『君の名前で僕を呼んで』の繊細な演技で世界中を魅了した、今一番ホットな男ティモシー・シャラメが出演する映画『ビューティフル・ボーイ』が4月12日(金)より全国公開となる。
8年という長い歳月をかけてドラッグ依存を克服し、今やNetflix「13の理由」の脚本家として活躍する人物と、彼を支え続けた家族の物語。音楽ジャーナリストの父親デヴィッドと、息子ニックがそれぞれの視点から描いた2冊のベストセラー回顧録が原作。製作は『ムーンライト』を世に送り出したブラッド・ピット率いるPLAN Bエンターテインメント。“人生は長い道のり。毎日、あらゆることが少しずつ良くなっていくんだよ”と優しく語りかけるジョン・レノンのメッセージは、そのまま父デヴィッドの心情とシンクロします。愛のちからで人は、何度でもやり直すことができると力強く胸に迫ってくる珠玉の人間ドラマである。この度、本作の日本オリジナル予告映像とポスタービジュアルが解禁された。
解禁されたポスタービジュアルでは、映画を象徴するその抱擁を父子それぞれの表情から捉える。2人に寄り添うように入る「すべてをこえて愛してる」というコピーが、父子の愛に希望を感じさせる、思わず大切な人を抱きしめたくなる そんなビジュアルが完成した。
予告映像は、作品のタイトルにもなっているジョン・レノンが当時5歳の愛息ショーンに贈った名曲「ビューティフル・ボーイ」をスティーヴ・カレル演じる父・デヴィッドが子守歌として優しく口ずさむシーンから幕を開ける。そこから一転、ティモシー・シャラメ演じる大人になった息子・ニックと、デヴィッドがダイナーで向き合うシーンに切り替わる。乱れた姿で、「恥ずかしいんだろ!自慢の息子がこんな姿になって」と父親へ叫ぶニック。お気に入りの音楽を一緒に聞いたり、ビーチで遊んだり、成長を一番近くで見守り、鮮やかな時間を共有してきた父と息子。しかし、そんな父子は、遊びの範囲に留めておくはずだったドラッグによって引き離されていく。もがき、闘う息子と、彼を愛し信じ続ける父。海外版オリジナル予告編の良さを生かしながらも、堕ちていく姿さえも美しいティモシー・シャラメと、無償の愛と慈しみを与えるスティーヴ・カレルの演技が、観る者の胸を締め付ける。
予告の最後は、本編で最も印象的な2人の抱擁と言葉で締めくくられる。通常、愛を伝える際の言葉として「I love you more than ANYTHING.」(他の何よりも愛している)が一般的なところを、あえて「I love you more than EVERYTHING」(すべてをこえて愛してる)と表現している台詞。そこから、「すべて(EVERYTHING)」というのが、いつしか2人の合い言葉となっていく様をニックの成長と共に見せる。父から息子へ贈る「すべてをこえて愛してる」というストレートな言葉が、胸に突き刺さる。また、冒頭のジョン・レノンの楽曲に加え、シガー・ロスの音楽も印象的で、エモーショナルな本作を感じることができる予告編となっている。
現時点(2019.1.22)までの主な受賞・ノミネート
■第76回 ゴールデン・グローブ賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ)ノミネート
■第72回 英国アカデミー賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ)ノミネート
■第22回ハリウッド映画賞 ブレイクスルー監督賞、助演男優賞(ティモシー・シャラメ) 受賞
■第23回サンディエゴ映画批評家協会賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ) 受賞
■第30回 パームスプリングス国際映画祭 スポットライト男優賞 受賞
■第54回シカゴ国際映画祭 最優秀長編賞 受賞
■第39回アスペン映画祭 Independent by Nature Award (フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン) 受賞
■第24回放送批評家協会賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ) ノミネート
■第25回全米俳優組合賞(SAG) 助演男優賞(ティモシー・シャラメ) ノミネート
■第17回ワシントンDC映画批評家協会賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ) ノミネート
■第29回シカゴ批評家協会賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ) ノミネート
■第3回オンライン女性映画批評家協会賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ) ノミネート
■第15回セントルイス映画批評家協会賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ) ノミネート
■第53回カンザスシティ映画批評家協会賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ) ノミネート
■第12回ヒューストン映画批評家協会賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ) ノミネート
■第8回オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー インターナショナル・アワード 助演男優賞(ティモシー・シャラメ) ノミネート
■第23回サテライト賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ)ノミネート
■第17回コロンバス映画批評家協会賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ)ノミネート
■第8回ジョージア映画批評家協会賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ)ノミネート
■第10回ドリアン賞 助演男優賞(ティモシー・シャラメ)ノミネート
■第34回(米・キャスティング協会が選ぶ)アルティオス・アワード スタジオ/インディペンデント作品(ドラマ部門) ノミネート
■第18回 大人のための映画賞 世代を超えた作品賞 ノミネート
■第43回トロント国際映画祭 ガラ部門 正式出品作品
■第66回サンセバスチャン国際映画祭 コンペティション部門 正式出品作品
『Beautiful Boy』本国批評
Los Angeles Times
「同世代の俳優の中でティモシーがダントツであることがこの映画で証明される」
VOGUE
「『君の名前で僕を呼んで』の時のようなエモーショナルな演技で、観客をまたも魅了する」
The Wrap
「カレルの演技が繊細。静かなる大傑作」
Variety
「最後の瞬間まですべて、真に迫っている」
Collider
「深く 心を奪われ 圧倒され 胸が張り裂ける 今の時代に存在すべき重要な作品」
ROLLING STONE
「感情を力いっぱい揺さぶられる。抵抗できない力強さ・・・忘れがたい!」
ストーリー
堕ちていく息子を、信じ続けた8年間。
ジョン・レノンの名曲が彩る 痛ましくも美しい愛と再生の記録。
成績優秀でスポーツ万能、将来を期待されていた学生ニックは、ふとしたきっかけで手を出したドラッグに次第にのめり込んでいく。
更生施設を抜け出したり、再発を繰り返すニックを、大きな愛と献身で見守り包み込む父親デヴィッド。
何度裏切られても、息子を信じ続けることができたのは、すべてをこえて愛している存在だから。ニックの再生への旅は始まったばかり・・・。父デヴィッドと、ドラッグ依存症だったが現在はNetflix「13の理由」の脚本家としても活躍する息子ニックがそれぞれの視点で書いた2冊のベストセラーノンフィクションを原作とした実話に基づく愛と再生の物語。
作品タイトル:『ビューティフル・ボーイ』
出演:スティーヴ・カレル、ティモシー・シャラメ
監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン (『オーバー・ザ・ブルースカイ』アカデミー賞外国語映画賞ノミネート)
脚本:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン/ルーク・デイヴィス(『LION/ライオン ~25年目のただいま~』)
製作:PLAN B (『ムーンライト』『それでも夜は明ける』)
提供:ファントム・フィルム/カルチュア・パブリッシャーズ/朝日新聞社
2018/アメリカ/120分/ビスタサイズ/R-15
原題:Beautiful Boy
配給:ファントム・フィルム
公式サイト:beautifulboy-movie.jp
コピーライト:(c) 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
4月12日(金)より TOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開
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