85歳にして現役の最高裁判所判事。異例のキャリアを邁進し続けるRBGことルース・ベーダー・ギンズバーグに女性監督が迫ったドキュメンタリー映画『RBG(原題)』は、5月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、恵比寿ガーデンシネマ他にて公開となる。この度本作が2019年2月開催の第91回米アカデミー賞において、長編ドキュメンタリー賞/主題歌賞の2部門にノミネートされた。
第91回アカデミー賞(R) 主要2部門ノミネート
・長編ドキュメンタリー賞
・主題歌賞 「I’ll Fight」
本作の主人公である、通称RBGことルース・ベーダー・ギンズバーグは、85歳にして現役の女性の最高裁判所判事。アメリカでは関連本が何冊も出版され、Tシャツやマグカップなどのグッズまで販売されるほどの抜群の知名度と人気を誇っている。本作は、現在のアメリカを作ったと言っても過言ではない、女性やマイノリティへの差別撤廃に緩やかに、しかし確実に寄与していった判例の数々と、ニューヨークはユダヤの家系に生まれ、苦学の末に上り詰めた彼女を支えた信念、そして愛情についても語られる感動のドキュメンタリー映画。劇中では元アメリカ合衆国大統領のジミー・カーターやビル・クリントンが彼女について語る姿も見られる。
米国では幅広い世代の支持により大ヒットを記録。映画批評サイト・ロッテントマト95%FRESHの高評価をマークするなど、全世界で熱い注目を集めている。長編ドキュメンタリー賞とともに、『アリー/スター誕生』、『ブラック・パンサー』らと並び、ジェニファー・ハドソンが歌う「I’ll Fight」が、アカデミー賞主題歌賞にノミネートされた。闘い続けるRBGの姿と重なる歌詞と、圧倒的な歌唱力による壮大なバラードが作品を締めくくる。
ストーリー
85才にして現役、職業・最高裁判所判事。異例のキャリアを邁進し続けるRBGことルース・ベーダー・ギンズバーグに女性監督が迫ったドキュメンタリー映画。1933年ニューヨーク、ブルックリン生れの彼女は、苦学の末コーネル大学を卒業。コロンビア大学法学部教授、コロンビア特別区連邦控訴裁判所の判事を経て、1993年、ビル・クリントン大統領に第107代アメリカ最高裁判事に任命される。小さな体に大きなメガネ、シャイな素顔を覆う巧みな法廷戦術と、マイノリティの権利のために訴え続ける姿が、今や彼女をサタデー・ナイト・ライブにも登場するアメリカのポップカルチャー・アイコンに押し上げた。
作品タイトル:『RBG(仮)』
出演:ルース・ベーダー・ギンズバーグ、ジミー・カーター、ビル・クリントン、バラク・オバマ
監督・製作:ジュリー・コーエン/ベッツィ・ウエスト
2018/アメリカ/カラー/英語/98分
原題:RBG
配給:ファインフィルムズ
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5月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、恵比寿ガーデンシネマほか公開