「図書館戦争」「植物図鑑」などで知られる有川浩作品の中でも評価が1、2を争うほど高い「旅猫リポート」が待望の実写映画化。映画『旅猫リポート』が10月26日(金)より全国公開となる。
この度、皇太子殿下、皇太子妃殿下、内親王殿下に行啓、臨席をいただき、公益財団法人日本動物愛護協会のご協力のもと、映画『旅猫リポート』チャリティ試写会を開催した。
主演の福士蒼汰と主役猫のナナ、三木康一郎監督によるお出迎えがあり、皇太子妃殿下と内親王殿下がナナを撫でる様子も。そして、試写会終了後に皇太子殿下との御懇談の後、福士さんのオフィシャルインタビューが行われた。
『旅猫リポート』特別試写会 概要
【日時】10月15日(月)【場所】丸の内ピカデリー
【登壇者】公益財団法人日本動物愛護協会 廣瀬章宏(敬称略)
【ご臨席】皇太子殿下、皇太子妃殿下、内親王殿下
<お出迎え>福士蒼汰、ナナ(猫)、三木康一郎監督
<オフィシャルインタビュー>福士蒼汰
【インタビュー内容】
Q1.本日、皇太子殿下、皇太子妃殿下、内親王殿下に映画「旅猫リポート」をご高覧いただきましたが、お出迎えをして、映画を一緒にご覧になりました。まずは今日の感想をお聞かせください。
A1.このような機会はなかなか無いので、少し緊張しましたが、一緒に映画を鑑賞することができてとても光栄です。
Q2.ご着席された後、お話しをされていたようでしたが、その時はどのようなお話をされたのですか?
A2.愛子様より、「ご自分がご出演されている映画を観るのはどんな気分ですか?」と聞かれました。そのご質問に対して「不思議な気持ちです。この映画は、自分が出演している映画ですが、客観的に感情移入して観ることができたのは初めてなので、とても不思議な気分でした。」と答えました。
Q3.上映中の三殿下のご様子はいかがでしたか?
A3.愛子様はナナや他の動物が登場するシーンでは笑顔になられているような場面が伺えました。皇太子妃殿下からは時折、笑い声も聞こえましたし、映画の終盤では、涙をこらえているようなご様子も伺えました。
Q4.ご懇談の時にはどのようなことをお話しされたのですか?
A4.まず、映画ご鑑賞いただいてすぐ、愛子様より「感動しました。」と仰っていただきました。そして、皆さんからは、ナナの猫の種類の話であったり、映画はどんな雰囲気の中で撮影したのか、などナナの話を中心にたくさんのご質問をいただきました。動物トレーナーの北村さんと僕で、皆さんのご質問に答えました。撮影の初めの頃は上手くいかないこともあり苦労したこと、それでもナナとの仲を深めていくうちに撮影を楽しめた思い出などを話しました。
Q5.お出迎えとご懇談時には猫のナナも同席していたとお聞きしましたが、ナナの様子はどうでしたか?
A5.お出迎えの時は、僕がナナを抱いていたので、皆さんナナを可愛いと仰って、撫でてくださいました。ご懇談の時は、ナナもケージから出て皆さんと一緒に居たのですが、ずっとおとなしく座っていました。時折、愛子様がおやつをあげていらっしゃって、ナナもとても嬉しそうでした。
Q6. 皇太子ご一家の飼い猫セブンや、他のペットのお話はありましたか?
A6. 猫や犬を飼われていると、ペットたちのお写真を見せていただきながらお話を伺いました。そして飼われている猫のお名前が“セブン”と“みー”というお話を伺って、愛子様が本作の主演猫が“ナナ”なので、お互い不思議な縁がありますね、と話をしていただきました。
Q7. 本日ご覧になった三殿下からどのようなお言葉をいただきましたか?
Q7. 皇太子殿下に「この映画をたくさんの方に観ていただきたいですね。」とお言葉をいただきました。
ストーリー
元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい猫好きの青年・悟に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。
とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探す旅に出る。
「さあ行こう。これは僕らの最後の旅だ」
悟とナナは、悟の小学校時代の親友、高校時代の初恋の人など悟がこれまでの人生で出会った大切な人たちを、順に訪ねていく。それは図らずも悟の人生をふりかえる旅となる。強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしく、切なく、あたたかい物語。
旅の終わりに明かされる、悟の「秘密」とは――
作品タイトル:『旅猫リポート』
出演:福士蒼汰、高畑充希(声の出演)、ナナ
広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介
前野朋哉 田口翔大 二宮慶多 中村靖日/戸田菜穂
橋本じゅん 木村多江 田中壮太郎 笛木優子
竹内結子
監督:三木康一郎
原作:有川浩 『旅猫リポート』(講談社文庫)
脚 本:有川浩 平松恵美子
音楽:コトリンゴ
企画・配給:松竹
公式サイト:http://tabineko-movie.jp/
コピーライト:(c)2018「旅猫リポート」製作委員会 (c)有川浩/講談社
10月26日(金)全国ロードショー