t/mbcinderella/ セブン-イレブン、サークルK・サンクス、ぴあ各店舗にて直接購入可能
0570-02-9999(Pコード:485-454)

■ e+(イープラス)
http://eplus.jp/cinderella2018/ ファミリーマート店内【Famiポート】にて直接購入可能

■ ローソンチケット
http://l-tike.com/mb-cinderella
0570-084-003 (音声児童応答Lコード:32016)
0570-000-407 (オペレーター10:00~20:00)
ローソン・ミニストップ店頭【Loppi】にて直接購入可能

■ Confetti(カンフェティ)
http://confetti-web.com/cinderella2018 0120-240-540*通話料無料(オペレーター平日10:00~18:00)

■ Bunkamura
-チケットセンター 03-3477-9999(オペレーター 10:00-17:30)
-オンラインチケット(MY Bunkamura) http://my.bunkamura.co.jp
-チケットカウンター(Bunkamura1階 10:00-19:00)

■東急シアターオーブチケットカウンター (渋谷ヒカリエ2階11:00-19:00)

公式ホームページ:http://mbcinderella.com/
主催:ホリプロ/TBS/ BS-TBS
企画制作:ホリプロ
お問合せ:ホリプロチケットセンター 03-3490-4949


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