アイルランドの小説家オーエン・コルファーによるSFファンタジー小説「アルテミス・ファウル」シリーズを、ディズニーが映画化。これまでのディズニー作品には見ることができなかった、まったく新しい“ダーク・ヒーロー”が主人公となる映画『アルテミスと妖精の身代金』(原題:“Artemis Fowl”)は、2019年に日本公開となる。
原作「アルテミス・ファウル」シリーズは、全世界で発行部数2,500万部を超える児童文学小説の大ベストセラー。伝説的な犯罪一家に育った12歳の天才少年アルテミス・ファウル2世と、魔法とハイテクノロジーを駆使する妖精たちとの戦いを描いたファンタジー作品で、世界で翻訳され人気を博している。2001年の刊行開始当初は3部作の予定だったが、人気によって続刊。2012年に発表された8巻目「Artemis Fowl: The Last Guardian」で完結した。世界40か国以上で翻訳され“ニューヨーク・タイムズ ベスト・セリング・シリーズ”など様々な賞も受賞している。
注目の監督は2015年にディズニー実写版『シンデレラ』を手がけ、大成功を納めたケネス・ブラナーが務める。監督、俳優として活躍するブラナーは、1989年に映画『ヘンリー五世』でアカデミー監督賞と主演男優賞にノミネート。1995年には『世にも憂鬱なハムレットたち』でヴェネチア国際映画祭の脚本賞である金オゼッラ賞を獲得。『オセロ』『恋の骨折り損』などシェイクスピア作品の映画を数多く手掛けている。近年では、マーベルスタジオ『マイティ・ソー』、『オリエント急行殺人事件』など多彩な作品も手掛けており、そのクオリティに期待が高まる。
本作の物語は、一本の電話から始まる。ある日突然、アルテミスのもとにかかってきた電話――それは行方をくらませた父親を誘拐した犯人からのものだった!要求された身代金は1トンにも及ぶ<フェアリー・ゴールド>。父親を取り戻すべく、アルテミスはその天才的な頭脳で妖精たちの財産強奪を企てるのだが……。ディズニー×ダーク・ヒーロー。いまだかつてない新たな冒険ファンタジーの幕が上がる。
作品タイトル:『アルテミスと妖精の身代金』
監督:ケネス・ブラナー
原作:オーエン・コルファー「アルテミス・ファウル 妖精の身代金」(角川文庫)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
コピーライト:(c)2019 Disney Enterprises, Inc.
2019年秋公開