映画『栞』完成披露上映会に三浦貴大さん、阿部進之介さん、白石聖さん、池端レイナさん、榊原有佑監督が登壇!

栞

理学療法士をテーマにした映画『栞』が10月26日全国公開となる。この度、本作の完成披露上映会が10月10日(水)、東京・新宿バルト9で行われ、主演の三浦貴大さん、共演の阿部進之介さん、白石聖さん、池端レイナさん、榊原有佑監督が登壇した。

映画『栞』東京完成披露上映会 舞台挨拶概要

■日程:10月10日(水)
■時間:18:30開演 ※上映前舞台挨拶
■場所:新宿バルト9 スクリーン8
(東京都新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル13F)
■登壇者(敬称略):三浦貴大、阿部進之介、白石聖、池端レイナ、榊原有佑監督

理学療法士の経歴を持つ榊原監督は「実体験を基にしたエピソードを入れて、一般の人ならば知る由もない、医療従事者の実情を描いたつもり。それを伝えるために映像を勉強して、こうやって劇映画として体験談を映画にした。本作を通して皆さんにも、この現状が日本のどこかで今も起きていることなんだと考えてほしい」とテーマを熱弁。念願のお披露目に「撮影はおよそ1年4カ月前。白石さんと最初に会ったのは高校3年生の時で、今日久々に会ったら20歳と言われて時の流れを感じた。そんなに時間が経ったのかと」とシミジミと語った。

主演作での舞台挨拶は久々という三浦さんは「主演なので真面目なことを言わなければいけないのかと緊張しています」と照れつつも「理学療法士の友達に実情を聞いていくうちに、中途半端に演じることはできないという気持ちになった。監督の作品にかけた想いを丁寧に演じて、その思いが伝わるように芝居したつもり」と打ち明けた。

阿部さんは三浦さんとの久しぶりの共演に「三浦君の名前が脚本に書いてあるのを見て、これはぴったりな配役だと思った。彼はとても真面目で男らしくて、何かあると自分で抱えて解決しようとする男らしい一面を持っている人だから」と男気高評価。それに三浦さんが「阿部さんは僕の芝居の基盤を作ってくれた人。だから阿部さんが出演するとわかってからは本当に嬉しかった。芝居をしている姿は本当にカッコいい」と返礼すると、阿部さんは「僕は三浦君にお金を渡しています」と恐縮のジョークで笑わせた。

三浦さんの妹役を演じた白石さんは「お芝居のことが全然わからない時期に撮影していたので、今見直すと反省点ばかりだけれど、役柄と同じ10代だったので感じたことも表現したことも、その時の私にしかできなかったことが嘘なく出ている」と初々しいアピール。撮影を振り返り「三浦さんも監督も寡黙でしたが、温かくて優しい穏やかな方々だと思った。優しい現場で、三浦さんはお兄ちゃんでした」と微笑を浮かべた。

池端さんは「撮影初日から私に対する三浦さんや阿部さんの距離感が近くて、それが嬉しかった。カットがかかった後に笑わせてきたりして、感謝しています」と和気あいあい報告。第8回北京国際映画祭で本作が上映された際は現地に参加し「凄く大きな規模の映画祭で緊張したけれど、皆さんの反響もいただけて嬉しかった」と報告。

池端さんは中国語も堪能で「現地では中国語担当でした。そうしたら阿部さんから『今までバカにしてゴメン』と言われました!」と打ち明けると、阿部さんは「ご飯を食べるときはすべて池端さんに頼りました。おかげさまで美味しいものが食べられた」と大感謝。仕事で同席できなかった三浦さんに対しても阿部さんは「彼女の中国語を聞いてごらん!聞くと『今までスイマセン!』ってなるよ」と印象激変を打ち明けた。

最後に三浦さんは「スタッフ、キャストが心を込めて、監督の思いを伝えたいと完成させた作品です。映画を観終わったときに、家族や友達に思いを馳せてもらえれば嬉しい」と主演作の広がりに期待を込めた。

作品タイトル:『栞』
出演:三浦貴大、阿部進之介、白石聖、池端レイナ、前原滉、池田香織 / 福本清三 / 鶴見辰吾
監督:榊原有佑
脚本:眞武泰徳
共同脚本:岡本丈嗣
音楽:魚返明未
主題歌:「Winter」
作曲:Liam Picker/西川悟平
制作プロダクション:and pictures
制作協力:プラスディー
特別協賛:公益社団法人 日本理学療法士協会
協賛:beachwalkers
宣伝協力:POST
配給協力:ティ・ジョイ
配給:NexTone

公式サイト:shiori-movie.com
コピーライト:(c)映画「栞」製作委員会

10月26日(金)より新宿バルト9ほか全国順次公開

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