初共演となる上白石萌音×山崎紘菜のW主演映画『スタートアップ・ガールズ』が、2019年に全国公開することが決定した。“スタートアップ”をテーマにした邦画は、日本初となる。
大学生にしてIT×医療で起業を目指す閃きの自由人・小松光役に挑戦するのは、2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞を受賞し、2014年、周防正行監督の『舞妓はレディ』で初主演を果たすと、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の賞を受賞。大ヒット映画『君の名は。』や、『ちはやふる』シリー ズ、『羊と鋼の森』など数々の映画・ドラマ・舞台に出演し、歌手としても幅広く活動する上白石萌音。また、大企業に勤め起業家への投資をするキャリア志向の女性・南堀希役を演じるのは、2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞を受賞。2012年、映画『僕等がいた』(2012/三木孝浩監督)にてスクリーンデビューを果たし、同年より、明治大学ラグビー部公式イメージキャラクター、2013年には第50回全国大学ラグビーフットボール選手権大会のイメージモデルに抜擢され4年間務めた。現在は、ファッション雑誌「JJ」レギュラーモデルとしても活躍。女優の枠を超えてドラマ・映画・モデルなど多岐にわたり活動している山崎紘菜。性格も服装も仕事に対する考え方も真逆な2人が、ぶつかり合いながらもビジネスパートナーとして、それぞれの未来を探していく。
そして本日、W主演の劇中写真が解禁となり、主演二人からコメントも到着した。光役の上白石はピンクの髪の毛が印象的で、独創的なキャラクターを想起させ、対する希役の山崎はキャリア志向が強そうなお硬い雰囲気を醸し出している。相反する性格の二人が本当にビジネスパートナーになれるのか。二人の作中での行く末が気になる写真となっている。
本作でメガホンをとるのは、2008年に西島秀俊、加瀬亮主演『東南角部屋二階の女』で監督デビューし、近年は、志尊淳、芳根京子主演『先輩と彼女』(2015)、映画『クリーピー』(2016/黒沢清と共同脚本)、趣里主演 『東京の日』(2015)を手がけている池田千尋。脚本は、2003年に初監督・脚本の『ある朝スウプは』が国内外で高く評価され、近年は、映画『ソラニン』 (2010/三木孝浩)、『100回泣くこと』(2013/廣木隆一)、『凶悪』(2013/白石和彌)、『坂道のアポロン』(2018/三木孝浩)などの脚本家として活躍する髙橋泉。そして本日、主題歌がASIAN KUNG-FU GENERATION「スリープ」であることも発表された。
以前よりASIAN KUNG-FU GENERATIONのファンであった池田監督が、若い世代が斬新なアイディアを持って新しい価値・市場を生み出していこうとする“スタートアップ”のテーマと、「スリープ」で印象的に歌われる歌詞 “新時代の胎動”に共鳴、主題歌として起用した。
ASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文もかねてから若い世代へ積極的にエールを送っているアーティストとして知られており、今回の主題歌起用はベストマッチングといえる。なお、この楽曲は、世界的な人気を持ち、日本人メンバーがいることでここ日本でも人気の高いイギリスのロックバンド“FEEDER”のグラント・ニコラスと“ASIAN KUNG-FU GENERATION”後藤正文との共作となる。
コメント
上白石萌音さん
並外れた頭の良さとクセの強い性格を持ち合わせた大学生の起業家、光を演じました。真っ直ぐで拘りが強すぎる性格であるがゆえに、なかなか人と上手く付き合えず理解されない不器用な子です。 光を演じるために髪の毛をピンクに染めました。監督と相談を重ねた奇抜な髪型とファッションで、驚くほど衝撃的な、新たな自分に出会うことができました。 そして、撮影前に実際にお話を伺った若手起業家の方々から、光の役作りにとどまらない、人生のヒントを沢山頂き ました。この映画も、何かを始めたい方の背中をぐっと押せる作品になっていたらいいなと思います。 光と希という正反対のバディが、ぶつかり合い影響し合いながら突き進んでいく姿を見守ってください。
1998年1月27日生まれ。鹿児島県出身。2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞を受賞し、NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国」 にてドラマデビュー。2014年、『舞妓はレディ』(周防正行監督)にて映画初主演を飾り、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞、第26回山路ふみ子新人女優賞、2014年度日本インターネット映画大賞ニューフェイスブレイ ク賞、日本映画ベストインパクト賞、2014年全国英連賞女優賞など数々の賞を総なめにして脚光を集める。2016年には大ヒットアニメーション映画『君の名は。』(新海誠監督)にて、ヒロイン:宮水三葉を演じ、同年、 歌手としてもデビュー。その他、主な出演作品として、映画『溺れるナイフ』(山戸結希監督)、『ちはやふる』 シリーズ(小泉徳宏監督)、『羊と鋼の森』(橋本光二郎監督)『泣き虫しょったんの奇跡』(豊田利晃監督) などがあり、2018 年はドラマ「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」、映画『アリータ:バトル・エンジ ェル』での主人公:アリータの日本語吹替、主演映画『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』の公開を控えている。
山崎紘菜さん
初めてこの映画のお話を伺った時「スタートアップ」という言葉がビジネス用語である事も全く知らなかった私です が、この映画に関わらせて頂く中で、同世代くらいの若い起業家さんが日本にも沢山いること、それを支える方も大勢いることを知りました。私の演じた役柄は、会社と、はちゃめちゃな取引相手(光ちゃん)の間で揉まれて揉まれて、時には振り回されて、仕事に奔走する女の子なのですが、きっと、働いている方や何かに全力で頑張っている方に、絶対に共感して頂ける悩みや葛藤が沢山あると思います。ですが、最後にはそれを全て吹き飛ばして「明日からまた頑張ろう」と笑顔になれるような映画になっていると思いますので、ぜひ楽しみに待っていて下さい。この映画が、これから何かを「スタートアップ」しようとしている全ての人に届きますように。
1994年4月25日生まれ。千葉県出身。2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞を受賞。2012年、映画『僕等がいた』(2012/三木孝浩監督)にてスクリーンデビュー、「高校入試」にてテレビドラマデビューを果たす。同年、明治大学ラグビー部公式イメージキャラクターをつとめ、翌年、第50回全国大学ラグビーフットボール選手権大会のイメージモデルにも抜擢。2014年には『神さまの言うとおり』にて初ヒロインを務めた。2016年からはファッション雑誌「JJ」レギュラーモデルとしても活躍し、国内のファッションイベン トにも出演。2018年の今年、ジャパンラグビートップリーグ 2018-2019 アンバサダーに就任。またラグビーワールドカップ 2019開催都市特別サポーター(東京)にも就任している。女優の枠を超えてドラマ・映画・モデルなど多岐にわたり活躍中。
ASIAN KUNG-FU GENERATION
1996年結成。後藤正文(vo.g)、喜多建介(g.vo)、山田貴洋(b.vo)、伊地知 潔(dr)による4人組ロックバンド。03年、Ki/oon Music (Sony Music Labels)からメジャーデビュー以降、コンスタントなアルバムリリースと積極的なツアー活動、ROCK IN JAPAN FES.、FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC等の大型フェスにも出演し、デビュー10周年記念ライブを地元横浜スタジアム2daysにて開催するなど、日本のロックシーンで確固たる地位を築き上げた。また、自らが主催するNANO-MUGEN FES.で洋楽アーティストを招聘したFESや、海外ツアーも行うなど、ワールドワイドな視点での音楽活動も続けている。2018年12月には9枚目のオリジナルアルバムとな る『ホームタウン』をリリース。後藤が描くリアルな焦燥感、絶望さえ推進力に昇華する圧倒的なエモーション、勢いだけにとどまらない「日本語で 鳴らすロック」でシーンを牽引し続け、世代を超えた絶大な支持を得ている。
公式サイト:www.asiankung-fu.com
作品タイトル:『スタートアップ・ガールズ』
出演:上白石萌音 山崎紘菜
主題歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION「スリープ」(Ki/oon Music(キューンミュージック))
脚本:髙橋泉
監督:池田千尋
宣伝:MUSA
配給:プレシディオ
公式サイト:startup-girls.jp
コピーライト:(c)2018 KM-WWORKS Ltd., All rights reserved.
2019年、全国公開