日本人の作品としては初めて『ナショナルジオグラフィック』誌の表紙を2度飾った世界的に有名な動物写真家であり、NHK-BSプレミアムで放送中の「岩合光昭の世界ネコ歩き」も大人気の岩合光昭が初めて映画監督に挑戦した映画『ねことじいちゃん』は2月22日(金)より公開となる。
主演は映画初主演となる落語家の立川志の輔。岩合監督からの「大吉さんは志の輔さんしか考えられない」という熱いオファーで67歳&64歳の初チャレンジの組み合わせが実現。ヒロイン役として柴咲コウが出演することでも話題となっている。
猫好きには見逃せない作品として注目を集めている本作。公開を前に、いち早く本作を見た猫好きとして有名な著名人や漫画家、猫イラストレーターなどから、続々と絶賛コメントが到着した。
CMや映画などで数々の名キャッチコピーを生み出してきたコピーライターで、「ほぼ日刊イトイ新聞」の主宰を務める糸井重里からは“温度を感じる映画”という独特の表現が飛び出し、医学博士で東京大学名誉教授の養老孟司からは「人生、忙しいばかりがいいわけじゃありませんね。」と、本作でのんびりとした島の暮らしを送る人間と猫たちをリスペクト。一方でSNSで日ごろから猫写真などを投稿し、猫ブームをけん引しているギズモさんらの飼い主からは、タマをはじめとした作中に登場する猫たちの動きやしぐさ、表情などに絶賛の嵐。見ているだけで心をわしづかみされたことがわかるコメントとなっている。
さらに、多くの猫好き漫画家からもイラストが大集合。その独特なタッチでリアルな猫マンガを描く兄妹ユニット・おぷうのきょうだい(「俺、つしま」作者)は、2枚にわたって島の多数の猫たちや、立川志の輔さん演じる大吉さんとタマの関係、島の住人たちとともに作品の見どころを所狭しと書き綴り、ドラマ化で話題になった「重版出来!」の作者・松田奈緒子からは、大吉とタマの散歩の様子が。そのほか、漫画家で、映画『夜明け告げるルーのうた』のキャラクターデザインも務めたねむようこや、「ワカコ酒」の作者・新久千映、「おいピータン!!」の作者・伊藤理佐など、幅広い層の漫画家からも愛あふれるイラストが本作のために集結してる。また、全イラスト&コメントが掲載されたチラシが2月1日(金)より全国上映劇場にて配布される予定だ(一部劇場を除く)。
美しい風景に美味しい食事、助け合い、笑い合い暮らす人々と、可愛くもたくましく生きる猫たちを描く、豊かで愛おしい猫と人間の物語。本作は、猫好きのみならず、すべての人たちが観たあとに「こんな島で猫たちと一緒に暮らしてみたい」と思ってしまうような作品に仕上がっている。
映画『ねことじいちゃん』著名人コメント※順不同、敬称略
■糸井重里(ほぼ日刊イトイ新聞 主宰)
あたたかいスープなのか、あたたかいほうじ茶なのか、あたたかい猫の体温なのか。
温度を感じる映画をつくりましたねぇ。
■養老孟司(東京大学名誉教授)
のんびりしました。タマがいいですねえ。最後の散歩のシーンは、本当によくできています。人生、忙しいばかりがいいわけじゃありませんね。
■村山由佳(作家)
心をやりとりするのに、つい言葉ばかりを頼ってしまいがちな私たち人間は、はなから言葉を持たない猫たちに、もっともっと多くを学ばなくてはいけないと思うのです。
■石黒亜矢子(絵描き)
ゆっくりと始まってだんだんと深く心の奥底に染み込んでくる島の猫と老人のお話。毎日毎日のくり返しの営みがとても大切に感じられる。自分ちの猫を抱っこして一緒に観たい愛しい映画です。
■南伸坊(イラストレーター)
さすがに映画だけあって、出てくる猫の顔がみごとでした。みんなカワイイ。猫がこんなに出てくる映画っていうのも、世界初じゃないですか?素晴らしいことですネ。
■猫組長(猫評論家)
ねことじいちゃんは、猫と人間の両方が主役の映画である。小さな島を舞台に移ろいゆく美しい四季と、そこに暮らす猫と人間のドラマ。岩合光昭監督による独特な映像は、観る者を優しい気持ちにさせるだろう。
■オーサ・イェークストロム(漫画家・イラストレーター)
原作が大好きで、映画をとてもワクワクしながら拝見しました。島に住んでいる猫ちゃんたちとお年寄りたち、どっちの方が可愛いかわからないぐらい両方への愛情に溢れている作品でした。
映画の中の生活は本当に幸せそうで、日本でも、私の母国スウェーデンでもお年寄りの方々はこういう生活をして欲しいな、と思いました。
■上川けい(雑誌編集者)
愛らしいほっぺ、くねくねと動くしっぽ、ふわふわの温かいおなか。”色気のある”猫の映像を見てすぐに「岩合先生が撮影したんだな」とわかる作品だ。また、”じいちゃん”と愛猫タマの触れ合いがなんとも心にささる。朝ご飯をつくるじいちゃんにタマが話しかけたり、布団まで起こしに来たり、一緒に散歩を楽しんだり。その光景が永遠ではないからこそ、”ずっと”見ていたくなる物語なのだ。
■マツオカユウ(ギズモさん飼い主/https://twitter.com/gizmo_neko)
開始5分でタマにメロメロになりました。手が!フォルムが!鳴き声が!可愛い!もちろん他にもたくさんの(本当にたくさんの!)素敵な猫さんたちが登場するので、推し猫を探しながら観るのも楽しそうです。
■くまお父(元保護猫くまおの飼い主/https://www.instagram.com/kumaomaru)
四季を巡って描かれる、猫達の生き生きとした姿が愛おしい!猫と人、愛情溢れる毎日が育む豊かさに、改めて気づかせてくれる映画です。タマに振り回されて嬉しそうな大吉じいちゃん、共感せずにはいられません!
■瀬戸にゃんちさ(無重力猫ミルコの飼い主/https://twitter.com/ccchisa76)
猫好きなら「あー。わかる!わかる!」と、共感するシーンがあるはず!猫の生き様。人の生き様。残るモノ。残されるモノ。毎日を丁寧に暮らしたいと思わせてくれる猫好き必見の映画。
■山口明((猫の)パンチョとガバチョの飼い主/https://www.instagram.com/pancho0002)
素敵な映画でした!猫さん達の仕草や表情を見て、顔はにやにや。
さらに物語にひきこまれて、胸がほんわかどきどき。猫達や家族と一緒に、日々暮らせる幸せを改めて感じる事ができる映画でした。たまさん、可愛い!
映画『ねことじいちゃん』寄稿イラスト ※順不同、敬称略
原作:「ねことじいちゃん」 ねこまき(ミューズワーク)著/KADOKAWA刊
Webサイト『コミックエッセイ劇場』にて連載中。2015年8月、KADOKAWAにて単行本化。2019年1月、待望の第5巻が刊行されたばかり。累計発行部数50万部を超える人気コミックねこまき氏は名古屋を拠点としながらイラストレーター【ミューズワーク】として活動中。コミックエッセイをはじめ、犬猫のゆるキャラ漫画、広告イラスト、アニメなども手掛けている。著書に『まめねこ』シリーズ(さくら舎)、『ちびネコ どんぐり』(ホーム社)、『しばおっちゃん』(実業之日本社)など。
ストーリー
2年前に妻に先立たれ、飼い猫のタマと暮らす大吉、70歳。毎朝の日課はタマとの散歩、趣味は亡き妻の残した料理レシピノートを完成させること。島にカフェを開いた若い女性・美智子に料理を教わったり、幼なじみの巌や気心知れた友人たちとのんびり毎日を過ごしている。しかし友人の死や大吉自身もいままでにない体の不調を覚え、穏やかな日々に変化が訪れはじめた矢先、タマが姿を消して―。
一人と一匹、生まれ育ったこの島で、共に豊かに生きるために下した人生の選択とは―?
作品タイトル:『ねことじいちゃん』
出演:立川志の輔、柴咲コウ、小林薫、田中裕子、柄本佑、銀粉蝶、山中崇、葉山奨之 ほか
監督:岩合光昭
原作:ねこまき(ミューズワーク)「ねことじいちゃん」(KADOKAWA刊)
脚本:坪田文
2018/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/103分
製作:「ねことじいちゃん」製作委員会
制作プロダクション:RIKIプロジェクト
配給:クロックワークス
公式サイト:http://nekojii-movie.com/
コピーライト:(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会
2019年2月22日(金)“猫の日” ROADSHOW
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