仏・アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門・クリスタル賞(グランプリ)受賞作品『夜明け告げるルーのうた』(17年)、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞受賞作品『夜は短し歩けよ乙女』(17年)、Netflixで全世界配信中の「DEVILMAN crybaby」など数々の話題作を世に送り出し、疾走感と躍動感に溢れる自由闊達な映像表現で、日本のみならず世界を魅了してきた鬼才・湯浅政明。活躍の勢いがとどまることを知らない湯浅監督待望の最新オリジナルアニメーション映画『きみと、波にのれたら』が6月21日(金)に全国公開となる。本作は、海辺の街を舞台に描かれる感動の青春ラブストーリーである。
若者を中心に絶大な人気を誇るダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太(雛罌粟 港)とドラマや映画、CMで幅広く活躍中の女優・川栄李奈(向水 ひな子役)の豪華W主演でも話題の本作だが、港とひな子に関わる重要なキャラクターを、現在最も勢いのある若手俳優の2人・松本穂香と伊藤健太郎が演じることが決定した。
松本穂香が演じるのは港の妹でぶっきらぼうな性格の高校生雛罌粟 洋子(ひなげし ようこ)。ブレイクの登竜門として位置付けられている、NHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」、TBS系列の日曜劇場「この世界の片隅に」では、オーディションで約3,000人の中からヒロインに大抜擢されるなど注目を浴びている若手女優。auのCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズでコミカルな演技も披露し、幅広い演技力で話題となっている。2019年1月からは主演ドラマ「JOKER×FACE」がスタートし、ドラマ・CMに大活躍中だ。昨年だけでも3本の映画に出演し、今年も続々と話題作への出演が決定している、今最も注目を集める若手女優である松本は本作が声優初挑戦となる。以前より声優に挑戦してみたいと語っていた松本念願の声優デビューが、鬼才 湯浅政明監督の作品で果たされる。慕っていた兄を亡くしてしまった妹という難しい役どころをどう演じるかご注目頂きたい。
伊藤健太郎が演じるのは 港の後輩で新人消防士の川村 山葵(かわむら わさび)。映画、ドラマに引っ張りだこの伊藤は、ドラマ「今日から俺は!!」での伊藤真司役の熱演が大きな話題を呼び、日本アカデミー賞2019年(第42回)新人俳優賞を受賞。先日発表された、オリコンが運営するエンタメ情報サイト「デビュー」の今年さらなる飛躍が予感される『2019年ネクストブレイクランキング』において、男優部門の第1位に選ばれるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの伊藤は、アニメーション映画への声の出演は本作が2作目。人懐っこい性格で消防士としてはまだ半人前の、港を慕っている後輩という役どころに挑む。
2人はJR東日本グループが1991年より展開する歴史ある大型キャンペーン「JR SKISKI」でも共演。スターの登竜門ともいえる「JR SKISKI」に、22年ぶりに男女Wキャストで起用されたことでも話題を呼んでいる2人が本作ではどんなコンビネーションを見せてくれるのか期待が高まるばかりだ。
第2弾キャスト&監督コメント
松本穂香さん/雛罌粟 洋子 <ひなげし ようこ>役
アニメの声優に挑戦してみたいとずっと思っていたので純粋にすごくうれしかったです。監督もおっしゃっていたのですが、この物語は自信のない人たちの話で、それぞれが何かを感じて、気付いて、前に進んで行くお話だと思います。起こってしまう事はすごく悲しいことなんですが、そこで立ち止まらずに、皆が前を向いて、すごくポジティブで観ている人をきっと元気付けられる素敵な映画になっていると思うのでたくさんの人に観ていただきたいです。
伊藤健太郎さん/川村 山葵 <かわむら わさび>役
湯浅政明監督の「カイバ」という作品が大好きで、独特の世界観や、ストーリーにはまっていたので、ご一緒出来ると聞いた時は純粋にうれしかったです! すごく切ないお話だと思いますが、観ている人達がどこか勇気付けられたり一緒にいる人を大切にしようと思えたり、色々考えさせられることの多い作品でもあると思います。全世代が楽しめる作品ですが、特に山葵のように、すごくもがいて頑張っているのに、仕事がうまくいかないとか、気持ちをうまく伝えられない人はたくさんいると思うので、そういった方々に観て頂けると嬉しいです。
湯浅政明監督
洋子と山葵も主人公達と同じようにテーマを体現している重要な役です。
洋子は感情とは裏腹に一番強がった、ともすればステレオタイプになりがちな役柄ですが、松本さんが演じることでずっと血の通った「らしい」キャラになりました。
山葵の方は素直で可愛らしい役柄ですが、情けない部分も多々あるので嫌われる可能性もありました。しかし伊藤さんが演じる事でとても愛すべき「感じのよい」キャラクターになっています。4人の活躍を早く見て欲しいですね。
キャラクター
雛罌粟 洋子(ひなげし ようこ):
港の妹。高校生。誰に対してもぶっきらぼうな態度を取る一方、兄を慕っている。
川村 わさび(かわむら わさび):
新人消防士で港の後輩。人懐っこい性格だが、仕事では失敗ばかりを繰り返し、消防士としてはまだ半人前。
-自信を持てずにいるすべての人へ-
鬼才・湯浅政明が贈る 感動の青春ラブストーリー
湯浅監督待望の最新作は、海辺の街を舞台にした、消防士の青年・港(みなと)とサーファーの大学生・ひな子の物語。スタッフは、脚本に『猫の恩返し』(02年)、『映画けいおん!』(11年)、『若おかみは小学生!』(18年)の吉田玲子。音楽を「リトルウィッチアカデミア」シリーズ、『夜は短し歩けよ乙女』(17年)の大島ミチルが担当。湯浅監督作品での活躍も記憶に新しく、日本アニメーション界に欠かせない存在の二人が本作でも強力なタッグを組む。監督が“したたかに生きなければという世の中で、純粋な主人公を波にのせてあげたいと思った”と語るこの作品は、そっとあなたの背中を押す物語。心に響くメロディにのせ、切なくも胸が熱くなる、感動の青春ラブストーリーがこの夏誕生する。
ストーリー
大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港(みなと)と出会い、二人は恋に落ちる。
お互いがなくてはならない存在となった二人だが、港は海の事故で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子が、ある日ふと二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。「ひな子のこと、ずっと助けるって約束したろ?」
再び会えたことを喜ぶひな子だが…。二人はずっと一緒にいることができるのだろうか?港が再び姿を見せた本当の目的とは?
作品タイトル:『きみと、波にのれたら』
出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎
監督:湯浅政明
脚本:吉田玲子
音楽:大島ミチル
アニメーション制作:サイエンスSARU
配給:東宝
公式サイト:https://kimi-nami.com/
Twitter:https://twitter.com/kiminami_movie
Instagram:https://www.instagram.com/kiminami_movie #きみ波
コピーライト:(c)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
6月21日(金)全国ロードショー!
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