エーアンドイーネットワークスジャパン合同会社は、日本オリジナル制作番組「ザ・バイオグラフィー」の新エピソード「若田光一」を、「ヒストリーTMチャンネル 日本・世界の歴史エンタメ」(以後ヒストリーチャンネル)で、11月11日(日)に放送する。
「ザ・バイオグラフィー」は、アメリカの人気番組「Biography」の日本版で、A+Eジャパンが企画する「ヒストリー」ブランドのオリジナル番組。本シリーズは、日本に影響を与えた人々、誰もが知る功績を成し遂げた人物に焦点を当てて制作を行っている高質なエンターテインメント番組だ。初回の「コシノジュンコ」のほか、巨人軍最強の助っ人「ウォーレン・クロマティ」、夜の昭和史を照らし出した「山本信太郎&ニューラテンクォーター」に続く第4弾では、日本人宇宙飛行士「若田光一」が登場する。
本番組では、日本人として三番目の宇宙飛行士となり、数々の日本人初の偉業を達成してきた「若田光一」の宇宙への想いを、ISS宇宙基地開発の歴史を横軸に、幼少期のエピソードや家族の証言を交えて描き出している。次に宇宙に飛び立つ予定の同期「星出彰彦」宇宙飛行士や、NASAアジア担当者などが出演し、彼の人物像やその功績について客観的に語るなど貴重な映像満載の構成だ。
小さい頃から「空を飛びたい」という夢を持ち、飛ぶものならなんでも好きで、沢山の鳥を飼っていたという彼は、日本航空の整備士になることでその夢を実現する。その後、そのエンジニアとしての技術が、ISS(国際宇宙ステーション)建設のためのロボテックス操作に生かされ、日本人で初めて、ISS建設に携わることになるのだ。
ニュースでも大きく取り上げられたチャンレンジャー号、コロンビア号の事故に象徴されるように、宇宙開発はいつも危険と隣り合わせの究極のチャレンジだ。どんなに高度な技術が関わっていようと、そこに欠けてはならないのは、若田光一のように、純粋に夢を叶えたいと思う情熱だろう。その情熱はいつしか《日本人初となるISS船長(コマンダー)》、《合計4回の宇宙飛行》、《総宇宙滞在時間347日08時間33分という日本人最長記録保持者》という数々の輝かしい功績として形となり、2018年にはついに宇宙航空研究開発機構理事(有人宇宙技術部門長兼務)に就任し、次の宇宙飛行士の育成に当たる指導者となったのだ。
人類にとってまだまだ未知の領域であり、数々のエンターテインメント作品でも扱われるほど、常に人々の憧れやロマンをくすぐる象徴として存在し続ける「宇宙」。昨今も実業家・堀江貴文氏とベンチャー企業のロケット打ち上げ計画や、スタートトゥデイ社長・前澤友作氏の民間人初の月旅行計画など、ますます宇宙への注目は高まるばかりだ。
いよいよ人々が長年夢見てきた宇宙への到達が遂に現実的になってきた今、かつて人類で初めて月面に着陸した「ファースト・マン」=ニール・アームストロングさながらに、アジアの有人宇宙飛行の歴史とともに歩んできた「アジアのファースト・マン」=若田光一氏の軌跡を今こそご覧いただきたい。
ザ・バイオグラフィー「若田光一」
<ヒストリーチャンネル 日本・世界の歴史&エンタメ>にて放送
放送日時:11月11日(日)13:00 /18日(日)9:00/ 25日(日)20:00
協力:宇宙航空研究開発機構(JAXA)/アメリカ航空宇宙局(NASA)
番組サイト:https://jp.history.com/pgm/826/
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